仕事の悩み

ペットロスで仕事中に泣くのはあり?仕事に行きたくない辛い悲しいときの対処法

ペットロスで仕事中に泣く

ずっと一緒に暮らしてきた愛するペットが亡くなり、思い出して仕事中に泣いてしまった経験はありませんか?

  • 先週まで元気だったのに
  • 家に帰っても、もういないんだ
  • もっと何かしてあげられたはず

周りに迷惑がかかるのは申し訳ないという気持ちから、無理して仕事に行っている人もいるはずです。

精神的なショックから体調不良になる人も多いので、辛い間の仕事は休めるのがベストです。

現実と向き合い受け入れることで、落ち着いて働けるようになります。

この記事では、ペットロスで仕事をしていても泣いてしまう、辛く悲しい気持ちを抑えられない時の対応策を解説します。

  • ペットロスで仕事を休んでもいい
  • ペットロスの辛さを乗り切る方法

この記事を読めば、ペットロスで仕事中に泣くほど辛くても、上手く折り合いをつけて仕事と向き合う方法が分かります。

前向きな気持ちを少しずつ取り戻しましょう。

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ペットロスで仕事中に泣くくらいなら体調不良で休もう

ペットロスの人が仕事を休んだほうがいいのには3つの理由があります。

  • 周りが気を遣う
  • 仕事でミスが増える
  • ペットロスで休むのは珍しくない

「ペットの死で仕事を休むなんて許されるの?」と、ためらう人もいるでしょう。

それぞれの理由について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

落ち込んでいると周囲に迷惑をかけるから

ペットが亡くなりあなたが失意のどん底状態だと、「仕事の話をしたいけど話しかけにくい…」と周囲に感じさせてしまいます。

自分では上手く返事ができていないだけと思っていても、周りの人はあなたから「話しかけんなオーラが出てる」と感じている可能性があります。

怒ってる…?

仕事の話をしなければいけないけど、同僚が気を遣ってかけてくれる励ましの言葉でペットを思い出し悲しくなってしまう、なんてこともあるでしょう。

仕事をやりたくない訳ではないけど無気力で手につかない心理状態は、本人にしか分からず理解されにくいものです。

事情を知らない人から見たら、「仕事をさぼっている」「手を抜いている」と思われかねません。

まともに会話ができない状態だとミスコミュニケーションの確率もあがり、トラブルの元です。

仲の良い人や信頼できる上司に早めに相談し、会社を休んで心を休ませましょう。

仕事のパフォーマンスが落ちるから

ペットロスの状態で出社するとミスするリスクが高まります。

ミスが増える主な原因は、情緒不安定・疲労や無気力といったペットロス症候群の症状のため判断力が鈍るからです。

  • 悲しみで頭いっぱいで集中力が欠ける
  • 辛さゆえちょっとしたミスも深刻に感じる
  • 嫌なことが連鎖してるように感じる

もしミスをしてしまった場合、さらに精神的にダメージを受けてペットロスからの回復も遅くなってしまいます。

無意識にやってしまったミスにより、大きな事故や会社にとって大きな損失を生む可能性も出てきます。

仕事でいつもの実力が発揮できないなら、自分の為にも会社の為にも会社を休むのがベターです。

ペットロスで休む人もいるから

ペットロスで出社できない人は、あなただけではありません。

2017年に行われたパピマミの調査では、およそ7割の人がペットロスで休むと回答しています。

ペットロス出社アンケート

引用:パピマミ

実際に休んだ経験のある人もしかり、現在ペットを飼っている人の多くが「もしもの時は会社を休む」と考えている状況。

ペットを飼っている多くの人が、弔いや悲しむ時間が欲しいと考えているのです。

最近は、ペット休暇を認めている会社もあります。

「ペットが死んだくらいで休むなんて」と言われる気がして言い出せない方もいるようですが、周りの人はそこまで冷酷ではありません。

数日程度であれば快く休ませてくれる傾向にありますので、まずは休みを申請してみましょう。

ペットロスで仕事や生活に影響した人の口コミ

ペットロスで仕事に集中できない、影響を受けた人の口コミを紹介します。

身近にペットロスの人がいなく、仕事を休んでいいのか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

ペットロスで会社を早退する

ペットロスで会社を早退した人の口コミです。

大好きなペットとお別れは、この日だけです。

仕事より、大切なペットとの時間を優先しないと後で絶対後悔してしまいますよね。

ペットロスでミス連発

ペットロスが影響し、仕事でミスしてしまった人の口コミです。

ペットロスを理解してくれる上司や同僚がいないと、休みたいと言えなくて我慢している人も実際多くいらっしゃいます。

ペットロスで仕事に泣いてしまう

ペットロスで仕事中に泣いてしまった人の口コミです。

どうしても辛い悲しいときは、自然と涙が出てきてしまいますよね。

我慢すると、苦しくなって仕事どころじゃなくなるので、泣きたいときには泣いて気持ちを落ち着かせた方がいいでしょう。

ペットロスで仕事中に泣いてしまいそうなときの対処法

ペットロスに耐えられず仕事中に泣きそうになったときの、5つの対処法をご紹介します。

  • 理解者を探しサポートしてもらう
  • 我慢はせず、でもこっそり泣く
  • ペットを思い出さない状況を作る
  • 思い出のグッズで一呼吸する
  • 楽しい記憶で前向きになる

