- スーパーの正社員だけど胸を張れない恥ずかしい
- スーパーで働く人は世間から底辺と思われてそう
- 給料も低いし生活に自由がなくてきつい
こんなふうにスーパーの正社員が恥ずかしいし底辺だと感じていませんか?
結論、スーパーの正社員は将来性があるところもあるし、捉え方を変えれば楽しい職業です。
- スーパー正社員を恥ずかしいと感じる理由
- スーパー正社員の仕事が楽しいという口コミ
- スーパーの正社員で恥ずかしいと感じている人の対処法
本記事では、スーパー正社員が恥ずかしいと思ってしまう理由や、気持ちの切り替え方法について解説します。
これからスーパーに転職したい人やスーパーの就職を考えている人もぜひ参考にしてください。
スーパー正社員は恥ずかしい?底辺と感じてしまう理由
スーパーの正社員が恥ずかしい・底辺と感じてしまうのは、主に5つの理由があります。
- 未経験スキルなしでも正社員になれる仕事だから
- 世間のイメージでなんとなく恥ずかしいから
- バイトやパートと勘違いされるから
- 将来性が低い仕事だと感じるから
- スーパー正社員は年収が低めだから
それぞれ具体的に解説していきます。
未経験スキルなしでも正社員になれる仕事だから
スーパーの正社員を恥ずかしい底辺だと感じる理由は、未経験やスキルなしでもできる仕事だからです。
- 特別なスキルは不要
- バイトでも出来るイメージ
- 専門的な仕事が少ない
未経験でも行える仕事=誰でも出来るというイメージがあり恥ずかしいと思ってしまう人がいるようです。
しかし、一般的に専門職以外はスキルや未経験から始められる職業がほとんどです。
例えば、サービス業全般の仕事やIT企業の社員もスキルなし未経験から始められる仕事です。
恥ずかしいと思ってしまうのは、次で紹介している世間体ではないでしょうか。
世間のイメージでなんとなく恥ずかしいから
スーパーは日常生活で当たり前に利用しているため、世間から見ても普通の施設と捉えられています。
しかし、誰もが利用する一般的な施設は他にもたくさん存在します。
- クリーニング屋
- 飲食チェーン店
- 映画館
- コンビニ
これらの職種の人は、全員恥ずかしいと思いながら仕事をしているのでしょうか
当たり前すぎるからこそ、施設の恩恵を忘れているだけで、仕事をしてくれる人がいないと困ってしまう人は大勢いるでしょう。
地元の小さいスーパーだったとしても、利用者からするとそのスーパーがなくなると大変です。
あなたがスーパーで働いているからこそ、いつも通り買い物ができて生活できている人もいるのです。
恥ずかしいと思わずに、堂々としてください。
バイトやパートと勘違いされるから
スーパーの仕事中に、バイトやパートと勘違いされる正社員の方も少なくありません。
その結果、周囲から見下されたり、否定されているような感覚に陥りスーパーの仕事を底辺と感じてしまいます。
しかしお客さんからすると、誰が正社員でパートなのかはわかりませんし、悪気はありません。
しっかりした対応をすれば、バイトじゃなくて正社員の人だと思ってくれますので、自分の仕事を淡々とこなしましょう。
将来性が低い仕事だと感じるから
スーパーの正社員は、将来性が低い仕事だと感じる人もいるでしょう。
なぜなら、時代はネットショップが主流になりつつあるからです。
具体的には以下のような理由があげられます。
- ネットショップの方が安い
- ネットスーパーも当たり前
- 重いお米も配達してくれる
- EC市場はどんどん拡大している
時代の流れからも、スーパー正社員になっても将来性が低い仕事と悲観的な気持ちになってしまうでしょう。
確かにネットで何でも買える時代になってきていますが、それでも実際に自分の目で見て確かめてから購入したい人が多い世の中です。
特に食品は、自分の目で見て買いたい人が多いのではないでしょうか。
実店舗に行けば、割引やタイムセールの恩恵も受けやすく、ネットの勢いがあっても実店舗のスーパーは利用者がいる限りそうそう潰れません。
スーパー正社員は年収が低めだから
年収が低い仕事につくと底辺だと感じやすくなります。
