退職の悩み

退職日までもたない体調不良で欠勤できる?出勤しないで退職する2つの手段!

「退職日まで会社にいるのがツライ」

「退職日まで出勤しない方法はあるのかな?」

退職日が決まっていると、1日でも早くツライ会社から退職したいと思いますよね。

結論からお伝えすると、退職日までもたないのであれば体調不良で欠勤することも可能です。

本記事では、退職日までもたないときの対処法と、出勤しないで退職する2つの手段について解説します。

  • 退職日まで出勤したくない人の口コミ
  • 出勤したくないときに使える最終手段
  • 会社に行きたくないけどバックレがダメな理由
バックレると次の転職先に影響が出てしまうので注意が必要です。

どうしても退職日までもたないときは、本記事で紹介する2つの手段を使って、退職日まで乗り切りましょう。

※当記事のリンクには広告が含まれる場合があります。

退職日までもたないなら退職日まで体調不良で出勤しないのも一つの手

退職日まで体調不良でもたないときは、下記3つの理由により出勤しなくても大丈夫です。

  • 円満退職を目指す必要はないから
  • 引き継ぎしなくても業務はなんとかなるから
  • 退職時に有休消化しても問題ないから

なぜなら心身がツライのに働き続けると、働けなくなってしまい、転職先に影響が出てしまうからです。

退職日まで働くのがツライ人は是非とも参考にしてください。

円満退職を目指す必要はないから

退職日までもたないときは、今までお世話になった会社でも、円満に退職する必要はありません。

下記の画像にもありますが「円満退職はありえない」と思う人の割合は全体の30%〜40%となっています。

 

出典:fumumu「円満な退職」なんてない? 引き止めにあった人の悲痛な訴え

このことから、会社が労働者に都合の悪い条件を提示してきたときは、円満退職しなくても大丈夫です。

どうしても退職日までもたないときは、上司に自分の意見をしっかり伝えて、有給取得の意志を伝えましょう。

引き継ぎしなくても業務はなんとかなるから

退職日までに引き継ぎができなくても、業務はなんとかなるので休んでも大丈夫です。

  • 残された社員は業務をこなすしかない
  • 日頃から情報を共有していれば大丈夫
  • 法律的にも問題ない

残された社員に対して申し訳ない気持ちになるのはわかります。

しかしどんな状態であっても、社員はあなたの仕事をこなしてくれるもの。

日頃からホウレンソウを意識して情報を共有していれば、引き継ぎがなくても仕事はできるはずです。

引き継ぎをしなければいけない法律もないので、会社に訴えられる心配もありません。

引き継ぎなしで退職するのが心配な方は、下記のポイントを意識すればスムーズに退職できます。

  • 仕事が完遂している
  • 業務をまとめる
  • 電話で応対する

引き継ぎなしで退職するには、あなたの業務が完遂していると、有休も取りやすいでしょう。

また、あなたの担当していた業務をファイルにまとめておくと、有休で休んでもトラブルになりにくいです。

このことから、退職日までもたないときは、引き継ぎなしで有休を使っても問題ありません。

退職時に有休消化しても問題ないから

退職時に有給休暇は全て使いきっても大丈夫です。

労働基準法第39条にも記載してある通り「労働者が請求するときに休暇を与えなければならない」と記載されています。

年次有給休暇については、使用者は、労働者が請求する時季に与えなければならないと定められています(労働基準法第39条第5項本文)。
ただし、労働者が請求した時季に年次有給休暇を与えることが事業の正常な運営を妨げる場合には、使用者は他の時期に年次有給休暇を与えることができると定められています。

