働き方

パワハラされる方が悪いは問題外!我慢しないで逃げるべき5つの理由

パワハラされる方が悪い

「パワハラされる方が悪いのかな…」

上司から毎日のようにパワハラを受けていると、このように考えてしまうときがあります。

しかし、悪いのはパワハラをしているです。

本記事では、パワハラする人の考え方やパワハラされる理由を解説しています。

  • パワハラされている人の特徴
  • パワハラから逃げるべき理由
  • パワハラから逃げる方法

パワハラは、あなたに見えない傷を残す行為です。

取り返しがつかなくなる前に本記事を参考にして、まず自分自身を肯定するところから始めてみてください。

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パワハラされる方が悪いの?パワハラする人は問題外!

パワハラをされている人は悪くありません。

パワハラをする人の方が悪いのです

パワハラする人は問題外です!!

では、どのような行為がパワハラにあたるのでしょうか。

パワハラは厚生労働省より、次の3点を満たす内容の行為と定められています。

  1. 優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われる行為
  2. 業務の適正な範囲を超えて行われる行為
  3. 身体的若しくは精神的な苦痛を与える行為、又は就業環境を害する行為

以下に、パワハラにあたる行為をまとめました。

パワハラの種類と該当する行為
種類 パワハラである パワハラではない
身体的な攻撃 上司から部下への暴力 同僚同士の喧嘩(1,2を満たしていない)
精神的な攻撃 上司から命令に従わなかった部下に対して人格否定をする 何度も注意しているのに、服装やマナーに対する配慮ができておらず、強く注意した(1を満たしていない)
人間関係からの切離し 気に入らない社員を仕事から外す 新入社員の研修のために、短期間個室で研修させる(2を満たしていない)
過大な要求 長期間、他の社員よりも高いノルマを課し、達成できなければ叱責する 社員育成のために、少しレベルの高い業務を与える(2を満たしていない)
過小な要求 上司が部下の能力が高いのが気に入らないので、簡単な受付業務しかさせない 経営上仕方なく、簡単な業務に就かせる(2を満たしていない)
個の侵害 有給休暇の取得を認めず、取り下げられる 社員の配慮を目的に、家族の状況を聞く(2、3を満たしていない)

あなたが受けている苦痛の原因は、パワハラにあたるでしょうか。

もしパワハラだった場合、あなたは全く悪くありません。

パワハラは、業務上必要のない苦痛を与えている加害者が悪いので、悩む必要はないのです。

パワハラされる自分が悪いと思ってしまう4つの考え方

パワハラを日常的に受けていると「パワハラされている自分が悪いのでは?」と考えてしまうときがあります。

あなたも「自分が悪い」と考えていませんか?

しかし現実は、パワハラをしている人が確実に悪いのです。

「自分が悪い」と考えてしまう人は、以下のような考え方をしています。

  • 自分のために怒ってくれているんだ
  • 自分の意見なんかより上司の方が正しい
  • 他の会社でもこれが普通だと言われている
  • 毎日のパワハラで思考停止になっている

それぞれ詳しく解説します。

自分のために怒ってくれているんだ

パワハラをする人は、基本的にストレスを発散するために怒っています

しかし、パワハラをする上司はよくこう言います。

お前のためを思って言っているんだ!!!

こう言われると、パワハラの知識がない新入社員や若手はこう考えるでしょう。

自分のことを思って怒ってくれているのだから、ミスをした自分が悪いよな…

しかしパワハラに該当する行為は、あなたのためではありません

多くのパワハラ加害者は、自分の欲求を満たすために怒っています

例えば以下のように、機嫌によって怒る上司がいます。

直属の上司が気分屋で、業務に振り回される件。 たとえば、一つの書類にしても、数ヶ月前はそれで通ったのが、今回ではその日の機嫌も加わり、難癖つけてNGになり、「なんでこんな風になってんだ」と叱責。

引用:Yahoo!知恵袋

さらに、以下のように責任を押し付けるために怒る上司もいます。

うちの上司はまずいことがおこると、すぐに怒ります。 どのように対処するのがいいでしょうか。 たとえば、チーム内のトラブルがあった場合、報告した私に責任をかぶせられます。

