仕事を真面目に一生懸命やっているのに関わらず怒られると、やる気をなくしてしまいますよね。
- 事の発端は自分じゃないし…
- 言われた通りにやっただけ…
- 頑張っているのに…
- 怒られる意味がわからん…
人間誰しも怒られて素直に「ごめんなさい」と言える人は多くありませんし、特に仕事を日毎日頑張っている人であればやる気をなくすのは当然ですよね。
ただ、気を付けないといけない視点が【怒られる】と【指導】の違いです。
- 仕事で【怒る】と【指導】の違い
- 仕事で怒られてやる気をなくす原因
- 怒られモチベが下がった時の対処法
- 怒られて納得がいかない場合の切り替え方
自分が悪いときは反省に努めなければなりませんが、自分に非がないのに怒られるケースもあるため、しっかり見極めていきましょう。
今回は、怒られてやる気をなくしたときに、納得できない時の対処法について
仕事で怒られてもうまく立ち直り、自己成長につなげるためのヒントについて解説していきます。
やる気をなくしてしまうのは、あなたが仕事を熱心に頑張っているからこそです。
うまく切り替える方法を身に付けて、精神面でも強くなっていきましょう。
仕事で怒られると指導するは違う
仕事で怒られた…うざいと思っても上司は怒っているだけでなく、指導しているだけの可能性が高いです。
【ただ怒っている場合】
- 一方的に怒られて解決策を教えてくれない
- 上司のストレス発散のために感情をぶつけられている
【指導の場合】
- 指摘されるだけでなく指導もしっかりしてくれる
- 怒られたけど自分の頑張りは認めてくれている
上司があなたに怒っているのか、指導しているのか冷静に判断できれば、「自分が悪いの?」と悩む回数も減ってきます。
仕事で怒られるとやる気をなくす自分が悪い?と悩む原因
仕事で怒られて自分が悪いの?とやる気をなくす原因は以下の3つが考えられます。
- プライドが高い性格
- 人格を否定されるまで怒られた
- 自分なりの頑張りを認めてもらえない
仕事で怒られるのは、あなただけの問題とは限りません。
「怒られるのは自分が悪い」と責めてしまう前に、本当の原因を考えてみましょう。
プライドが高い性格
プライドが高い人は、自分の非を認められない傾向にあります。
「こんな間違いをするはずがない」と思っているため、怒られるとプライドが傷つき、やる気をなくすのです。
- マイルールで仕事を進めたい
- 指摘を素直に受け止めない
- 口出しされるとイライラ
仕事では自分のやり方が正しい時と、そうではない時とがあります。
ところがプライドが高いと、怒られてもミスを受け入れられず、自分の間違いを認めないので、謝りもしません。
そのため怒られても、「自分が悪い?」という気持ちが強くなってしまいます。
自分なりに頑張っていたから
怒られてやる気をなくすのは、あなたなりに仕事を精一杯こなしているのに、頑張りが報われない気持ちになるからです。
怒られた事実だけを切り取らず、楽観的に考えれば気持ちは楽になります。
- 思い通りにならずに怒っているだけ
- 自分のベストは尽くした
- 理想をすべて叶えるのは無理
怒られた場面を思い返すと、その事実だけ切り取ってネガティブに捉えてしまうこともありますよね。
そうすると、あなたなりに頑張っているのに認めてもらえないという辛さから、やる気をなくしてしまうのです。
実際は、相手の期待する結果があなたの頑張った結果とは違っただけです。
期待にすべて応えるのは誰しも難しいもの。
深く思い詰めずに「相手が求めていたものとは違ったのだな」と楽観的に捉えると気持ちも軽くなりますよ。
死ぬほど怒られたから
死ぬほど怒られたら、落ち込んでやる気をなくすのも当然です。
重大なミス以外にも、上司の性格・機嫌によってはミスの指摘にとどまらないこともあります。
- 人格否定
- みんながいる前で怒鳴られた
- モラハラ・パワハラ
- 精神的な苦痛
まともま上司であれば、感情的に怒ったりしませんので、上記のような対応は、あなたを感情のはけ口としか思っていません。
死ぬほど怒られてやる気をなくすどころか、精神的なダメージも受けてしまうので注意してください。
【自分が悪い?】怒られてやる気をなくしたときの対処法
怒られてやる気をなくしたときは、うまく対処できるかが大切です。
- 指摘を受け止め挽回のために努力する
- 期待されているから怒られるのだと捉える
- 日頃頑張っている自分をねぎらう
やる気をなくしても、捉え方を変えたり、あなたなりの回復方法を見つけたりして、仕事に向き合う工夫をしてみましょう。
指摘を素直に受け止める努力をする
指摘されたり怒られたり、注意を受けたらそれを受け止める努力をしましょう。
怒られている内容を聞き入れなければ、相手の怒りへ火に油を注いでしまいかねません。
- 反論したくても最後まで話を聞く
- ミスを認めて素直に謝る
腑に落ちないことで怒られても、すぐに反論するのは避けましょう。
話を最後まで聞いた上で少し時間を置き、感情的にならずに考えを述べることが大切です。