引用:厚生労働省 労働基準法第39条

退職時の有給取得とは、最終出勤日の翌日から有給休暇になり、退職日の前日までに有休を使いきる形になります。

このことから、あらかじめ休む日数を上司に報告しておくと、有休まで退職の準備を進められます。

退職前に有給休暇で休む場合は以下3つのポイントに注意して計画的に取得しましょう。

  • 取得日数を確認する
  • 休む日を早め伝える
  • 仕事に区切りをつける

まずは、あなたの取得日数を確認しましょう。

有休の残っている日数によって、退職日までの過ごし方が大きく変わってきます。

長期休暇に入る前に仕事に区切りをつけて、いつでも退職できるように準備を進めておきましょう。

退職日までもたない行きたくない人の口コミ

退職は決まっているのに「会社に行きたくない」と感じている人はとても多いです。

それぞれ退職日までもたない人の理由には、下記のようなコメントがあることがわかりました。

  1. 上司のパワハラに耐えられない
  2. 人間関係が複雑で会社に行くと病んでしまう
  3. 退職日が決まっているので仕事のやる気が出ない

退職日が決まっているからこそ、1日でも早く退職したいですよね。

どうしても会社に行きたくない人は参考にしてください。

①上司のパワハラに耐えられない

退職日まで会社に行きたくない人のコメントに「上司のパワハラで会社に行きたくない」というエピソードがありました。

退職が決まっているのに、少しずつ激化する上司のパワハラに耐えるのはメンタルが病んでしまいますよね。

あなたの体調のためにも、1日でも早く職場から逃げたほうが良さそうです。

②人間関係が複雑で会社に行くと病んでしまう

退職日までもたない人の理由に「職場でミスするたびに嫌がらせを受けている」とのコメントもありました。

退職日が決まっているからこそ、嫌がらせをしてくる人もいます。

嫌がらせがエスカレートする前に、退職日を早める対策をするべきです。

また「同僚に嫌がらせを受けている」コメントもありました。

職場でのイジメや嫌がらせを受けている場合は、とてもツライですよね。

また退職が決まっているときは上司に相談しても解決できない場合が多いので、自己判断で1日でも早く退職するべきです。

③退職日が決まっているのでやる気が出ない

退職が決まってから「会社に行く行為を無駄に感じてしまい、やる気が出ない」とのコメントがありました。

退職日が決まっていると、会社に対しての愛着もなくなり、ムダな時間と感じてしまいますよね。

また職場に複雑な事情がある場合も、退職日までもたないコメントもありました。

退職日がわずかであっても会社に苦手な人がいたり、職場環境が荒れていると行きたくない気持ちが勝ってしまいます。

このように退職日が決まっていても、やる気が出なくて耐えられない人も多いようです。

退職日に出勤したくないときに使える2つの最終手段

退職日まで出勤したくないときに使える、最後の手段は下記の2つが挙げられます。

  1. 体調不良で退職日まで欠勤する
  2. 退職代行に依頼して即日退職する

あなたが退職日までもたないのは精神的・肉体的に追い詰められている証です。

どうしても退職日までもたないときは最後の切り札として活用してください。

①体調不良で退職日まで欠勤する

退職日までどうしても行きたくないときは、体調不良を理由に退職日まで欠勤しても大丈夫です。

というのも、どんな理由があっても退職する権限はあなたにあります。

  • 労働者には自由に退職する権利がある
  • 体調不良は民法第628条「やむを得ない事由」に該当する

体調不良で欠勤してもいい理由に民法第628条「やむを得ない事由」という法律が適応されます

民法第628条「やむを得ない事由」とは下記の3つです。

  • 心身の障害
  • 両親や子供の介護
  • 業務が法的に違反している

参考:雇用期間の有無と退職手続きについて

このように、法律では「あなたの体調が優れないとき」「業務が法的に違反しているとき」は、欠勤しても大丈夫との記載があります。

実際に下記には「退職日まで体調不良で欠勤した」コメントがありました。

このことから、労働条件が悪く心身が疲弊しているときは、欠勤しても大丈夫です。

上司に対して「これ以上働けません」と相談して退職日まで休ませてもらいましょう。

②退職代行に依頼して即日退職する

どうしても上司から休むことを許されないときは「退職代行」を使って即日退職を試みましょう!

退職代行に手続きをお願いすると、料金が2〜3万はかかってしまいます。

しかし2〜3万の料金で、面倒な会社の手続きを全ておまかせできるのは、とてもコスパがいいのではないでしょうか。

退職日まで欠勤できなくて悩んでいる時間をお金で買う気持ちも大切です。

あなたがどうしても退職日までもたないときは、退職代行のサービスを使って1日でも早く会社から解放してもらいましょう!

