いつも同僚の仕事を手伝ってあげてるのに、私が忙しいときは手伝ってくれなくてイライラする。
こんな気持ちになっていませんか?
結論をお伝えすると、仕事を手伝ってくれない心理を理解すれば、相手への期待感が薄れて気持ちが楽になります。
本記事では、手伝ってもらうけど手伝わない人の特徴や、イライラしたときの解決方法を紹介します。
- 手伝ってもらうけど手伝わない人の心理
- 手伝わない人の特徴5つ
- 手伝ってもらえなくてイライラしたときの考え方
あなたが、せっかく手伝ってあげても困ったときに手伝ってくれないと、残念な気持ちになりますよね。
イライラして職場の人間関係を壊してしまっては今後の仕事に大きく影響が出てしまいます。
手伝わない人の心理を知って、あなたの気持ちを楽にしていきましょう。
手伝ってもらうけど手伝わない人の心理
手伝ってもらうけど手伝わない人は、基本的にあたなと違う考え方をしています。
- 手伝う必要はないと考えている
- 自分の仕事だけして何が悪い
- やりたくない仕事だから手伝わない
- 断られると嫌だから声掛けできない
- 仕事に対する考え方の違い
手伝わない人の心理を理解すると、仕方ないのかなと割り切れるようになりイライラする回数も減るでしょう。
手伝ってもらうけど手伝わない人の5つの心理について解説していきます。
手伝う必要はないと考えている
仕事を手伝わない人は、協力して仕事を進める姿勢が苦手です。
- 仕事は一人で進めるもの
- 協調性がない
- プライドが高い
上記のように「仕事は一人で進めるもの」と考えていたり、協調性がなく他人と協力して仕事を進めるやり方を苦手としている人が多いです。
また、仕事に対するプライドが高く「自分は手伝って欲しくないから他人も同じ考えだ」と思っている人もいるので注意してください。
僕は人に仕事を手伝って欲しくないし、人の仕事を手伝う気もない。でも仕事ってそういうものでしょ。
— 安成ヤスナ (@yas7riyas7) November 6, 2014
このように、仕事は一人で進めるものとしてとらえているのであなたの仕事を手伝う必要はないと考えているでしょう。
自分の仕事だけして何が悪い
仕事を手伝わない人は、自分の仕事だけこなしていればいいと思っている人や、他人の仕事に興味がない人が多いです。
- 自己中心的
- 与えられた仕事しかしない
- 損得で仕事をしている
与えられた仕事以外はやる必要を感じていないので、メンバーが困っていても興味がありません。
このように、仕事を損得でしか判断できない人もいるので注意が必要です。
自分の仕事しかしない人の対処法は以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
やりたくない仕事だから手伝わない
仕事を手伝わない理由に、仕事んの難易度が高く、引き継ぎが大変で手伝えない場合があります。
- 引き継ぎが大変な仕事
- スキルが必要な仕事
- 仕事自体がキライな人
このように引き継ぎが大変な仕事や、特別なスキルが必要な仕事は手伝ってもらえない可能性が高いです。
「手伝わない」というより「手伝えない」と言ったほうがいいかもしれませんね。
断られると嫌だから声掛けできない
仕事を手伝う気持ちはあるけど、断られるとイヤだと感じている場合があります。
特に下記のような性格の人は、自分から声かけできない性格なので、手伝ってもらえない可能性があります。
- 気が小さい
- 心が傷つきやすい
- 自分からアプローチできない人
気が小さく、メンタルが弱い人は「断られるとイヤだな…」と感じやすいので、あなたが困っていても手伝いません。
しかし、あなたの方から「この仕事を手伝ってくれませんか?」と優しく声をかけてあげれば、こころよく仕事を手伝ってくれます。
手伝わな人の中には、声をかける勇気がない人もいるので、あなたから歩み寄ってみてください。
仕事に対する考え方の違い
仕事を手伝わない人は、そもそも仕事は自分一人で片付けると考えている人もいます。
- 完璧主義者
- 段取りを決めている
- 仕事へのこだわりが強い
世の中にはいろんな性格の人がいるので、同僚の性格もしっかり観察した方が良さそうです。
チェック手伝いましょうか?と聞くと必ずやんわり遠慮してくる人が、実は手伝って欲しくないと思ってる事を知りました。
仕事の手法を見てると私と正反対。
時間をかけて目視でじっくり確認しないと安心できない。