失敗を指摘されたときの受け止め方で、その後の作業にも大きな影響が出ます。
しかし相手はあなたを思って伝えてくれているはず。
ネガティブなままでは思考も鈍ってしまいます。
失敗からどう挽回するか、経験をバネにする気持ちでポジティブに考えることが大事です。
「期待されてるから怒られる」と前向きに考える
怒るのは相手があなたに期待しているからです。
怒ることにも体力を使います、
その体力をあなたへ使っているのは、あなたの成長を思っての行動なのです。
- 相手から期待されている
- 前向きに柔軟に捉える
- 自分の都合よく考える
相手に「この人は何を言っても無駄だ」と思われているのなら、怒られることすらありません。
あなたに厳しく接するのが愛情の裏返しなのです。
自分の頑張りをいたわる
怒られたら、頑張った自分にご褒美をあげましょう。
おいしいものを食べたり、趣味や好きなことに没頭したり。
自分を存分にいたわる日を作り、心身ともにリフレッシュするのが良いですよ。
- おいしいものを食べる
- 大切な人と一緒にいる時間をつくる
- ペットと触れ合う
- 映画やドラマで思い切り感動する
- お風呂にゆっくり浸かる
- 適度な運動
自分なりのストレス解消方法を見つけて頑張りをいたわれば、心身ともに癒されるはずですよ。
【本当に自分が悪い?】納得いかない場合の切り替え方
「怒られるのは自分が悪いのか」と納得いかない場合の切り替え方を紹介します。
- 職場の人から客観的な意見をもらう
- 家族や友人を頼る
- 価値観が違う上司だと割り切る
- 納得できないなら転職も検討する
怒られて納得いかない場合はうまく切り替えて仕事に向き合えるようにしましょう。
身近にいる同僚や先輩から意見を聞く
「怒られている原因が自分にあるのか?」とわからなくなった場合は、あなたの周りの同僚や先輩から意見をもらいましょう。
- 怒られている内容が理不尽ではないか
- 怒られ方が厳しくないか
おかしいと感じたことに対して客観的な意見をもらってください。
怒られた当事者は感覚が麻痺して、おかしいと気づけない場合もあります。
他者からみておかしいと感じれば、あなたが怒られるのは正当な理由ではないとわかります。
同じ職場の人であれば、怒った相手が普段ほかの社員にどう接しているかも知っています。
普段の相手の姿や、仕事の大変さを理解している人から意見を聞くと、怒られている内容が妥当なのかを見出せるはずです。
それでも納得いかない→外部の家族や友人から客観的な意見をもらう
怒られている状況に納得できなければ、家族や友人から意見をもらうのもありです。
- 同僚や先輩の意見に納得できない
- 職場の人間関係やらで聞きにくい
職場の人に相談しにくい場合もありますよね。
相手を知らない人物からの意見は、仕事に関しての先入観無く、客観視した意見がもらえます。
怒られすぎて疲弊してしまっては、あなたの心がすり減っていきます。
意見を求めるだけではなく、あなたの感情を吐き出せる場をつくることも大切です。
爆発してしまわないように、家族や友人に意見を求めたり、頼ったりしましょう。
納得できないけど上司とは価値観が違うと割り切って仕事をする
怒られたことに納得できない場合、上司とは価値観が合わないのだと割り切ってしまいましょう。
人それぞれ考えが違えば、怒るタイミングも違ってくるもの。
怒られたときは、上司の言い分を素直に「はい」と聞き入れましょう。
- 相手の怒りを買わない
- 腑に落ちなくても受け止める
しかし、相手の怒りをすべて真面目に受け取ってしまっては、あなたが疲れるだけです。
一度怒りを受け取って、納得できるところは吸収し、改善していく努力をしましょう。
納得いかない部分は受け流せるようになるのが大人というものです。
どうしても納得できないなら転職を検討
部署を異動したり、転勤したり、環境を変化させても変わらないのであれば、転職も視野に入れてみましょう。
悩むことに時間を費やしているよりも、いっそのこと新たな道を選択したほうが、現状が変わり前向きになれるはずです。
感情に任せて怒る相手がいると、雰囲気が悪い中で仕事をしているのでパフォーマンスが落ちてしまいます。
そういった人とは、離れてしまうのが一番の解決策です。
怒られる現状に納得いかないなら、あなたが身を投じる環境を転職によって一新してみるのもひとつの手段です。
まとめ
今回は、自分が悪くて怒られた時の原因と対処方法、怒られて納得いかない場合の切り替え方を解説しました。
- プライドがあると指摘を受け止められない
- 頑張っているのに怒られて報われない
- 怒られるのは期待されていると捉える
- 頑張っている自分を認めていたわる
- 同僚や家族に客観的な意見をもらう
- 上司とは価値観が違うと割り切る
- 納得できなければ転職を考える
怒られるのは、自分が原因である以外に取り巻く環境にも原因があります。
仕事で怒られるからと言って、すべて自分が悪いと思い込む必要はないです。
あなたの頑張りを見ている人は必ずいますよ。
前向きに仕事へ臨める環境が整い、気持ちよく働けるようになるとよいですね。