仕事の悩み

【新卒】初任給や平均月収はいくら?給料の手取りを東京と地方・学歴別で紹介

【新卒】初任給や平均月収はいくら?給料の手取りを東京と地方・学歴別で紹介

社会に出たばかりで右も左もわからない新卒だと、給料が仕事のモチベーションに直結しますよね。

  • 自分の手取りは平均に比べてどうなのか
  • 他の新卒は月にいくらもらってるのか

と気になると思いますし、もし自分の初任給がが平均や他の新卒より低いとわかると、今の会社で働き続けるべきか悩んでしまうでしょう。

もちろんやりがいも大事ですが、数字で明確に優劣がつくこともあり、できれば平均よりも他人よりも良い給料が欲しいと思うはず。

今回は、新卒の初任給の平均月収について、学歴別・地域別でご紹介。

社会人一年目の額面給与や手取りの違いや計算の仕方もわかりやすくまとめています。

現在の手取りが少なくて不安な方のために、節約や副業、転職方法も解説していますので、ぜひ参考にしてください!

新卒の初任給は平均226,000円!手取りは約18万円

お金をつまむ人

厚生労働省の「令和2年度 賃金構造基本統計調査の概況」を見ると、新卒(一般的な大卒)の初任給は平均226,000円という結果になっています。

男女別で具体的に見ると、

  • 男性・・・227,000円
  • 女性・・・224,600円

と、女性のほうがやや低いことがわかりますね。

額面給与と手取り給与の違い

前述した平均226,000円は、あくまで額面給与です。

そこから税金や保険料が引かれ、額面給与のおおよそ8割程度が手取り給与として、自分の手元に入ってきます。

額面給与

会社が従業員に支払う、各種手当を含めた金額の合計。給与明細には「総支給額」として記載される。

手取り給与

額面給与から税金や保険料などの各種控除額を差し引き、従業員が実際に受け取れる金額。

上記の各種控除額が差し引かれると、手取り給与は、額面給与のおおよそ8割ほどとなります。

つまり、新卒の初任給は

  • 全体平均・・・約180,800円
  • 男性・・・約181,600円
  • 女性・・・約179,680円

となります。

【学歴別】高卒・短大卒・大卒・大学院卒の初任給を比較

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」では、学歴別の初任給について、下記のような結果が出ていました。

高卒 短大卒 大卒 大学院卒
全体 167,400円 183,900円 210,200円 238,900円
男性 168,900円 184,700円 212,800円 239,000円
女性 164,600円 183,400円 206,900円 238,300円

こう見ると、やはり学歴が良いほど初任給も高くなることがわかりますね。

また、学歴を問わず、新卒の初任給は年々、増加傾向にあることが結果で示されています。

新卒の学歴別の初任給

引用元:厚生労働省

【地域別】東京と地方の初任給を比較

同じく厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」によると、初任給がもっとも高かったのが東京都の220,500円、もっとも安かったのが沖縄県の175,000円という結果でした。

上位・下位ベスト5を見てみると、やはり都市部のほうが初任給は高く、地方は低い傾向にあることがわかります。

初任給が高い地域ベスト5
東京 220,500円
千葉 211,700円
神奈川 210,800円
埼玉 210,400円
愛知 210,100円
初任給が低い地域ベスト5
沖縄 175,000円
宮崎 188,000円
秋田 190,100円
青森 190,200円
鳥取 191,200円

より給料が良い会社で働きたいと考えたら、みんな東京など都市部に行きたくなるのも当たり前でしょう。

たしかに都市部は平均月収が高い傾向にありますが、そのぶん地方に比べて物価や家賃も高くなります。

そのため、都市部で平均月収が多くもらえるからと、地方より余裕がある生活ができるわけではないと理解しておくべきでしょう。

給与計算に関わる各種手当と各種控除

額面給与と手取り給与は、計算で表すと以下のようになります。

額面給与(基本給+各種手当)-各種控除=手取給与

ここでは、それぞれどんな手当と控除があるのかを詳しく解説します。

額面給与に含まれる各種手当

額面給与には、基本給の他に、条件に応じて色々な手当が付与されます。

  • 通勤手当
  • 残業手当
  • 住宅手当
  • 営業手当
  • 役職手当
  • 資格手当
  • 家族手当

上記は、よくある一般的な手当です。

会社によって独自の手当制度を設けているところもあるので、自分の給料の内訳を正しく理解するために、自分の会社にはどんな手当があるか知っておくといいでしょう。

額面給与から引かれる各種控除

額面給与から引かれる各種控除には、以下のものがあります。

  • 所得税
  • 雇用保険料
  • 健康保険料
  • 厚生年金保険料
  • 住民税

どういう目的で支払っているものなのか、具体的に解説します!