ダメだと分かっていても、一度涙がこぼれたら止まらなくなるもの。

あなたができそうな最善策を探してみましょう。

ペットロスを理解している人には状況を話しておく

ペットを飼っていて理解がありそうな人がいれば、自分のペットが亡くなってとても辛い気持ちでいると打ち明けましょう。

もしペット仲間がいなければ、信頼のおける先輩や同僚でもOKです。

何故なら、泣きそうな状況をフォローしてくれる理解者がいれば、安心できるからです。

寄りそって話を聞いてもらうだけで楽になり、自分より立場が上の人なら仕事を休めるように対応してくれる可能性もあります。

ペットロスは、他人に話すことで少しずつ気持ちが整理でき落ち着いてくるのでメンタルコントロールの点でも効果的。

仲の良い人は落ち込んでいるあなたに気付いて心配しているかもしれないので、何があったか話すところから始めてみましょう。

泣いてもいいがこっそり泣くように心がける

ペットを亡くして悲しい時、泣くのは決して悪いことではありません。

ただし、会社で泣くときは場所を変えるなどしてバレないようにこっそり泣きましょう。

多くの人は、大人になってから人前で泣くのは恥ずかしいという考えを持っており、他人に対しても否定的です。

人前で泣いてしまうと、状況によっては辛辣な言葉を言われかねません。

亡くなったペットを想って泣いていたところに「会社で泣くな」と同僚から心無い言葉を投げられた、別の辛さが重なり状況悪化しかありませんよね。

デスクで大泣きするのは避け、トイレにいったり会社外へ出たりして、一人になれる場所で落ち着くまで涙を流すことをおすすめします。

仕事量を増やして業務に集中する時間を多くする

会社で思い出して泣きそうになったら、仕事に没頭できるよう業務量を増やし、ペットを思い出す時間を減らしてみましょう。

人は基本的に1つのことにしか集中できないので、ペットを想いながら仕事をこなすのは無理があります。

仕事が忙しいと家族やプライベートのことは忘れて、集中して業務をこなしている人も多いのではないでしょうか

人間はマルチタスクが苦手なため、仕事に集中していれば悲しみを紛らわすことができます。

いつもより仕事の没頭し、ペットのことを思い出す時間を作らないようにしてみましょう。

仕事以外の時間は、泣いてもいいですし我慢しないで大切なペットとの思い出の整理ができるといいですね。

ペットとの思い出グッズを作成し持ち歩く

ペットが好きだったオモチャやかわいい・おもしろい写真をプリントし、ペットとの思い出をいつも身に付けられるグッズにして持ち歩くのもおすすめです。

泣きそうな時は思い出グッズを手に取りペットを偲ぶ時間が出来れば、気持ちが落ち着きます。

おすすめのメモリアルグッズ
  • プリントバッグ
  • プリントタオル
  • 写真入りブローチ
  • 写真入りブレスレット
  • 似顔絵コースター
  • ピアス
  • キーホルダー

似顔絵タオルやコースターは会社でも気軽に使えるのでおすすめです。

ペットは亡くなってしまってもう会えませんが、心の支えになるグッズがあるとずっと一緒にいると思えて少し気持ちが楽になります。

大好きなペットを失ってやり切れない気持ちを緩和するには、「ペットとの思い出」を持ち歩いて泣きそうになったら見返す。

思い出に浸る時間も必要ですよ。

ペットのためにも前向きに考えるようにする

仕事中に思い出して泣かないためには、ペットの死を受け入れて少しずつ前向きになりましょう

ペットと一緒に過ごして得られた幸せや楽しかった思い出は、あなたに元気を取り戻してくれます。

落ち込んでいるときによく聞く「つらい出来事なんか忘れろ」は、克服する方法ではありません。

日本医師会によると、ペットロスは4つのステップを踏んで少しずつ回復していきます。

  • 第1ステップ
    ショックで事実を受け入れられない
    →ペットの死を受け止める
  • 第2ステップ
    絶望感と悲しみを感じる日々
    →自分の気持ちを素直に口にする
  • 第3ステップ
    少しずつ回復していく
    →ペットがいない環境に慣れていく
  • 第4ステップ
    元の生活に戻る
    →思い出として整理する

引用:日本医師会

初めのうちは、悲しい記憶ばかり思い浮かぶかもしれません。

心の中でペットの幸せを祈り、少しずつ楽しい思い出を増やして前に進めるようになることが大切です。

会社で亡くなったペットを思い出し気分がふさぎこんでしまった時は、ぜひペットとの幸せで楽しかった出来事を思い浮かべてください

まとめ

今回は、ペットが亡くなりペットロスで悩んでいる方へ、仕事中に泣きそうになったときの対処法をお伝えしました。

  • ペットロスで会社を休むのもアリ
  • 無理して出社は逆に迷惑になる
  • 信頼出来る人に話す
  • 泣きそうなら場所を変える
  • 楽しかった記憶を思い出す

最近ではペットも家族という価値観が広がってきていています。

ペットロスは、何とかしたいと思っても回復するには時間がかかるもの。

「これくらいのことで」と自分を追い込まず、まずは会社を休むことを優先に検討してみてください。

大好きだったペットからもらった幸せな時間を大切に、ゆっくりと元気を取り戻していきましょう。