仕事の悩み

上司にLINEで挨拶する際の例文!お疲れ様ですに続ける返信文面と終わり方

上司にLINEで挨拶する際の例文!お疲れ様ですに続ける文面と終わり方

「上司にLINEをしなきゃいけないけど、失礼にならない文面ってどんなもの?」と悩んでいませんか?

  • 上司とライン交換し最初の文面は?
  • お疲れさまですの後の続け方は?
  • 上司とラインで返信の例文は?
  • 上司とLINEするときのマナーは?
  • どうやって終わらせよう?

LINEは、使い方次第で印象を上げることも下げることもできるコミュニケーションの1つです。

本記事では、上司にLINEで挨拶する際のマナーや例文を紹介しています。

LINEのマナーを心得ると、上司との距離感を縮められ、仕事をスムーズに進めるツールとして有効活用できます。

この記事で紹介するマナーや例文を身に付け、上司と良好な信頼関係を築きましょう。

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上司とのLINEで気を付けるべき4つのマナー

上司とのLINEでは、4つのマナーに注意する必要があります

  • 既読スルーはしない
  • 送信する時間帯に気を付ける
  • 正しい日本語や敬語を使う
  • 自分の名前は添える

これらのマナーを心得え、気持ちの良いコミュニケーションツールとしてLINEを利用していきましょう。

既読スルーはしない

LINEのビジネスマナーとして、既読スルーは厳禁です。

上司とあなたは友人ではありませんので、何かしら仕事の用事があり連絡していると捉えましょう。

  • 確認事項がある
  • 個別に聞きたい内容がある

仕事のメールは、気が付いたらすぐに返信するのが鉄則です。

LINEの通知に気づいたら、すぐにまともな返信がえきない場合でも何かしらのリアクションをしておくと上司も安心です。

「承知しました。今社外なので戻り次第確認します」

「打ち合わせ中ですので○時までに確認して返信いたします」

今自分がどんな状況なのか、簡単でいいので伝えておけば既読スルーにはなりません。

返信を待たせている時間は、上司の仕事時間を奪っているのと同義です。

理解の表明として「承知しました」と送信したり、すぐに返信できないときは連絡可能な時間帯を送信したりして、既読スルーしないように注意してください。

送信する時間帯に気を付ける

上司へのLINEは、常識的な時間内に送信するのがマナーです。

お互いの心身の健康やパフォーマンスを高めるために、就業時間外はなるべく送信を控えましょう。

送信時間のポイント
  • 上司とのメールは業務の一環になる
  • 終業時間が過ぎたら送信しない
  • 夜分に送信した理由を記載する
  • 手間を省くため簡潔に記載する

緊急性のある要件の場合でも、21時までに送信するのが望ましいです。

上記のような配慮を伝えることで、お互いの心理的な負担感を軽減しマナーが悪い部下と思われません。

返信する際は、本当に時間外や夜分に必要な連絡なのかよく考えてから送信しましょう。

正しい日本語や敬語を使う

上司へのLINEでは若者言葉や流行り言葉は使用しないようにしましょう。

LINEは距離が近くなりがちですが、あくまで業務上の連絡であり親しい中でもきちんとした敬語を使うのが好ましいです。

  • よろしかったでしょうか
    →よろしいでしょうか
  • 私的には
    →私としましては
  • 了解しました
    →承知しました

正しい日本語を使用できると、礼儀正しく信頼できる印象を与えます。

送信する前に一度見直し、仕事のけじめを持つよう心がけましょう。

自分の名前は添える

上司にLINEをする際は、文末に自分のフルネームを添える必要があります。

  • 名刺と違う名前で表示
  • 旧姓やニックネームで表示
  • どの「鈴木」かわからない

プライベートのアカウントを使用する場合、表示名と相手の認識が一致しない可能性もあるでしょう。

LINEの書き出し

お疲れ様です。

〇〇事業部の〇〇(フルネーム)です。

日ごろの習慣でつい名前の記載を忘れがちですが、関係性が密ではない上司とのやり取りではフルネームを添えるのが親切です。

上司にライン最初の書き出しは「お疲れ様です」でいいの?

上司とLINEを交換し、最初の挨拶は基本的に「お疲れ様です」で問題ありません。

しかし、社内と社外で違いがあるため、使い分けが必要です。

  • 社内の上司にLINEする場合
  • 社外の目上の人にLINEする場合

それぞれを例文付きで解説していきます。

社内の上司にはお疲れ様ですで問題なし

社内の上司にLINEする場合は「お疲れ様です」の書き出しが一般的です。

お疲れ様です。
営業部の鈴木太郎です。
○○の件をご報告いたします。

「お疲れ様です」は上司に使っても失礼にあたらない表現です。

最初に要件を述べ、上司の手間をとらせないよう簡潔にまとめる必要があります。

「お疲れ様です」の挨拶で上司に労いを伝え、要件を伝える際のクッションとして使用していきましょう。

社外の目上の人には要注意

社外の目上の人には「お世話になっております」の書き出しが望ましいでしょう。

  • お世話になっております
  • 先日はありがとうございました

社外の上司に対して、労いとして「お疲れ様です」を使用するのは失礼にあたります。

丁寧な言い回しを心がけましょう。

株式会社〇〇

〇〇様

いつもお世話になっております。
○○社営業部の鈴木太郎です。
○○の件をご報告いたします。

社外の人とは、自分が会社の顔としてやり取りをすることになります。

上記のように言い換え、失礼のないように注意しましょう。

【例文】上司にLINEで挨拶|場面別に紹介

上司への挨拶を以下の4つの場面に分けて紹介していきます。

感謝を伝える場面や自己紹介を兼ねた挨拶などを想定し、例文付きで解説していきます。

例文①お世話になっている直属の上司にLINEで挨拶

お世話になっている上司には、日ごろの感謝をLINEで伝える機会が多くあります。

  • 指導してもらったお礼
  • ご飯に連れてってくれたお礼
  • ミスをカバーしてくれたお礼

上司はあなたのために動いてくれていますが、あらためて感謝の意を文面で伝えるやはり上司も嬉しい気持ちになります。

しっかりお礼を伝えることで、これからも部下のために上司も頑張ってくれるのです。

【例文】

お疲れ様です。

先日は相談に乗っていただきありがとうございました。
山田さんからの助言で今回のプロジェクトを無事に完遂できました。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。