所得税

個人の所得に応じて発生する税金です。

収入がある人は必ず払う義務があります。

基本的に企業に勤めている場合は、給与から天引きして会社が納税してくれることがほとんどです。

雇用保険料

雇用保険に加入するために必要なもの。

一定期間以上、雇用保険に加入すると、失業した際に失業保険を受給することができます。

健康保険料

ケガや病気で病院を利用した時に、医療費を負担してもらえる健康保険制度を受けるために必要なもの。

厚生年金保険料

厚生年金に加入するために必要なもの。

65歳になった際に年金を受給できたり、ケガや病気で障害を負う場合に年金給付を受けられます。

住民税

1月1日の時点で住んでる都道府県、市町村に対して発生する税金のこと。前年度の所得に応じて、今年に支払う税額が決められます。

社会人1年目では、前年にアルバイトで一定以上の所得があった場合を除いて住民税は加算されず、2年目からの加算となります。

新卒の手取りが少ない場合の対処方法5つ

ほとんどの求人は給与欄が額面で記載されています。

そのため、いざ働き始めて給料を支給された時に

「思ったよりも手取りが少なかった…」

と感じる方も少なくないでしょう。

生活でのやりくりに困ってしまった時は、下記5つの対処法が考えられます。

  • 実家暮らしをする
  • 固定費を削減する
  • 残業をする
  • 副業をする
  • 転職をする

それぞれ具体的に解説します。

実家暮らしをする

手取りが少ない場合は、実家暮らしをしながら貯金するのがもっとも効果的です。

地域や物件にもよりますが、一人暮らしと比べて月に5~7万円ほどのお金が浮くため、自由に使えるお金が増えます。

しかし、社会人としては完璧に実家のすねをかじるわけにもいかないので、いくらか生活費として実家に入れるなどはしたほうがいいでしょう。

月に3~5万円でも貯金に回せれば、1年間で30~60万円とそこそこの金額が貯められます。

「2年以内に実家を出る」など、コツコツ頑張っている姿を見れば両親も安心するでしょう。

 固定費を削減する

営業職でインセンティブがつくとかでない限り、新入社員はすぐに給料が上がりません。

そのため、金銭的な余裕を作るなら固定費を削減するのがおすすめです。

削減できる固定費の例
  • 実家暮らしをする(家賃)
  • 家賃が低いところへの引っ越し(家賃)
  • 外食を減らし自炊を頑張る(食費)
  • スマホを格安SIMへ変更する(通信費)

安い物件は、インターネット代が家賃に含まれているところや、駅から徒歩10分以上のところを狙うのがおすすめです。

不動産屋さんに相談すれば、家賃が低い物件や選ぶポイントをわかりやすく教えてもらえます。

食費は、鶏胸肉やもやしなど低コスパな食材を活用して自炊したり、お惣菜が安くなる時間を狙っていきましょう。

今はYouTubeなどで、安い・時短・美味しい自炊レシピがたくさん公開されてるので、料理が苦手な人でもあまり困りません。

通信費も、スマホを格安SIMに変更することで毎月3,000円前後に抑えられるので、不要なプランに加入していないかチェックしましょう。

固定費を1万円でも下げることができれば、そのぶん自由に使えるお金が増えるので、積極的に見直していきましょう!

残業をする

簡単に給料を増やすために、残業をするのも重要な手段の1つです。

特に新卒は覚えるべき仕事もたくさんあるので、残業をすることで仕事に対する理解度に周囲と差をつけることができます。

また、勤務時間が多少は過ぎてしまっても、タスクもなるべくその日のうちに終わらせるという意識で取り組むことで自分が成長するなど、お金以外のメリットが得られます。

残業をするメリット
  • 先輩や上司との会話が増える
  • 仕事が周囲より早く片付く
  • 仕事覚えが早くなる

残業代を稼ぎながら仕事熱心なアピールもできるので、一石二鳥と言えるでしょう。

また、転職を考えている場合も、残業を頑張ることで転職が有利になる可能性が。

20代のまだ体力がある時期だからこそできることと割り切って、積極的に残業に取り組むのも賢い選択と言えます。

ただし、残業をする上で注意点が2つあります。

  • 固定残業制度だと収入が増えない
  • 心身の健康を損なうリスク

固定残業制度とは、あらかじめ給料に一定時間分の残業代が含まれているシステム。

「たぶん残業することになるだろうから前もってお金を渡しておくね」と、先に残業代をもらっているということです。

例えば求人票に「月30時間の残業代を含む」と記載されていた場合、残業が30時間以内だと手取りは1円も増えません。

また、新卒は仕事のエネルギーをうまく調整できず、自分のキャパシティ以上に頑張ってしまい、体調を崩してしまう可能性があります。

お金のために健康を損ねてしまっては意味がありませんよね。

残業が月に45時間を超えると心疾患や脳血管疾患のリスクが高まると言われています。

健康じゃないとお金は稼げないので、自分の体力や気力をコントロールすることも大切です。

残業を利用する場合も「ほどほどに」を意識しましょう!

