「上司に怒られてから気まずくて職場でどう振る舞えばいいかわからない…」と悩んでいませんか?
- 怒られた後くよくよ引きずりがち
- 気まずいから職場に行きたくない
- 切り替え方が分からずしんどい
怒られたあとは気まずいですが、「怒られた」という事実を気に病む必要はありません。
「怒られた理由」と「いかに切り替えて今後へ繋げていくか」を考えることが大切です。
- 怒られたら切り替えるべき理由
- 怒られた後の心の切替方法
気持ちの切り替えが上手になると、反省や改善に前向きになれるため、自己成長に繋がりやすくなります。
この記事で紹介する方法を参考に、切り替え上手になっていきましょう!
怒られて気まずい切り替えられない人の特徴
怒られて中々切り替えられない人の特徴は、以下の3つの特徴が考えられます。
- 怒られた経験が少ない
- マイナス思考
怒られてもすぐに切り替えられる人と、いつまでも引きずってしまう人がいますので、特徴からしっかり見ていきましょう。
怒られた経験が少ない
家族はもちろん、周囲の人から怒られた経験が少ない人は、ちょっと怒られただけでも落ち込みうまく立ち直れません。
- 怒られてどう受け止めたらいいのか分からない
- 怒られる=悪者の感覚
怒られて切り替えられる人は、怒られた先が終わりではなく良い経験となり糧となることを知っています。
学生時代は勉強もできて優秀な人であれば、怒られた経験が少ない人も多いでしょう。
ただ、会社ではいくら優秀な人でも、ミスや失敗をし怒られている人はたくさんいます。
何事も経験が多い人の方が、うまくできますよね。
マイナス思考
ネガティブ、マイナス思考の人は怒られると、精神的なダメージも大きく切り替えるのは難しいと言えます。
マイナス思考の人は、いくら周囲が「大丈夫」「頑張ってみよう」とポジティブな言葉をかけてくれていても悲観的な考えしかできなくなっています。
自分がマイナス思考になりがちの人は、自分一人ですぐに切り替えるのも難しいため、これから紹介する怒られあとの切り替え方法は全部試してみましょう。
怒られたあとは気まずいけど早く切り替えた方がいい3つの理由
怒られたあとに気持ちを切り替えが必要な3つの理由を紹介します。
- 引きずると周囲が迷惑する
- 次から注意できなくなる
- 社会人としての責任感
切り替えが必要な理由を知り、自分のネガティブな気持ちと少し距離をとってみましょう。
いつまでも引きずられると周囲も迷惑だから
気持ちの切り替えができず、引きずったままでいると、周囲に迷惑をかけてしまいます。
引きずっている様子を見て、周囲があなたに気を遣うからです。
- 今はそっとしておこう
- 落ち込んでるからフォローしよう
- 頼んでた仕事、終わるかな…?
このように気を遣わせ、周囲のパフォーマンスを下げてしまいます。
怒られることをして迷惑をかけたうえに、周囲に気を遣わせてさらに迷惑をかける悪循環です。
二重に迷惑をかけるため、いつまでも引きずらず、気持ちを切り替えて仕事に臨みましょう。
くよくよされると上司も今度注意ができなくなるから
いつまでもくよくよされると、注意する時に上司もためらってしまいます。
切り替えができない人がいると、職場全体のモチベーションを下げるリスクがあり、指導しづらくなるためです。
- 他の職員にも気を遣わせる
- 職場の空気が悪くなる
- ハラスメントと言われるかも
指導内容以外にもあれこれと考える手間が増え、腫れ物に触るような扱いになっていきます。
その結果、大事な仕事を任せてもらえなかったり、仕事への適性がないと判断されたりする事態になりかねません。
自分の成長につながらないため、くよくよと引きずらず切り替えることが必要です。
社会人として給料をもらって働くからには責任感も必要だから
働くうえでは、自分の仕事に責任感が必要なのは言うまでもありません。
給料は、あなたの会社への貢献度と交換しているものです。
- 怒られたのも自分の仕事の責任
- 切り替えて次の仕事に反映させる
「怒られた」という受け身の意識をいったん手放し、自分の問題として捉えなおしてください。
「怒られて落ち込むのは10分だけ」などのルール決め、けじめをつけて切り替えましょう。
怒られたときの切り替え方法7選
怒られたあとの気まずさを切り替える7つの方法を解説します。
- 迷惑をかけた人に謝罪する
- 前向きな言葉を伝える
- 怒られているうちが華と考える
- 同僚に話を聞いてもらう
- 自分の非を認めて素直になる
- 怒った上司の立場も考えてみる
- コミュニケーションを図る
以下で具体的に解説するので、自分にできそうなことから取り入れてみてください。
迷惑をかけた人にまずは謝罪をして新しい気持ちで仕事に取り組む
気持ちを切り替えるには、迷惑をかけた人に謝ることから始めましょう。
気持ちの切り替えは、自己満足で終わってはいけません。