Excelでチャチャっとデータとデータ合ってるかな〜の私は信用できないらしいです😢— ike (@ike26408207) July 12, 2021
手伝ってもらうけど手伝わない人の特徴
いつも仕事を手伝っているのに、手伝わない人の特徴とは下記5つが挙げられます。
- 仕事が遅い
- 自分のことで手一杯
- 仕事全体の状況が把握できていない
- 気が利かない
- 早く帰りたい
手伝わない人の特徴を理解すると、相手に合わせた対応をすることができます。
このような悩みを抱えている方も多いとは思いますが、相手を理解でないまま仕事を続けてしまうと、人間関係まで悪化させてしまうでしょう。
仕事が遅い
仕事が遅い人は、自分の仕事をこなすだけで精一杯なので、手伝ってもらっても手伝うことができません。
- 仕事の効率がわるい
- 慎重にこなしている
- やり方がわからない
上記のように、仕事を覚えたばかりでやり方がわからない人や、ミスをしないように慎重にこなしているので、あなたの仕事を手伝う余裕がないのです。
あなたが忙しそうにしていても、自分のノルマをこなさなければ手伝えないことが事実。
仕事が遅く、あなたの仕事を手伝えないので、お互いがもどかしい気持ちを抱えているのではないでしょうか。
自分のことで手一杯
自分の仕事で手一杯の人は、忙しすぎてあなたを手伝う余裕がありません。
特に下記のように性格の人は抱えすぎてしまうので、仕事の割り振りにも注意したいところ。
- 仕事を抱え込む性格
- 仕事量を把握できていない
- 仕事を断れない
無理な仕事でも頑張ってこなそうとするので、どんどん仕事が溜まってしまいます。
そのため他人の仕事を手伝う余裕がなく手一杯になっているので、仕事量の調整をしてあげる必要があります。
仕事全体の状況が把握できていない
手伝ってくれない人の中には、職場のメンバーがどんな仕事をやっているのか把握していない人もいるでしょう。
- まわりの状況が読めない
- 空気が読めない
- 仕事を把握していない
周りが忙しそうにしていても、あまり気にならないので、空気が読めない性格の人が多いです。
また、マイペースに仕事をこなすタイプなので、人の仕事よりも自分の仕事を優先する傾向にあるので、あなたの仕事まで見えていません。
気が利かない
仕事を手伝わない人の特徴に、相手の気持ちを察する能力が低いことがあります。
相手が何をして欲しいか理解できないので、直接手伝って欲しい仕事を言ってあげないと伝わりません。
- 相手の気持ちがわからない
- 言われないと気がつけない
- マニュアル通り
誰かに言われるまで、どんな仕事をすればいいのか分からないので、手伝う気が起きないのでしょう。
気が利かない性格の人は、相手の気持ちを理解するまで時間がかかるので、「手伝って欲しい」と素直に言ってあげれば良好な関係を作れます。
早く帰りたい
仕事を手伝わない人は、仕事後に用事があるので残業にならないように調整しているのでしょう。
- 残業はしたくない
- 仕事終わりに用事がある
- 共働きで子供のお迎えがある
例えば共働きで子育てをしている場合、子供のお迎えなどで残業にならないように仕事内容を調整して働いています。
また、スキルアップのために習い事をやっている人も、早く帰ってプライベートを充実させるために、他人の仕事までは手伝わない傾向にあります。
それぞれ生活環境は違うので、残業してまで手伝ってほしい仕事があれば上司に相談するのが一番です。
自分の仕事しかしない人の理由
自分の仕事しかしない人は以下のような理由で働いています。
- 手伝ったところで給料は変わらないから
- その人のためにならないと考えているから
- 手伝うことを期待されてしまうから
- 上司からの指示もないから
仕事に対するドライな考え方から、メンバーの仕事を手伝わないように心がけているパターンもあります。
手伝ったところで給料は変わらない
仕事を手伝わない人の理由に「手伝ったところで給料は変わらないので頑張りたくはない」との理由があります。
下記のように「仕事を手伝っても給料は変わらない」という悩みを持った口コミもありました。
仕事って、自分の仕事だけすればいいものですか? 小さな会社なので自分は忙しい時には人の仕事を手伝うこともあります、だけどそれを気にせずに自分の仕事だけしている人がいます。 同じお給料なのになんだか自分 が損をしているような気がしています。手伝いをするのは普通だと思うのですが、私はお人好しなだけでしょうか?