引用:Yahoo!知恵袋

あなたの上司はどんなときに怒っているでしょうか。

「自分が悪い」と考えず「パワハラをする上司が悪い」と考えましょう。

自分の意見なんかより上司の方が正しい

パワハラを受けていると、自分の考えよりも上司の考えが正しいと錯覚してしまいます

パワハラをしてくる相手は「自分が正しい」と疑わないので、勢いに飲まれてしまいます…

しかし、上司の意見が必ずしも正しいとは限りません。

上司は勢いに任せて怒っているだけで、よく考えるとあなたの方が正しい可能性もあるのです。

あなたも自分が正しいと考えていた行動が、間違っていた経験があるはずです。

上司も同じで、正しいと思い込んでいるだけで間違うときがあります

パワハラを受けていても、自分が間違っていると思い込まないようにしましょう。

他の会社でもこれが普通だと言われている

パワハラを受けるのは普通ではありません。

パワハラを受けていたら「他の会社でもこれが普通」と言われて、信じ込んでしまいます。

しかし、よく考えてみましょう。

あなたの会社で働いている上司が、なぜ他の会社の事情を知っているのか

あなたの会社で働いている上司が、なぜ他の会社の事情を知っているのか

知っているはずがありませんよね。

パワハラが当たり前な会社で溢れていれば、日本は終わりです。

「他の会社でもこれが普通」という言葉は、パワハラを正当化するために使っています。

間に受けずに、パワハラする上司が間違っていると考えましょう。

毎日のパワハラで思考停止になっている

毎日パワハラを受けていると、思考停止してしまい、反抗する気力を失ってしまいます

思考停止すると「毎日怒られるのが当たり前」や「何をしても怒られるのが当たり前」になり、現状を受け入れてしまいます。

あなたは決して悪くありません

では、あなたはどうすれば現状を変えられるのでしょうか。

現状を打破するには、ときには上司と戦う必要があります

https://wailog.net/harassment-boss-retort/

上記の記事を参考にしていただき、自信を持って立ち向かってみてください。

パワハラのターゲットにされやすい人の特徴6選

パワハラする上司は、パワハラをしやすい人をターゲットにします。

パワハラされやすい人は全く悪くないのですが、どうしてもパワハラ上司に狙われてしまうのです…

パワハラをされやすい人の性格は、以下の6つが挙げられます。

  1. おどおどしている
  2. 真面目な性格
  3. 職場にうまく溶け込めていない
  4. 自己肯定感が低い
  5. 仕事が遅い
  6. 仕事ができて目立つ

それぞれ詳しく解説します。

①おどおどしている

おどおどしている人は、気弱で反抗しないと思われて、パワハラのターゲットにされやすいです。

パワハラをする上司は「パワハラしても反撃してこない相手」をターゲットにします。

おどおどしていると、自信がなかったり弱そうに見えたりして、反撃しそうに見えないのです。

パワハラをする上司は、機嫌が悪かったり責任を押し付けたかったりしたときに怒ってきます。

そのときに、おどおどしている人がいれば格好の餌食にされてしまいます。

もしもあなたが、おどおどしながら仕事をしているのであれば、姿勢を正すところを意識してみましょう

姿勢がいいだけでシャキッとして見えるので、効果がありますよ!

