仕事の悩み

大企業はついていけないし仕事ができない人は辛いだけ

厳しい競争を勝ち抜いて、念願の大企業で採用されたことを喜んでいた新入社員の頃のあなた。

大企業で働くことは、平均よりも高い収入や社会的信頼を得やすいといったポジティブな面がありますが、一方で「ついていけない」と辛い思いをしている人もいますよね。

大企業で働くことについていけないと思う時は、考え方か働き方を変えてみることをおすすめします。

そこで今回の記事では大企業での働き方についていけないと感じてしまう12の理由と、辛いと感じた時に試してみて欲しい3つの方法をご紹介します。

この記事を読んでもらうことで、自分の働き方に悩んでいる方のヒントや新しい人生の選択肢が見えてきますので、ぜひ最後までご覧ください。

大企業にはついていけない辛い理由12選

胸を押さえる人

大企業に実際に勤めてみて、想像以上に大変な世界であることを実感し、辛い思いをされている人も多い世の中。

まずは大企業での働き方についていけないと感じる12の理由をそれぞれご紹介します。

①自分より優秀な同僚が多い

大企業に入社するには高倍率の選考を勝ち抜く必要があり、最終的には高い能力を持つ人の集団に属することになります。

パフォーマンスの平均値が高い集団の中で、自分の能力を認めてもらえるくらいの大きな成果を出すのはとても難しいことですよね。

あなたの同僚の中には優秀な人もたくさんいて、レベルの高い社員と自分の能力を比較すると落ち込んでしまいます。

「隣の芝生は青く見える」と言いますが、他人の優れた能力は必要以上にプレッシャーを感じるものです・・・。

大企業であれば、求められるのは個人プレーの成績だけではありません。

  • 上司や関係者への根回し
  • 綿密なコミュニケーション
  • 仕事の調整
  • 組織全体を見渡せる視野の広さ
  • 組織全体を考慮した動き方

自分の仕事で成果を出しながら、自分のキャパシティ以上に多くを求められる過酷な環境ともいえるでしょう。

自分の仕事に苦労している中、同僚が他部署と上手にコミュニケーションをとりながら効率よく仕事をしている姿をみてしまうと落ち込んでしまいますよね。

②頑張っても中々評価されない

大企業では仕事に求められる能力や成果も、一般企業よりはるかに高く設定されています。

  • 社員は能力が高い
  • 仕事を理解するスピードが速い
  • 処理能力が高い
  • コミュニケーション力に長けている

このような人がゴロゴロいる世界。

大企業で頭一つ抜けるためには、自分の弱点を改善しながら長所を伸ばして武器にする働き方が求められます。

残念ながら社会で求められるのは努力ではなく成果なんですよね・・・。

よほどのセンスの持ち主でない限り、そういった自己分析や改善にはどうしても時間が掛かるため、評価されない時間を耐え抜くメンタルが必要になるでしょう。

③出世競争が激しい

大企業は社員の数が多く、それでいて重要なポストが少ないことから、必然的に出世競争の激しい環境に身を置くことになるでしょう。

成果を求められる風潮は年々強まっていて、常に同僚や年齢の近い上司とライバルのように戦い続ける日々が続きます。

年齢と現在のポジションを比較すれば、その人が会社内でどのように評価されているかが丸わかりになるという厳しい世界とも言い換えられますよね。

肩書きで評価されるからこそ頑張れる面もありますが・・・。

周囲から「仕事ができない人」というレッテルを貼られてしまうと、その空気を仕事で覆すことはかなり難しいです。

「出世競争に負けないように」と若いうちから長時間の残業を続けてしまい、身体やメンタルの健康を損ねてしまう人もたくさん見てきました。

出世を諦めたとしても、今度は地方へ飛ばされたりリストラの憂き目にあうといった不安と闘いつづけなければなりません。

偉くなっても常に激しくポジションは争われ、下位に転落すればどこまでも落ちていく可能性がある競争社会に、何十年も身を置き続けなければいけないのです。

激しい競争社会に揉まれ、息の詰まる毎日を送っている人も少なくありません。

 ④社内ルールが厳しい

大企業は認知度の高さから社会的な責任も大きいため、ガチガチに厳しく設定された社内ルールやコンプライアンスを守って働かなければいけません。

あらゆる業界でコンプライアンスが厳しくなっていくことに連動して、社内ルールはこれから更に厳しくなっていくでしょう。

大企業で思い切った挑戦ができるのは、あなたが社内での信頼を勝ち取って重要なポストに就いてからです。

若い時は様々な組織の習慣やルールの制限の中で仕事をしなければならず、「自分が思い描いていた働き方ができない」と落ち込んでしまう人も多いでしょう。

 ⑤残業も多い

大企業は給料が高い分、こなさなければいけない仕事の量も多く、必然的に残業も多くなります。

