働き方

年末年始の仕事は底辺で辛い?どうしても休みたいときの解決策!

年末年始の仕事は底辺なイメージがあり、今年も年末年始が仕事で辛い、休みたいと悩んでいませんか?

もし年末年始くらいゆっくり休みたい、家族との時間を持ちたいと考えているのであれば仕事を変えるしか方法はありません。

  • 年末年始に仕事をしている人の割合
  • 年末年始の仕事が辛い5つの理由
  • 年始の仕事が底辺じゃない2つの理由
  • どうしても年末年始に休みたいときの理由
  • 年末年始に休みがなくて辛いときの対処法

しかし年末年始の仕事は、誰かのために仕事をしている人がほとんどです。

あなたの仕事が休みだと困ってしまう人も多くいるため、底辺だとは思わず自信を持ちましょう。

本記事を読めば、このまま年末年始の仕事を続けるべきのか転職した方がいいのか分かりますのでぜひ最後までご覧ください。

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年末年始の仕事は底辺?仕事をしている人の割合

年末年始に仕事をしている人は底辺のイメージを持たれていますが、実際には多くの人が年末年始に働いています。

ニュースサイト「しらべえ」が全国の男女849人実施したアンケートによると、全体の22,7%の人が年末年始に関わらず仕事をしていることがわかりました。

年末年始仕事の割合

画像出典:しらべえ

2022年9月分の日本全体労働人口6,766万人で考えると年末年始に仕事をしている人は1,691万人にも上ります。

参考:総務省統計局労働調査 2022年9月分

上記の数字からも分かるように、年末年始に仕事をしている人はかなり多いと言えるでしょう。

年末年始の仕事が底辺?辛い5つの理由

年末年始は多くの人が仕事をしていますが、やはり辛いと感じてしまうときはもちろんあります。

  • 仕事が激務だから
  • 特に手当もないから
  • 周囲から可哀想と言われるから
  • 家族との時間を持てないから
  • まとまった休みがなく体力的にきついから

年末年始の仕事が辛い5つの理由について解説していきます。

仕事が激務だから

年末年始に仕事がある職業は、激務になりやすいでしょう。

例えばレジャー関連の仕事の場合、平日は売り上げが少なく土日に売り上げを確保するパターンが多くなります。

さらに、世の中の多くの人が休みとなる年末年始となれば1年の中でも大きな書き入れ時に突入します。

12月はクリスマスもあるため、12月20日頃からだんだんと忙しくなり、年末年始で一気に仕事量が増え激務となるでしょう。

激務になると上司や同僚も不機嫌になりがちです。

職場もピリピリモード突入で、仕事も激務で辛いと感じてしまう人も多いでしょう。

特に手当もないから

年末年始に出勤をしたとしても、手当を出す会社も少ないため底辺だと言われてしまいます。

以前は、手当を出していた企業もありましたが、日本の不景気とともに年末年始の手当はいつの間にか排除になっています。

私自身も年末年始に仕事をしていましたが、手当なんてありませんでした。

もし手当が出る会社であれば、年末年始も頑張って仕事をしてもいいかなと少しは思えそうですよね。

周囲から可哀想と言われてしまうから

年末年始に仕事をしている人はよく周囲から「可哀想」と言われてしまいます。

本人は可哀想とは思っていないのに、お正月も仕事って可哀想だねと言われると、なんだか自分が惨めに思えてしまいますよね。

正月休みの人からすると、年末年始に仕事なんてブラックじゃないの?と勘違いすることもあるでしょう。

家族との時間を持てないから

年末年始も仕事の人は、家族との時間が持てない状況になりがちです。

  • 子供が冬休みで自宅にいる
  • 夫or妻が年末休みの仕事をしている
  • 実家に帰省したいけどできない

働く理由は人それぞれですが、既婚者であれば家族のために働いている人も多いのではないでしょうか。

年末年始くらい家族でゆっくり過ごせないと、仕事も嫌になってしまいますよね。

まとまった休みがなく体力的にきつい

まとまった休みが取れない人は、ゆっくり休暇を楽しめなかったり、体力的にきついと感じる人も少なくありません。

年末年始に休めない仕事の人は、休みがシフト制の場合が多くまとまった休みがもともと取りにくい人が多いでしょう。

下記のデータは年末年始に働いている年代の割合を示しています。

画像出典:しらべえ

働き盛りの20代、30代は多くなっていますが、40代以降は減少しています。

若い頃は、1日休めば復活していた体力も40代以降になるとまとまった休みがないと疲れが残ったり体力的にきついのが本音です。

年末年始の仕事は底辺じゃない2つの理由

年末年始も仕事で周囲から「かわいそうだね」「ブラック企業」と言われてしまう場合もありますが、年末年始も仕事をしている人は「誰かのために仕事をしている人」になります。