引用:yahoo!知恵袋
同じ給料をもらっているのに、自分の仕事しかやらない人の方が得をしているように感じてしまいますよね。
しかし、仕事を手伝えば人間関係を良好に保つメリットもあるので、楽をするだけが全てではありません。
その人のためにならないと考えている
仕事を手伝わない理由に、部下教育のため「あえて難しい仕事を任せているので手伝わないと」考えています。
- 教育のため
- 責任感を待たせる
- 自主性を養うため
難易度の高い仕事を上司が手伝ってしまうと、部下の成長につながりません。
最低限のアドバイスだけして、あなたの自主性を養わせるために、あえて手伝わないようにしているのではないでしょうか。
あなたに、仕事の達成感を味わって欲しいという上司の心使いです。
自己成長のためと割り切って頑張りましょう。
手伝うことを期待されてしまうから
仕事を手伝わない人の特徴に、あなたの手伝いを期待してしまい「いつも助けてくれるから大丈夫かな」と思う人も多いです。
相手は仕事を手伝ってもらうことに慣れてしまうと、あなたの仕事を手伝ってくれなくなります。
職場で自分が良くする人はちゃんと仕事してる人にしてる。
ずーっと喋ってて仕事しない人が忙しくなっても手伝わない🙄
やってもらって当然だと思ってるから。
これをチームワークや助け合いって言われると違うでしょってなる。— ヘーガー🍂🍁🌾🍄 (@hager250) November 15, 2022
相手の仕事ばかり手伝ってしまうと、期待されてしまい自分の仕事ができなくなってしまうので、ほどほどに手伝う方がいい距離感で付き合えます。
上司からの指示もない
上司から、自分の仕事は確実にこなす指示が入っているときは、メンバーの仕事でも手伝わない状況にあります。
- 指示待ちの人
- 指示された仕事以外やらない
- 会社の風習
指示待ちの人や、指示された仕事しかやらない人もこのタイプです。
また、残業削減によりメンバーの仕事は手伝わないようにしている会社もあります。
個々のスキルを尊重するあまり、上司から自分の仕事に徹するよう指示を受けている場合もあるので、与えられた仕事を全うするしかありません。
【手伝ったのに手伝わない】イライラしたときの考え方
手伝わない相手にイライラして関係を壊して後悔する前に、下記の3つの対処法を理解しておきましょう。
- 手伝っても見返りを求めない
- 相手から言われるまで手伝わない
- 上司に相談する
せっかく手伝ったのに手伝ってくれないとイライラしますが、自分のメンタルコントロールも大切です。
手伝っても見返りを求めない
手伝っても相手に見返りを求めなければイライラせずに済みます。
あなたがイライラしてしまう理由は「手伝ってあげたのにやってくれない」と心のどこかで思っているからです。
困っている同僚を助けたい、善意で手伝っているのであれば見返りを求めないようにしましょう。
相手から言われるまで手伝わない
相手から言われるまで手伝わないほうが、いい距離感を作れます。
例えば、相手が手伝って欲しくないのに手伝おうとすると、余計なお世話になってしまいますよね。
プライドが高い人ほど手伝うことを拒むので注意したいところ。
自分で仕事を確認したいときもあれば、手伝って欲しい時もあるので、「相手から手伝って欲しい」とお願いされるまで、自分の仕事に専念しましょう。
上司に相談する
手伝わない人がいて困っているときは、上司に相談をして一緒に改善案を探してもらいましょう。
手伝わない人に対してイライラする気持ちをぶつけたくなる理由もわかります。
しかし、職場で人間関係を悪化させてしまえば、あなたの立場も悪くなってしまいますよね。
この場合、上司に相談をして改善案を出してもらうのが一番です。
このとき注意したいことは、手伝わない人のグチにならないように相談することです。
感情に任せて相談してしまうと、あなたの評価を落としてしまいます。
あなたの不満を伝えつつも、改善案を出しながら一緒に問題解決してもらうよう説得してみましょう。
まとめ
本記事では、手伝ってもらうのに手伝ってくれない人の理由について解説しました。
仕事のやり方は人それぞれなので、相手に過度な期待をしなければイライラしないようになります。
手伝わない人には何かしらの理由や考えがあるので、相手の気持ちも理解し適度な距離感で接すれば、きっと良好な関係を作れるでしょう。