副業をする

残業以外で無理なく収入を増やすために、思い切って副業にチャレンジするのもいいでしょう。

  • ブログ
  • Webライター
  • 動画投稿
  • 動画編集
  • せどり
  • 写真やイラストの投稿

副業で月に2~3万円稼ぐことができたら年間で40~60万円の収入に。

ちょっとした中古車が買えるようなお金になります。

ちなみに僕は今、副業でもSNSの運用代行を受けていて、月に数万円(年60万円)ほどの副収入があります。

会社に頼らずに自力で稼いだお金には、言いようのない喜びを感じたものです。

副業を選ぶ際は、「好きなこと」か「得意なこと」のどちらかを活かせる分野に挑戦してみてください。

なぜなら副業は継続しないとお金にならないことが多いですし、苦手なことや辛いことは絶対に続かないからです。

最初はあまり稼げないかもしれませんが、コツコツと取り組むことで意外な収入源に化けてくれる可能性があります。

実際、副業のつもりでやっていたら本業の収入を超えてしまい、会社をやめて副業を本業にしたという方もたくさんいますからね。

それくらいの可能性を秘めていますし、大企業でも副業を解禁しはじめているくらいなのでチャレンジしてみる価値は大いにありますよ。

自力でお金を稼げるようになると会社に依存しなくなり、仕事でのストレスが軽減されます。

転職をする

今の手取りに大きな不満がある場合、転職を視野に入れるのもおすすめです。

会社にもよりますが、自分の給料を上げていくには相当の時間がかかりますよね。

ある程度の生活ができているならまだしも、すでに「生活するだけでギリギリな人」にとって、年単位で給料が上がるのを待つのは苦行のようなものでしょう。

そういう状況だとまともに貯金もできないですし、楽しいことにもお金が使えないので精神的にもギリギリの状況で仕事を続けることになってしまいます。

上の年代の会社員とは違い、今の20代は転職をすることが当たり前という考えですから、会社の給料に大きな不満がある方は転職も検討してみましょう。

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新卒の給料に関するよくある質問

ぶたの貯金箱
給料に関する疑問はなかなか人に聞きづらく、よく分からないままになっている部分もありますよね。

初任給が支払われるタイミングやボーナスの有無について詳しく解説します。

初任給が支払われる時期はいつ?

新入社員に初任給が支払われるのは、4月もしくは5月のどちらかになります。

時期に違いがあるのは、会社によって給与の締め日・支払日が異なるからです。

例えば15日締めの25日払いの場合、4月1日から15日まで働いた15日分の給料が同月25日に支払われることになります。

一方、月末締め15日払いの場合は、4月1日から4月末まで働いた給料が5月15日に支払われることになるでしょう。

どちらにしても、新入社員が給料を満額受け取れるのは5月の給料日ということですね。

給料日や貰える金額を勘違いしてしまうと、手持ちのお金の使い方を間違えてピンチに陥る可能性があります。

会社は給料の締め日と支払日を必ず明示しなければならない決まりになっているので、就業規則や通知書類をしっかりと確認しておきましょう。

 ボーナスはもらえるの?

新卒のボーナスは、夏と冬で金額に大きな違いがある会社がほとんどです。

例えば夏のボーナスの場合、4~6月は試用期間や仮配属の立ち位置であることが多く、もらえる金額は数万円程度とそこまで高くないのが一般的。

「これからたくさんボーナスが貰えるように頑張ってくださいね」という会社からのお気持ち程度、といったところでしょうか。

冬のボーナスに関しては給与の1~2ヶ月分を基本給に上乗せでもらえる会社が多いようです。

ただしボーナスの支給は法律で定められているわけではないので、ボーナスという仕組みそのものが設定されていない会社もあります。

ボーナスの有無や金額の仕組みは会社によって違うので、事前にしっかりと確認しておきましょう。

新卒で手取りが少ないなら転職エージェントの利用がおすすめ

新卒の初任給や手取りは、学歴や東京と地方などの地域で差があることがわかりました。

実際に給料を貰ってみないと分からないことも多いので、改めて現在の手取りや今後の給料について考える機会になったのではないでしょうか?

手取りが低くて悩んでいる場合は、副業にチャレンジして収入を上げたり、支出を見直して固定費を減らすといった対策が必要になります。

「そもそも給料が低いから会社を辞めたい」と思うようであれば、転職を視野に入れてみてはいかがでしょうか?

しかし、社会経験が短い中で転職先がブラック企業かどうかを見抜ける人は少ないですし、社会人1年目の仕事をこなしながら転職活動を1人で進めるのは難しいですよね。

手取りをもっと増やしたい人は、ぜひとも転職エージェントを活用してみてください。

転職エージェントならあなたの強みや希望を考慮して最適な企業を紹介してもらえますし、プロによる的確なサポートを受けることができます。

転職エージェントを活用して、心から納得できるキャリアを築いていきましょう!

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