「昼休みに仕事する人ってなんかうざい。頑張ってるアピール?」と思ってしまいませんか?
- こっちまで気疲れするから迷惑
- 昼休みは休めと言いたい
- でも気まずくなるのは嫌だ
結論を言うと、昼休みまで仕事をするのは労働基準法の視点からアウトの可能性があります。
そのため、当事者に働き方の改善を促すのがベターです。
この記事では、昼休みに仕事をする人がうざいと思ってしまう理由や、そういう人への対処法を紹介します。
- 昼休みも仕事をする人がうざい理由
- 昼休みも仕事をする人への対処法
この記事を読むことで、さりげなく昼休みは休んでほしいと伝え、働きやすい職場環境へと繋げられるようになります。
迷惑な人に悩まされず、リフレッシュできる昼休みを手に入れましょう。
昼休みに仕事はするな!うざい3つの理由
昼休み返上で働く人を「うざい」と感じる理由は次の3つです。
- 休憩が取りづらい雰囲気になる
- サボっていると勘違いされる
- 頑張っているアピールに感じる
昼休みを取らないのは協調性に欠ける行動で、周囲に悪影響を及ぼします。
うざいと感じる理由について具体的に解説しているので、ひとつずつ見ていきましょう。
休憩が取りづらい雰囲気になるから
昼休み返上で仕事を続ける人がいると、周囲も休憩に行きづらくなってしまいます。
「自分だけ休憩に行ってよいのだろうか」と後ろめたさを感じたり、サボっているような罪悪感を感じたりするからです。
例えば、上司が休憩に行かないと部下は以下の理由から休憩に入りづらくなってしまいます。
- 「何か手伝わなきゃ」と気を遣う
- 「後で悪口を言われる?」と心配
上司はただ仕事をしたいだけでも周囲は様々な憶測をし、事態が複雑になっていきます。
このように、昼休みに休憩をとらない人がいると、それに合わせて周囲も休憩を取りづらくなっていくのです。
仕事をしていないと勘違いされそうだから
昼休みに仕事をする人がいると、自分が仕事をしていないように見えて思えて、悪いことをしていないのに申し訳ない気分になります。
周りの人に仕事をしていないと思われて、社内のポジションや待遇に影響してしまうのも困りますよね。
仕事をサボっていると思われることで以下のような心配が生じます。
- 怠けている印象を与える
- 仕事を押し付けていると思われる
- 信頼できないと思われる
休憩を取らない人のせいで、正当に休憩をとっている人が損をするハメになるのです。
そのため、休憩をとらず仕事をしている人は、自分を「仕事をしていない奴」に見せるやっかいな存在として迷惑がられてしまいます。
仕事のアピールをしているみたいだから
昼休みまで働く人を見ると「仕事に一生懸命な自分」をアピールしているように感じ不快感を感じてしまいます。
なりふり構わず頑張ることがよしとされていた時代もありますが、今は効率重視の時代のため、違和感を感じてしまいます。
仕事を頑張っているアピールに不快感を感じる理由は以下の通りです。
- 自分が1番頑張っているマウント
- 一生懸命な自分に酔っている
- 上司や重役にこびている
常に休憩を取らずに仕事をする姿勢は「頑張る自分が好きな痛いやつ」と言う印象を与えてしまいます。
昼休みに仕事をするうざい人の対処法
昼休み返上で仕事をするうざい人への対処法は次の4つです。
- 労働基準法違反だと伝える
- 休憩が取れるようフォローする
- 管理職に相談する
- 人は人だと割り切る
他人のことを気にしてイライラし続けるのはもったいないので、対処法を参考にして心の平穏を保ちながら仕事をしましょう。
休憩時間返上の労働は違反だとさりげなく伝える
休憩をとらない人には、昼休みを返上して働くのは法律違反であると伝えましょう。
労働基準法第34条には以下が定められています。
労働時間が6時間を超える場合においては少なくとも45分、8時間を超える場合においては少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない
引用:厚生労働省
今後もお互いに気持ちよく働くために、さりげなく伝えるのがおすすめです。
タイミングを見計らい、昼休みを取らないと雇用主が罰せられることや、休むのも仕事のうちということを伝えましょう。
いつも頑張っていることへのフォローも忘れずに伝えることが大切です。
法律を根拠にすることで、誰も悪者になることなく昼休みをとるよう伝えられます。
休憩が取れるようにフォローする
昼休みを返上して働く人を職場全体でフォローし、休憩がとれるように持っていきましょう。
昼休み返上で働くにはその人なりの理由があるはずです。
- 効率的に動けず仕事が遅い
- 残業できない事情がある
- 雑談が苦手で仕事の方が気楽
- 仕事が大好き
などの事情を抱えている可能性があります。
「いつもお昼休みをとれていないようだけど、何か困っていることはある?」
と理由を聞き、歩み寄る姿勢を見せましょう。
その人の事情を理解し協力することで、職場全体の雰囲気も良くなります。
個人の問題として扱うのが難しい場合は、職場全体の問題と捉えてフォローし、みんなで休憩が取れるように考えていきましょう。
職場を管理している上司に相談する
昼休みに仕事をする人のせいで困っている旨を、管理者である上司に相談しましょう。
職員の休憩時間について上司が把握していない可能性があるためです。
昼休みを取らずに仕事をすることは、労働基準法に違反する可能性があるため、相談という形で報告を済ませておくことが望ましいです。
上司に相談することで、以下のようなメリットがあります。
- 上司が一緒に対応策を考えてくれる
- 上司が直接話をしてくれる
職場の風土に影響を及ぼしている場合は、あなた一人で解決できない問題です。
一人で悩んだりイライラしたりせず、気軽な気持ちで上司に相談してください。
【気にしない】人は人、自分は自分と割り切る
「人のことは気にしない」と割り切って気にしないように心がけましょう。
昼休みのたびに「うざいなぁ…」とイライラしていると、自分がリフレッシュできなくなります。
休憩をとらずに仕事をしてしまうのは相手の課題です。
- 相手の課題に足を踏み込まない
- 相手の選択に責任を負わない
以上2点を意識し、「人は人、自分は自分」と割り切って過ごしましょう。
同じ空間にいるのがストレスであれば、席をはずして休憩するなど、工夫して心身を休めるのがおすすめです。
相手を気にせずゆっくり休憩をとることで、午後の仕事のパフォーマンスも上がります。
人は人と割り切って過ごし、いちいち気にしないのが自分のためになります。
まとめ
今回は、昼休みに仕事をする人をうざいと感じる理由と、対処法について解説しました。
- 昼休みの仕事はチームワークを乱す
- 休憩取得は同僚のためでもある
- 昼休みに仕事をするのは法律違反
- 昼休みをとらない事情に歩み寄る
- 時には割り切りも大事
昼休み中に休むのは労働者の義務でもあります。
仕事が遅くて休憩が取れていないのであれば、仕事が遅い人にかける言葉を参考にフォローしていきましょう。
昼休みにも仕事をする人の問題は、職場全体で見直すべきことです。
一人で悩みすぎず周囲に相談することで、みんなが働きやすい職場に繋がっていきます。