ポイントは、どんな助言がどんなふうに役立ったか具体的に記載することです。

信頼関係を深め仕事を円滑に進められるため、LINEを使い積極的に上司に感謝を伝えていきましょう。

例文②上司の上司にLINEで挨拶

上司の上司にLINEで挨拶する場合は、より丁寧な文章と自分の所属部署や肩書きを記載するようにしましょう。

  • 関わりが少なく顔と名前が一致しないのを防ぐ
  • 今後お付き合いする機会も増えるのでしっかり挨拶する

関わりがない人だからこそ、あなたがLINEでしっかり挨拶をすれば相手に名前を覚えてもらうチャンスにも繋がります。

今後も会社で頑張りたいと思っている人であれば、上司の上司とLINEで繋がれるのはかなりラッキーなことです。

LINEのポイント
  • 所属部署や肩書き
  • 一緒に携わっている業務
  • 一緒に参加した食事会

ポイントを押さえた例文

〇〇部長

お世話になっております。

営業部で課長を務めている鈴木太郎です。
先日は○○の会議にご参加いただきありがとうございました。
次回の○○について、予定が分かり次第ご連絡いただけると幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。

上記ポイントをしっかり押させて、上司の上司が自分のことを把握しやすいよう要件を伝えましょう。

例文③新入社員が初めて上司にLINEで挨拶

新入社員の初めての挨拶は、簡単な自己紹介を兼ねたLINEを送信しましょう。

  • 上司がどんな新人なのか把握できる
  • 自分の事を知ってもらうチャンス
  • 情報共有のため

配属先に適したプロフィールを添えることで、上司との会話の糸口になります。

また、仕事に対しての真摯な姿勢をアピールすることで、上司に好印象を与えられます。

〇〇課長

はじめまして。

4月1日より営業部に配属となりました新入社員の鈴木太郎です。
○○大学では○○を専攻しておりました。
自身の学びを活かし、少しでも会社に貢献できるよう精進いたします。
至らぬ点も多いと存じますが、ご指導よろしくお願いいたします。

お互いに気持ちよく仕事をしていくため、謙虚な姿勢で挨拶をしましょう。

例文④部署異動に伴いお世話になる上司にLINEで挨拶

異動先の上司への挨拶では、これまでの経験や今後の抱負を挨拶に添えましょう

4月1日より広報部から営業部に異動になる鈴木太郎です。
営業部では○○の業務を担当予定です。
これまでの○○の経験を活かし、営業部に貢献できるよう励んでまいります。
何卒よろしくお願いいたします。

上司に事前に情報を与えることで判断材料が増え、異動先での自分の役割や立ち位置をみつけやすくなります。

  • 異動先で適性のある業務
  • これまでの経験から得た強み

新しい環境になじみやすいよう、異動挨拶には経験や今後の抱負を添えておきましょう。

上司とのLINEの終わり方!自分から終わらせる方法

上司とのLINEの終わらせ方として3つの方法を紹介します。

  • お礼で終わらせる
  • 了解の挨拶で終わらせる
  • スタンプで終わらせる

以下で詳しく解説するので、上司との関係性や状況に合わせて使用してください。

お礼で終わらせる

自分からLINEを終わらせるには、感謝の気持ちを伝える方法があります。

この度はフォローいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

定型的な締めくくりの挨拶となり、上司も終わりを把握しやすい文面です。

上司から「こちらこそよろしく」等の返信があった場合は、「失礼します」等の一言を送信して終わらせましょう。

感謝の気持ちを伝えることで、お互いに気持ちよくLINEを終了できます。

承知しました。かしこまりました。で終わらせる

了解の挨拶でLINEを終わらせる方法も好印象を持たれます。

○○の件、承知しました。
何卒よろしくお願いいたします。

連絡事項が伝わったと把握でき、上司に安心感を与えられます

了解しましたはNG

よく使う「了解しました」は同等や目下の立場に使う言葉。

上司には「承知しました」「かしこまりました」と返信しましょう。

また、終わり方としても自然であり既読スルーにならず、礼儀正しい印象を与えられます。

どう終わらせたらいいか迷っている人は積極的に使ってみましょう。

仲良し上司限定!スタンプで終わらせる

仲の良い上司には、スタンプを利用する方法があります。

  • 了解の挨拶後にスタンプ
  • 感謝の挨拶後にスタンプ

フランクな印象を与え、上司も気負わずLINEを終えられます。

この場合は上司用に敬語のスタンプを準備しておくのが最適です。

しかし、スタンプだけで終わらせるのは失礼にあたるため、必ず自分の言葉の後にスタンプを送信しましょう。

まとめ

今回は、上司とのLINEのマナーや文面、終わらせ方について解説しました。

  • 既読スルーはしない
  • 遅くても21時までに送信する
  • 正しい日本語や敬語を使う
  • 所属部署やフルネームを添える
  • 社外では「お疲れ様です」はNG

マナーさえ心がければ上司とのLINEのハードルが下がり、気軽に利用できるようになります。

ぜひ本記事で紹介している例文を参考にし、気持ちのよい挨拶や終わり方で、上司と良好な関係を築いていきましょう。

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