上司の性格を変えるより、自分を変える方がはるかに簡単です。

まずは自分がおどおどして見えていないか、客観的に考えてみましょう。

②真面目な性格

真面目な性格の人は、パワハラに耐えて仕事をしてしまうので、パワハラのターゲットにされやすいです。

真面目なのは仕事をするにあたって素晴らしい性格です。

しかし真面目な人は、社内の空気を悪くしたくないので、パワハラに反抗しません。

つまり真面目な人は反撃してこないとみられて、パワハラのターゲットにされてしまうのです…

そして真面目な人は、パワハラで過剰な業務を与えられても頑張って取り組みます。

その結果納期に間に合わなかったり、ミスをしてしまったりして、再びパワハラをされてしまうのです。

③職場にうまく溶け込めていない

職場にうまく溶け込めていない人は、助けてくれる味方がいないので、パワハラのターゲットにされやすいです。

パワハラをする上司は、パワハラをしたときの反撃を恐れています。

そこで、職場に馴染めず孤立している人をターゲットにするのです。

常に周りに人がいる人にパワハラをすると、多くの人を敵にしてしまい自分が孤立するかもしれません。

でも、職場に馴染めていなくて孤立している人なら、自分が反撃に遭う心配は少ないですよね。

職場にうまく馴染めていなければ、助けてくれる人がいないので苦しい思いをします。

④自己肯定感が低い

自己肯定感が低い人は、自信がないから反抗しないと思われて、パワハラのターゲットにされやすいです。

パワハラをする上司は、パワハラをしたときの反撃を恐れます。

しかし自己肯定感が低い人は「自分が間違っている」と考えがちです。

そのためパワハラ上司から、反撃をしてくる心配がないと思われてしまいます。

自信がないので、パワハラを受けても「これって怒っていいのかな?」と疑問に感じてしまい反撃できないのです。

そして自己肯定感が低い人がパワハラを受けると、さらに自己肯定感が低くなってしまいます。

自己肯定感が低いと、パワハラを受けても「自分が悪い」と考えてしまいます。

しかし、あなたに悪いところはなく、パワハラをしている上司が悪いのです

⑤仕事が遅い

仕事が遅い人は、能力が低いからという理由で、パワハラのターゲットにされやすいです。

仕事が遅さを注意するように見せかけて、感情に任せてストレス発散のために怒ってきたり、嫌味を言ってきたりします。

能力を考えて仕事を割り振るのが上司の仕事です。

仕事のスピードは個人の能力で変わるので、怒るのはおかしいのです。

仕事が遅くてパワハラを受けている例は、以下のような内容です。

職場で仕事が早い人に早く終わるほど給料が低く仕事が遅いほど給料が高いなんておかしいとか大声で周りに聞こえるように言われます。

引用:Yahoo!知恵袋

厚生労働省が定めるパワハラの定義を満たしていますね。

仕事が遅くて怒られると、自分が悪いと考えてしまうかもしれません。

しかしあなたに悪いところはなくて、パワハラをしてくる上司が悪いのです。

⑥仕事ができて目立つ

仕事ができて目立つ人は、嫉妬されるため、パワハラのターゲットにされやすいです。

上司にとって、仕事ができる部下は自分の立場を危うくさせる危険因子です。

自分より優秀な部下に嫉妬して、無理難題を押し付けてくる上司もいます。

以下は、仕事ができるせいで嫉妬されて、パワハラを受けた事例です。

時間外での予習復習をやりきった私は上層部からの評判は良かったですが、今度はそれに対する末端の社員からの嫉妬によるパワハラを受ける様になりました。

引用:みん評

古株のおばさんより、寿司ネタの切付け等の
技術が上(古株ババアより器用で仕事ができる)だと、嫉妬心からか、その古株ババアにかなりのイジメを受けるので、切付けだけは出来ないフリをして、切付け業務には携わらない方が良い。

引用:みん評

自分より仕事ができて、立場が危なくなった上司は、パワハラをして足を引っ張ろうとしてきます。

パワハラ上司に我慢しないで退職した方がいい5つの理由

上司からパワハラを受けていると「いつか上司からのパワハラはなくなるはず」や「会社が助けてくれるはず」と考えます。

しかし、期待通りにパワハラが無くなったり、会社が助けてくれたりはしません。

そのため、上司からのパワハラが辛いなら、我慢せずに退職したほうがいいでしょう。

パワハラ上司に我慢しないで退職した方がいい理由は、以下の5点です。

  • パワハラ上司の性格が変わることはない
  • パワハラする人はパワハラだと思っていない
  • パワハラが発覚しても会社はすぐ対応してくれない
  • ハラスメント防止規定が制定されていない会社の可能性がある
  • 自分の身は自分で守るしかない

それぞれ詳しく解説します。

パワハラ上司の性格が変わることはない

パワハラ上司の性格は変わらないので、上司に期待するよりも退職した方が早く逃げられます。

人の性格はなかなか変わりません。

ましてや社会人になるまで積み重ねてきた性格が変わることは、ほとんどないでしょう。

上司の性格が優しくなるのを想像できますか?

もちろん、あなたがパワハラされにくくなる性格に変わるのは、努力すれば可能です。

しかし、自分の性格を変えるのには時間も労力もかかりますし、必ずパワハラがなくなる保証はありません。

そのため、退職するのが一番最短ルートなのです!

パワハラする人はパワハラだと思っていない

パワハラ上司はパワハラしていると思っていないので、期待してもパワハラはなくなりません。

そのため、我慢せずに退職した方がいいでしょう。

上司からパワハラを受けているけど、いつか自分がパワハラをしていると気づいてくれるはず・・・

こんなふうに考えていても、いつまでも上司は変わらないでしょう。

でも、会社では社員教育でパワハラについて学ぶから、そこで気づいてくれるのでは?

そもそも自分がしている行為が、パワハラだと思っていないため、全く効果がありません。

自分が悪いと思っていない人に、いくら期待しても無駄なのです。

そのため上司に期待するより自分が行動を起こして、退職するほうがいいのです。

パワハラが発覚しても会社はすぐ対応してくれない

パワハラが発覚しても会社はすぐに対応しないし、何もしてくれない場合があります。

そのため、会社に期待するよりも退職した方がいいでしょう。

パワハラ上司がどうにもできないなら、最後は会社を頼ればいいんじゃないですか?