なぜなら、スーパーの正社員の年収は、他の業界に比べて低いためです。
国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人の平均年収は約433万円と言われています。
また転職・求人サイトであるdodaで公開されている業種ごとの年収は以下のとおりです。
業種分類 平均年収 全体 男性 女性 金融 454万円 551万円 383万円 メーカー 453万円 488万円 372万円 総合商社 446万円 496万円 366万円 IT/通信 436万円 465万円 383万円 建設/プラント/不動産 421万円 455万円 357万円 インターネット/広告/メディア 412万円 455万円 370万円 専門商社 411万円 450万円 348万円 メディカル 400万円 481万円 348万円 サービス 366万円 405万円 326万円 小売/外食 351万円 390万円 309万円
このようにスーパーの正社員である小売業の平均年収は351万とされています。
平均年収である433万と比較すると、82万円の差額があります。
そのため、年収の低いスーパーの正社員を底辺と感じてしまうのでしょう。
スーパの正社員は楽しい!恥ずかしくない実際の口コミ
スーパーの正社員は、楽しく胸を張れる仕事です。
なぜなら、お客様からも信頼され社会性もある仕事だからです。
スーパーで働いている人の口コミを以下にまとめてみました。
- じつは社会性のある仕事
- 人と触れ合える楽しい仕事
- 堂々と働ける仕事
それでは、口コミの内容をみてみましょう。
①社会的地位のある仕事
スーパーの正社員は、社会的地位がある仕事だと言えます。
なぜなら、スーパーを利用する方の生活を支えるという重要な意味があるからです。
そのような思いを持って働くことで、やりがいを感じながら仕事ができます。
某スーパー正社員13年目の本音。
台風でも大雪でも震災でも疫病でも仕事。
地域の冷蔵庫になりたくて食卓の幸せを作っていることにやりがいを持って働いています。今、健康管理と理解と忍耐が必要です。
明日も元気にイラッシャイセー#スーパーで働こう
— ちゃー子💙Super Junior勉強中 (@G8is6ANgwCtDP6f) April 9, 2020
スーパーの正社員は利用者との距離が近いため、以下のようなメリットが考えられます。
- 細かな改善をしやすい
- 結果が見えやすい
- 感謝されやすい
バイトやパートとは違い、売り場の工夫や販売戦略などにも関われる立場なので、働いていて楽しいと感じる人も多いのではないでしょうか。
②人と触れ合える楽しい仕事
接客業が向いているタイプにとっては、スーパーの正社員はとても魅力的な仕事だと言えます。。
なぜなら、あなたの努力次第で利用者を幸せな気持ちにできるからです。
スーパーで働いていて嬉しい体験をした口コミをご紹介します。
昨日レジしてたら年配のおばさまに『良かった!貴方が好きで毎回あなたのレジに並んじゃう。感じが良いからキョロキョロ探して、あ、今日は居た!って並んでるのよー。』と。6年働いてるけどそんな告白wは初めてでとても嬉しくありがたかった。地味な仕事ではあるけれど、人と関わるのって楽しいな。
— chamy🍫 (@GChamxw) November 20, 2021
利用者に対して丁寧に接していると、直接、感謝の言葉をかけてもらえることもあるようです。
このように働き方次第で、とても魅力的な仕事になりそうですね。
③堂々と働ける仕事
スーパーの正社員は、胸を張って堂々と働ける仕事です。
スーパーで働くと聞くと、単調で面白みのない作業ばかりだと思われがちです。
心を込めて取り組むだけで、お客様からとても喜ばれる仕事になり得ます。
近所のスーパーに、気さくに話しかけてくれるレジのおばちゃんがいる。
楽しいから、僕はいつもそのレジに並ぶ(笑)
レジ打ちはAI時代になくなる仕事、って言われてるけど、あのおばちゃん、AIに負けないわ。
単純な接客と思われてる仕事でも、対応が素敵なら、AIには代えられないんじゃないかな?