日常生活に必要な仕事だから

年末年始でも基本的に休みがない・休みにくい仕事を紹介します。

レジャー関連

→ホテル・旅館・映画館・アミューズメント

医療・介護関連

→医者・看護師・介護福祉

サービス関連

→飲食店・コンビニ・スーパー・百貨店

IT業界

→エンジニア

公共交通機関

→バス・電車・飛行機

レスキュー

→警察官・消防・救急

その他の仕事

神社・寺院・郵便局など

警察官・救急隊・医師・看護師の方であれば、生活の安全確保や、人命救助のために仕事をしており無くてはならない存在です。

またサービス業や、レジャー関連の仕事をしている人も、年末年始の休暇を楽しむ人々のために仕事をしています。

もちろん、サービス業やレジャー関連は売り上げが一気に増加する時期なので休んではいられない職業です。

それでも、誰かのために働いているのは変わりないでしょう。

やりがいがある好きな仕事だから

年末年始に休みがない仕事をしている人でも、自分が好きな仕事をしている・やりがいを感じている人であれば別に底辺や辛いと感じていません。

底辺・辛いと思ってしまうのは、休めないことはもちろんありますが仕事に対して他にも不満を持っているからではないでしょか?

  • 残業も多い
  • 有給も使えない
  • 社員も少ない
  • 給料が安い

年末年始に休めない以外にも仕事に対して不満を持っているのであれば、早めに次の職場を探した方がいいでしょう。

年末年始の仕事が辛い!どうしても休みたいときのおすすめ理由は?

年末年始にどうしても仕事を休みたい人は嘘や何らかの理由を作って休むしかありません。

嘘を付く場合は、明らかに不自然な理由はバレてしまうリスクがあり職場で気まずくなってしまうこともあるでしょう。

ここではどうしても年末年始に休みたい人に向けて、休める可能性があるおすすめ理由について紹介します。

正直に理由を言う

一番は正直に休みたい理由を言うことです。

  • 妻or夫の実家にどうしても帰省しなければいけない理由がある
  • 実家の両親が入院している

ポイントは、どうしても休まなければいけない・休みたい熱意を伝えることです。

そんな理由は無理だと突っぱねる職場もありますが、理解を示してくれる場合もありますのでまずは勇気を持って聞いてみましょう。

相談する時は、年末年始の人員確保だったり、スケジュール調整もありますので、なるべく早く伝えてください。

体調不良になった

体調不良は休む理由として、一番説得力があります。

特に年末年始は、インフルエンザの流行や風邪を引きやすい時期と言えるでしょう。

本当に体調を崩してしまう可能性もありますが、体調不良であれば休める可能性は高いでしょう。

ただ、嘘がバレたときのリスクや罪悪感もあるのでよく考えてから電話しましょう。

休めないなら辞めます

年末年始に休みたいけど休めないなら思いきって「辞めます」と言ってみるのもアリです。

辞めますと言われたら、さすがに会社も年末の31日は休んでいいから年始は少し出勤してくれないかな?と提案してくれるかもしれません。

年末年始はただでさえ人手不足になるため、直前に辞められたら会社としても困ってしまうからです。

ただ辞めたいなと思っているのであれば、それがあなたの本音でしょう。

今年は休めたとしても、来年は「去年も休んだから無理」と断られる可能性が高いです。

この先も休みがなくて辛いなら今すぐ転職した方が自分のためになります。

「子供がいるから」では正直休みにくい

年末年始は家族や子供のために休みたい人は大勢いますが、休みたい理由として「子供がいるから」だけでは納得しない人もいらっしゃいます。

家庭を理由にすることで、反感を買ってしまうこともありますので、注意してください。

融通が利く職場もありますが、まずは上司に相談してみましょう。

年末年始に休みがなく辛い状況なら転職しよう

昨今は年末年始に仕事がある職業も多くなっていますが、どうしても辛い人は転職がおすすめです。

我慢していても職業柄休みがない場合が多く、待っていても改善されることはないからです。

転職する場合は、年末年始に休みがある仕事なのか休日状況をしっかり調べてから転職するようにしましょう。

転職エージェントに相談しながら転職活動する

年末年始に休める仕事に転職したい人は、転職エージェントに相談しながら転職活動するのがおすすめです。

  • 仕事の悩みを相談しながら転職活動ができる
  • 各職業の最新情報も詳しく教えてくれる
  • 自分の条件に合った求人を紹介してくれる
  • 確実に年末年始が休みの仕事を紹介してくれる

自分で求人を探す場合、休暇状況を間違えてしまう可能性も出てきます。

土日休みでも土日どちらかしか休みがない場合や、週休二日制なのか完全週休二日制なのかの違いに気が付かないこともあるでしょう。

また完全週休二日制だったとしても土日休みとは限りませんし、正しく企業の休暇状況を把握するのは個人では難しいです。

しかし、転職エージェントのアドバイザーであれば、企業の内部事情にも詳しいので休暇状況しっかり把握した上で応募ができますので安心です。

理想の休みを実現するためにも、まずは転職エージェントに相談してみましょう。

希望する条件で仕事が探せる!おすすめの転職サイト

まとめ

年末年始に休みがなく働いている人は、身近にいなかったとしても多くの人が働いている状況です。

ですが、休みがなくて辛い、働き方を変えたいと考えている人は今このタイミングで転職活動を始めてみましょう。

思い立ったときに行動しない人は、何も対策せずに1年経過し来年の年末年始になってしまいます。

年末年始に仕事をしている人は決して底辺ではありませんが、辛い人は他の仕事に転職するのがおすすめです。