会社はあなたが思う以上に何もしません

厚生労働所が行った調査「ハラスメント認定後の勤務先の対応」を見てみましょう。

 

図の左側のグラフが令和2年の調査結果で、右側が平成28年の調査結果です。

どちらも「何もしなかった」が2割〜3割を占めていますね。

「何もしなかった」が大きな割合を占めているのは驚きですよね。

会社はあなたの期待通りに動かない可能性が高いです

会社に期待せずに、自分が行動して退職した方がいいのです。

ハラスメント防止規定が制定されていない会社の可能性がある

会社で「ハラスメント防止規定」が制定されていなければ、会社がパワハラ対策に力を入れていないということです。

その場合パワハラが無くなることはないので、退職した方がいいでしょう。

「ハラスメント防止規定」は、企業がハラスメントの防止・対策を行う義務を定めた規定です。

規定を破ると罰則はありませんが、行政から勧告や指導を受けます。

罰則がなければ意味がないと思うかもしれませんが、厚生労働大臣が必要と認めた場合は企業名が公表されるので、効果はあります。

そしてハラスメント防止規定は、全ての企業に適応されます。(参考:職場におけるパワーハラスメント対策が事業主の義務になりました!

しかし、いまだに就業規則にパワハラについて明記がない会社があります。

そのような会社はパワハラに無関心なので、変わるのは難しいでしょう

規約を見てパワハラについて明記がなければ赤信号です。

会社が変わるのを待つよりも、退職を検討してみましょう

自分の身は自分で守るしかない

自分で行動を起こした方が、パワハラからは早く逃げられます。

自分の身は自分で守るしかありません

上司がパワハラをしてきても、会社がパワハラから守ってくれなくても、自分を守るのは最終的に自分だけです。

いつまでも上司が変わってくれるのを待ったり、会社が守ってくれるのを待ったりしても、現状は変わりません。

周りに期待するより、自分が行動を起こした方が、パワハラから逃げる方法としては確実です。

パワハラ上司に我慢できなくなったら、自分で行動を起こして、自分を守りましょう

そしてその行動こそが、退職なのです。

パワハラされる方は悪くない!今すぐ逃げたいなら退職代行に頼ろう

パワハラから今すぐ逃げたいのなら、退職代行がおすすめです。

パワハラからすぐに逃げたいけど、退職を上司に話すのは絶対に無理です…

この悩みを解決してくるのが、退職代行です。

退職代行なら即時退職もできる

退職代行を使えば、パワハラを受けている職場から、即日退職もできます

退職代行を使わずに退職すると、上司からの説得や業務の引き継ぎで、かなり時間がかかってしまいます。

正直、今すぐにでも退職したいです…

しかし退職代行を使えば即日で退職ができます。

自分から退職を言い出すのも、かなりハードルが高いですよね。

退職代行は、利用者の悩みをほとんどカバーできるサービスです。

パワハラに関しては、法律の問題が浮上してくる可能性があるので、法律に強い退職代行がおすすめです。

法律に強い退職代行として「弁護士法人みやび法律事務所」を紹介します。

弁護士法人みやび法律事務所の強みは以下の通りです。

  • 面倒な引き止めや業務の引き継ぎなしで、即日退職ができる
  • 弁護士が対応してくれるので、裁判や訴訟問題も安心できる
  • 未払い残業代請求、パワハラによる損害賠償請求もできる

弁護士法人みやび法律事務所を利用してみる

参考記事:弁護士法人みやび法律事務所の口コミ評判!ブラック企業に強い退職代行

ぜひ退職代行を利用して、辛いパワハラの日々から脱出してくださいね。

まとめ

本記事では、以下の内容を紹介しました。

  • パワハラされている人は悪くない
  • パワハラする人が完全に悪い
  • パワハラのターゲットになりやすい人には特徴がある
  • パワハラは我慢せず退職して逃げた方がいい
  • パワハラから逃げるには退職代行がおすすめ

パワハラを受けていると、自分が悪いと考えてしまうかもしれませんが、パワハラをする方が絶対に悪いのです。

自分は悪くないと信じて、今から逃げる努力をしましょう。

パワハラから逃げるには退職代行がおすすめです。

今回紹介した弁護士が退職代行をしてくれる退職代行サービス「弁護牛法人みやび法律事務所」をぜひ利用してみてください。

毎日の辛いパワハラの日々から、自分で行動を起こして脱出しましょう。