特に若いうちは慣れない仕事も多く最低限の仕事を捌くだけでも手一杯になってしまい、どうしても時間が掛かりがちです。

働き方改革の影響で昔よりは残業が少なくなったとはいえ、あたりまえのように残業をしている会社は今でも多いです。

「同僚や上司が仕事をしているのに、自分だけ帰るわけにはいかない」と無理して仕事をしてしまう若手社員はたくさんいます。

残業が多くなれば趣味を楽しむ時間なども無くなるため、充分な休息が取れなくなっていきますよね。

残業の多さから生き方のバランスを見失ってしまうことで「自分は何のために働いているのだろう」とモチベーションを低下させてしまう人が少なくありません。

⑥仕事へのプレッシャー

大企業は株主から利益と継続的な会社の発展・成長を求められるため、社員に課されるノルマや成果のハードルが高く設定されることがしばしば。

目標設定から進捗状況まで細かく上司からチェックされ、ノルマが未達であれば怒られたり詰め寄られたりするので、常にプレッシャーがかかる状態です。

若いうちは何とか目標を達成しようと人一倍努力するものの、その結果が思うように出ない事から強いストレスを感じてしまうこともあります。

大企業で働く人の収入が高いのは、それだけ大きな結果を求められているからです。

自分では抱えきれないプレッシャーを背負い続けると、辛くなってしまうのは当然のことですよね。

⑦転勤や海外転勤もある

大企業は日本全国に支店や営業所があり、さらには海外にまで事業を展開している会社もありますので、国内外へ転勤する可能性が高いです。

新しい土地の空気感や転勤先の人間関係に馴染んでいくことが得意な人もいれば、不得意で時間が掛かってしまう人もいるでしょう。

独身の内は自分が環境に適応していけば解決する話ですが、将来的に結婚して子供を持つと、家族にもライフスタイルの変化を強いることになってしまいます。

会社は出来るだけ社員の希望を聞こうとしてくれるものの、当然ながら毎回希望する場所へ転勤させてくれるとは限りません。

転勤を断ることもできますが、大企業の中でそれをしてしまうと自分の出世やキャリアに大きなマイナスポイントが付くことは避けられないでしょう。

今居る場所に住み続けるのではなく、心機一転して違う場所や人間関係で働きたいという方には向いていますね。

 ⑧社員の人数が多く体育会系なノリ

人数も部署も多い大企業で自分の仕事をうまく運ぶには、各部署のキーマンや協力してくれる人を見抜いて関係性を築いていく努力も必要です。

ではその関係性をどこで築いていくかというと、それは会社の外、つまり飲み会による体育会的なコミュニケーションの場が多くなります。

今では「飲みニケーション」といった言葉や風潮も薄れてきたものの、今でも会社以外の交流が仕事に結びつくという文化は廃れていません。

⑨若手は雑務の仕事が多い

若手がいきなり責任の大きいプロジェクトを任せてもらえる機会はめったになく、最初は雑務が仕事の大半を占めます。

  • 先輩の仕事の手伝い
  • 会議資料の準備
  • 備品の発注
  • 接待の店の予約
  • 忘年会などの手配

最初は先輩について回って資料を準備したり備品を発注したりといった雑務がどうしても多くなり、やりがいを見出せずに悩む人も多いです。

上司の動き方を自分のスタイルに取り入れながら少しずつ信頼を勝ち取り、プロジェクトを任せてもらえる立場になるまでには時間がかかりますよね。

そのため、若い時から大きな仕事にバリバリとチャレンジしたいという人にとっては、辛い環境になります。

⑩希望の部署への移動はできない

中途採用であれば配属される部署が決められていることが多いですが、総合職で採用されている場合、希望する部署へ移動できる確率は低いでしょう。

総務部から営業といったように、まったく畑違いの部署へ移動になるというのはよくある話ですよね。

元の部署では活躍できていたのに、異動先での仕事に馴染めずにイマイチ成果が出なくなったという人も大勢います。

当たり前ですが、同じ会社でも仕事の内容は部署によって全く異なります。

また、商品企画やマーケティングといった花形への移動を希望する社員は多いですが、1万人の社員がいて希望部署へ移れるのは0.1%程度の確率だと言われています。

ほとんどの人が第一希望の部署で働けないという理想と現実のギャップに打ちのめされて、仕事へのモチベーションを失ってしまう人も。

⑪自分の代わりはいくらでもいる

自分よりも能力やセンスに長けている社員と出会う中で「自分の代わりはいくらでもいる」という事実に打ちのめされることもあります。

高い能力を持つ人たちが採用されているわけですから、その中でナンバーワン、オンリーワンになることは極めて困難なことでしょう。

「自分の代わりがいるからこそ、何かあった時に休める」という良い面もあります。

しかし、「自分がいない間に誰かが活躍したら、居場所や出世の道が失われてしまうのではないか」と思うと焦ってしまいますよね。