迷惑をかけた人に謝罪し、次回からの改善点を伝えましょう。
- 「申し訳ありませんでした」と謝罪
→お互いに気持ちの区切りがつく
- 「次から気を付けます」と反省
→内省的で信頼できる
気持ちを切り替え失敗を糧にする姿勢は、相手に信頼感を与えます。
気まずい思いをしているのは相手も同じ。
謝罪してお互いの居心地の悪さを解消し、新たな気持ちで仕事に取り組みましょう。
前向きな言葉を伝える
怒られて気まずいながらもきっちりと謝罪をした後は、前向きな言葉を上司や先輩に伝えるようにしましょう。
前向きな言葉は相手に好印象を与えるだけでなく、自分自身もやる気にさせてくれるからです。
ポイントは、頭で考えるだけでなく実際に前向きな言葉を発することです。
中々切り替えができない時こそ、前向きな言葉を声に出して伝えてくださいね。
怒られているうちが華と考える
怒られるのは期待されている証拠だと前向きに捉えましょう。
言っても改善が見込めない人、響かない人に上司もわざわざ怒りません。
上司としても、できることなら怒りたくないはずです。
- 自分の仕事時間を割いて怒る
- 怒るのも気力体力が必要
- 仕方なく嫌われ役になっている
それでも怒るのは、指導を糧にして前進する力があると信じている証拠です。
あなたを職場の仲間として信頼し、ともに良い仕事を作りあげたいという上司の思いに気づいてください。
上司の怒りの裏側にある気持ちを理解し、前向きに捉え切り替えていきましょう。
同僚に話を聞いてもらう
怒られて気持ちを切り替えたいときは、気持ちを理解してくれる同僚に話を聞いてもらうのもおすすめです。
話をしているうちに頭や心の中の整理が進んでいくからです。
- 話すことで客観的に捉え直せる
- 共感してもらうと楽になる
- 自分だけじゃないと心強くなる
同僚に話を聞いてもらうときは、上司の悪口は言わないよう注意してください。
職場内で伝わってしまい、余計に気まずくなることがあります。
また、愚痴を延々と話すと同僚を疲れさせるため、「5分だけ愚痴らせて」など聞く側への配慮も大切です。
1人での切り替えが難しいときは、同僚の力も頼って切り替えていきましょう。
自分の非を認めて素直になる
怒られたときは、自分の至らなかった点はどこか考えてみてください。
怒られるのは、かっこ悪いことでも恥ずかしいことでもありません。
- 自分の非を素直に認める潔さ
- 未熟な部分を改善する柔軟さ
- 内省できる思慮深さ
失敗したときにこれらの態度を見せられる人は、人としての強さを感じさせ、仕事の場でも信頼を置かれます。
自ら至らなかった点に気づけると、怒られたことに納得感や感謝の気持ちが生じ、自然と気持ちの切り替えができます。
怒られると落ち込んだり悔しい気持ちになったりしますが、潔く自分の非を認め、成長できる機会にしていきましょう。
冷静になり怒った上司の立場も考えてみる
「怒られた」という被害者意識から視点を切り替え、怒った上司の立場になって考えてみることも大切です。
「自分」と「上司」の双方の立場から物事を見ることで、冷静な視点が生まれ新たな気づきが得られます。
- 誰かが怒らないといけない
- 怒るのは誰のためなのか?
- 仕方なく嫌われ役を買っている
上司の立場を想像することで、「怒った」「怒られた」だけの関係から抜け出し、社会人同士の責任あるやり取りだと気づくことができます。
その結果、「怒られた」という被害者意識が「指導してもらった」という当事者意識への切り替わっていきます。
一度、上司の立場になって問題を見直してみましょう。
怒られた後もコミュニケーションを図る
怒られた後の振る舞い方は難しいですが、コミュニケーションは必須です。
怒られた後の気まずさは残りますが、喧嘩ではなくあくまで仕事だと再認識しましょう。
気まずさを理由にコミュニケーションを避けていると悪い印象を与えます。
- 怒られたことを根に持っている
- 納得していない
- 反抗している
上記のような意図がなかったとしても誤解が生じ、子供じみた印象を与えてしまいます。
また、コミュニケーションをとらないと、仕事で生じた不明点などの確認がしづらく、ミスを誘発しさらに怒られるような悪循環が生じます。
時間が経てば経つほど気まずさは根を広げ、コミュニケーションが取りづらくなっていきます。
早めの謝罪をきっかけにコミュニケーションを図っていきましょう。
まとめ:怒られたあとが気まずいなら再発防止に努めよう
今回は怒られた後に気まずい理由と気持ちの切り替え方法を紹介しました。
- 引きずると二重に迷惑をかける
- 自己満足の切り替えで終わらない
- 怒られるのは期待されている証拠
- 内省し成長の機会にする
- 謝罪を機にコミュニケーションを取る
怒られた気まずさに縛られ身動きがとれなくなる前に、気持ちを切り替えて再発防止に努めましょう。
一歩でも前に進もうとする姿勢を見せることが、注意をしてくれた人への恩返しになります。