即日退職できるおすすめの退職代行ランキング

退職日までもたなくてもバックレはよくない3つの理由

会社が辛くてもバックレだけは良くありません。

下記3つのように会社をバックレてしまうと、あなたに不利な状況に陥ってしまうからです。

  • 書類関係の手続きができずに転職に影響するから
  • 無断欠勤すると懲戒解雇になる可能性もあるから
  • 警察沙汰になる可能性もあるから

退職日までもたなくても、最低限のマナーを心がける必要はあります。

会社をバックレると、さまざまなリスクを抱えてしまうので、これから紹介する内容を参考にしてください。

書類関係の手続きができずに転職に影響するから

退職するまでの手続きの流れ

退職するときは下記5つを今の会社での手続きを行います。

  1. 離職票の受け取り
  2. 雇用保険被保険者証の受け取り
  3. 年金手帳の受け取り
  4. 源泉徴収票の受け取り
  5. 備品の返却
会社を退職するときには、さまざまな手続きを行います。

しかしあなたが突然バックレてしまうと、会社の手続きができなくなり次の転職先に迷惑がかかってしまいます。

退職するときは、必ず事務手続きを行ってから退職しましょう。

無断欠勤すると懲戒解雇になる可能性もあるから

退職日までもたなくて2週間以上の無断欠勤があれば、会社はあなたを懲戒解雇にすることができます。

下記のように、1週間以上の無断欠勤があったときは会社側が、あなたを懲戒解雇にできるので、長期間にわたる欠勤はとても危険な行為です。

2週間以上の無断欠勤があったときは、通常は懲戒解雇が認められます。

これから推測すると、無断欠勤が1日減って13日になったときは、懲戒解雇が認められる可能性は高いと言えます。しかし、無断欠勤が1日だけのときは、懲戒解雇が認められる可能性はゼロに近いでしょう。無断欠勤が7日となると、一概に認められるとも認められないとも言えません。

引用:無断欠勤7日で懲戒解雇|就業規則の規定例

また、懲戒解雇における労働者側のデメリットは下記の5つです。

  • 解雇日からは賃金がもらえない
  • 再就職に悪影響
  • 失業保険の不利益になる
  • 退職金の減額
  • 解雇予告手当の不支給

会社から懲戒解雇されてしまうと、賃金が減額されるだけではなく、再就職にも悪影響が出てしまいます。

退職日までもたなくてもバックレて無断欠勤にならないように注意が必要です。

警察沙汰になる可能性もあるから

退職日までもたなくてバックレると、会社に失踪届けを出されて警察が家に来る可能性があります。

下記にように、あなたが急に会社に来なくなると、職場の上司は「あなたの身に何かあったのでは?」と思い警察に失踪届けを出されてしまいます。

  1. 連絡がとれないと無断欠勤になる
  2. ↓会社に失踪届けを出される
  3. ↓警察が家に来る
  4. ↓会社とトラブルになる
  5. 転職に不利になる
でもこんなことって本当にあるの?

下記の体験では、実際に会社から失踪届けを出されてしまい、警察に事情聴取されたコメントがありました。

ドアをしつこく叩くので、何かの勧誘かと思って、無視していたら、
ベランダ側からものすごい強い光を当てられて、
しかも、玄関のドアが開いたのでびっくりしました。
無線で話す声が聞こえたりしたので、
これはタダ事ではないと、チェーンを外して玄関を開けたら、
警察手帳を広げて見せられて、
無断欠勤が10日続いたので、
警察に安否確認の要請がきましたと言われました。

引用:Yahoo!不動産

このように無断でバックレてしまうと会社側とトラブルになり、あなたにとってデメリットしかありません。

どうしても退職日までもたないときはどうすればいいのかな?
そんなときこそ退職代行がオススメです!

退職代行では、あなたの代わりに面倒な会社の連絡を代行してもらえるのでストレスフリーです。

即日で会社を退職できるので、退職日までもたないときは是非とも活用してください。

退職代行のスタッフは、きっとあなたの強い味方になってくれます。

明日から会社に行かない!即日退職できる退職サービス

まとめ

本記事では、退職日まで働くことが辛くて耐えられないときの対処法をまとめました。

  • 体調不良のときは欠勤できる
  • バックレるとデメリットが多い
  • 最後の手段は退職代行がおすすめ

体調不良でムリして働き続けても、あなたの心身が壊れてしまいます。

しかし、いくら会社に行きたくなくてもバックレは良くありません。

本記事で紹介した正しいステップを踏んで、1日でも早く辛い会社からは脱出しましょう!