大企業の看板に甘えることなく、自分が唯一無二の能力を持った社員であることを示し続けなければならないプレッシャーは、思っている以上に大きいものです。

あなたの代わりはいませんが、「あなたの立場」の代わりはいくらでもいるのが現実です・・・。

⑫仕事ができないと辛いしみじめ

ここまで解説してきた理由を大まかにまとめると、仕事ができなくてみじめな思いをすることが辛さの原因になっているということです。

入社してすぐに仕事でバリバリ活躍できていたら、辛い思いをしてこの記事にたどり着くこともなかったでしょう。

仕事が向いていないのか、実際に働いてみて価値観が合わなかったのかは本人にしか分かりませんが、辛いと感じている事実を無視するのはおすすめしません。

辛いと感じているからこそ、自分が本当はどんな働き方をしたいのか、どう生きたいのかについて真剣に向き合う必要があります。

大企業についていけなくて仕事が辛い人がするべきこと

大企業で働くことに辛さや限界を感じているのなら、何かを変える必要があります。

ここからは、大企業で働くことについていけないと感じたときにやるべき3つのことを紹介します!

 上を目指さない

仕事が辛くてついていけないと感じた時は、一度上を見ることをやめてみましょう。

熾烈な出世争いの環境に身を置いていると、上をめざす気持ちはいつしか「トップを目指さなければならない」という強迫観念に変わっていくものです。

上を目指すことに囚われるあまり、仕事上の肩書きと自分の価値を混同してしまうのも悩みの原因ではないでしょうか。

たとえば、良い肩書きになれば自分には価値がある、低い肩書きのままの自分には価値がないといった誤った考え方です。

身もフタもない言い方をしてしまえば、どれだけトップに上り詰めても引退すればただのおじいちゃん・おばあちゃんです。

肩書きなんてその程度のものですし、ポストが上がったら人間的にさらに素晴らしくなるかと言えばそうではありませんよね。

肩書きが凄かろうと凄くなかろうと、あなたの人間としての価値は揺らぎません。

トップを目指すことだけが正解ではないということです。

自己投資や資格の勉強

大企業で働くことが辛いと感じるなら、将来を見据えて自己投資や資格の勉強に集中するのもおすすめです。

たとえば資格の勉強に集中する事には2つのメリットがあります。

  • 転職への近道になる 
  • 勉強の過程も自信になる

 

今の仕事が辛いと感じているとき、大半の人は「転職」を視野に入れ始めますよね。

自分が興味を持っていたり挑戦したいと思っていた分野の資格を取ることにより、あなたの可能性が大きく広がるでしょう。

「何か資格を取りたい」と情報を探している中で、「この業界で働きたい!」と新しい世界が見えたという人も少なくありません。

資格を取るために勉強を積み重ねている過程そのものが、自信にもつながっていきます。

資格だけでなく、ジムに通ったりスポーツを習ったりと言った自己投資も同じく効果的です。

運動は心身を健康に保ちますし、身体のパフォーマンスが上がると活動的になり、自分に自信を持てるようになっていきます。

仕事で自信をなくして落ち込みそうなときこそ、それ以外の方法で自信を付けましょう。

男性におすすめの資格10選▶

女性におすすめの資格11選▶

転職をする

大企業で仕事を続けることが辛いと感じるなら、転職をするのもおすすめです。

終身雇用という幻想が崩れつつある現在の日本では、転職することが当たり前の時代に変化しつつあります。

時代と共に新しい職業が生まれ、今は働き方を自由に選べる時代になってきました。

責任感のある大きな仕事に取り組みたい人もいれば、そこそこの給料で時間と気持ちに余裕がある生き方をしたいという人もいるでしょう。

大企業に勤めるのは世の中にたくさんある働き方のほんの一部にすぎませんし、あなたが心の底から実現したい働き方を別の職場で叶えられる可能性もあります。

たとえば、すぐに大きなプロジェクトで活躍したいという人は大企業ではなく中小企業やベンチャー企業を視野に入れて転職するのもおすすめです。

大企業に勤めていた経験があれば、転職活動も有利に進みやすいでしょう。

まとめ

大企業で働くことには安定した収入や社会的地位といったメリットがありますが、その反面「ついていけない」と思うような苦しみがあることを解説しました。

辛くなる考え方を変えるというのも方法のひとつですが、過酷な環境で気持ちを切り替えることは正直難しいですよね。

未来の選択肢のひとつとして、転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

大企業から違う業種へ転職したことで、自分が本当にやりたかった仕事や働き方を見つけられた人がたくさんいます。

転職によって、あなたの人生が更に楽しく充実したものになるよう応援しています!