— ひがしゆうや (@higashi_manzai) October 4, 2019
単純な作業内容であっても、心を込めて働き続けた結果、胸を張れる仕事となるのではないでしょうか。
スーパーの正社員でも恥ずかしくないけど底辺と感じている人の対処法
スーパーの正社員は決して恥ずかしい仕事ではありませんが底辺だと感じている場合は早めに対処した方がいいでしょう。
- 堂々とフロアに立つ
- 売り場の改革を行う
- 頼られる人材になる
- 転職を検討する
気持ちが落ち込んだままだと仕事もうまくいきません。
何かしら新しい視点を持って仕事をするようにしてみましょう。
目標を持ち堂々とフロアに立つ
現状の恥ずかしい気持ちから抜け出すためにも、堂々とすることが大切です。
恥ずかしさより、やりがいが上回るように目標を持って行動しましょう。
- SNSでスーパーの仕事を発信する
- お客さんに大きな声で挨拶をする
- 売上目標を作る
恥ずかしい気持ちが大きいと、周りの視線ばかりが気になって、仕事のミスにもつながります。
スーパーの仕事に全力に取り組み、それでも無理だと思ったときにやめればいいのです。
まずは、恥ずかしから少しでも楽しい気持ちになるように、自分なりに行動してみましょう。
売り場の改革を行う
スーパーの正社員であれば、売り場の改革や売上貢献につながるように積極的に提案してみましょう。
- 陳列棚の配置を変える
- 有機野菜コーナーを作る
- 話題になっている商品を置いてみる
正社員がいるからこそ、スーパーは回っています。
自分でこのフロアを改革する気持ちで業務をしてみましょう。
頼られる人材になる
スーパーでバイトやパートから信頼があり頼られる人材になれたら、もう恥ずかし底辺の気持ちもなくなります。
頼られるとプレッシャーを感じる事もありますが「〇〇さんありがとうございます。」と感謝の言葉を言われる機会が増え自己肯定感もアップします。
正社員だからこそ、しっかり自分の存在をアピールして、バイトやパートをまとめるリーダーを目指すのもいですね。
転職を検討する
どうしても底辺だと感じている人は、自分が底辺だと思わない仕事に転職しましょう。
スーパーで働いている限りは、嫌な気持ちを引きずって仕事をすることになってしまいます。
また転職するなら年齢は、若ければ若いほど有利になりますので、実際に行動に移していきましょう。
- 「年齢の壁」を考え早めに転職活動を始める
- 適性と市場価値を知ってから仕事を探す
それぞれの具体的な内容を解説していきます。
「年齢の壁」を考え早めに活動を始める
転職市場では年齢の壁が存在すると言われています。
35歳限界説など、年を重ねるごとに転職は難しくなり希望する職種に転職ができず、また底辺だと感じてしまう仕事に就かざるを得なくなります。
適性と市場価値を知ってから仕事を探す
転職では、自分の適性と市場価値を知ることが重要です。
- この仕事合わなかった…
- 私のやりたいことではない…
- 思っていた仕事とは違った…
合わない仕事を続けていると、モチベーションが下がりやる気もなくなります。
そうなると、また「こんな仕事は恥ずかしい」「底辺」となってしまうので、しっかり適性やこれまでの経験から自分に合った職種を探しましょう。
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まとめ:考え方は人それぞれだけど恥ずかしい仕事ではない
スーパーの正社員は恥ずかしいと感じる理由と、恥ずかしい気持ちを切り替える方法について解説しました。
スーパーの正社員が恥ずかしいのではなく、世間が考えるイメージの問題が強いと言えるでしょう。
誰もが利用しているから底辺ではありません。
スーパーの正社員も面接で落とされる人はいます。
人の意見に左右されるのではなく、あなたが本当に嫌だと思ったら辞めて違う職種に就きましょう。