「通勤2時間がストレスでこのままだとうつになりそう…。」と思いながら働いていませんか?
- ぶっちゃけ仕事を変えたい
- 有効活用しようにも精神的に辛い
- 通勤時間ごときで辞めていいの?
こんなふうに悩み、我慢して働き続ける選択をしている方も多いのではないでしょうか。
通勤2時間がストレスで精神的に限界と感じるなら、うつになる前に職場を変更しましょう。
- 長時間通勤がストレスになる理由
- 長時間通勤とうつの関係性
- うつになる前に辞めるべき理由
長時間通勤を見直すことで時間を有効活用でき、通勤2時間による抑うつ感から解放され、人生を好転させられます。
この記事を参考に、自分に合った健康的な働き方について考えてみてください。
通勤時間2時間の往復4時間はうつになってもおかしくない
通勤2時間(往復4時間)の働き方がうつになってもおかしくない5つの理由について解説します。
- 通勤時間の全国平均との比較
- 混雑する電車内のストレス
- 渋滞による無駄な時間
- 疲労感による能力低下
- 天候に左右され帰宅が遅くなる
イギリスの調査でも、通勤時間が長い労働者はうつ病に苦しむリスクが3割ほど増えると結果が出ています。
参考:Vitality
ひとつひとつ具体的に説明しているので、ご自身の通勤時間を見直すヒントにしてください。
通勤時間の全国平均は1時間19分
総務省の統計によると、10歳以上の通勤・通学時間の全国平均は1時間19分という結果が出ています。
参考:総務省統計局
上記の通り、通勤2時間は全国平均と比較してもはるかに多いことがわかりますね。
また、通勤時間が30分を超えるとストレスが増加傾向となることもわかっています。
参考:SUUMOジャーナル
通勤時間が長すぎるとストレスにつながりやすくなるため、短縮できる方法がないか早めに試行錯誤してみましょう。
通勤2時間しんどいわ…通勤時間長いと心に悪いらしい。フランスでは平均25分みたいだし(ー ー;)
— tsune.u (@tsune_16) October 30, 2014
混んでる電車内はストレスが溜まるから
混雑している電車はストレスになります。
- 他人との密着
- 遅延による予定のズレ
- 匂いや温度などの不快な感覚
通勤するだけで、仕事が始まる前から疲れてしまい、パフォーマンスも下がりやすくなります。
もちろん結果にも影響するでしょうし、それでさらにストレスを感じるので、うつになりやすくなるんですね。
夏好きだけど満員電車の人間に汗移されるのだけがクソ不快 服濡れた
— 🌈 (@cfrr__) May 16, 2023
渋滞に巻き込まれて無駄な時間だけ過ぎ去るから
車での通勤の場合、渋滞に巻き込まれると時間が無駄になります。
電車と違い運転中は勉強や睡眠もできず、通勤時間の有効活用ができません。
通勤2時間半はエグい
断続渋滞より満員電車の方が一億倍マシ
断続渋滞って時間の無駄感まじでハンパない— DB神楽坂 (@madao666) October 10, 2021
何もしない時間に罪悪感や焦燥感を感じるようになり、心身の健康を損ねていきます。
片道2時間の車通勤は、仕事以外の疲労とストレスでうつになってもおかしくない状況といえます。
疲労で仕事のパフォーマンスが落ち上司から叱責されるから
長時間通勤により疲れがたまると仕事のパフォーマンスが下がり、上司に怒られる可能性が高くなります。
通勤時間だけで体力を使い、通勤時間が長くなる分の睡眠時間も減るからです。
その結果、下記のようなパフォーマンスの低下がみられ、仕事のミスや効率の悪さが目立つようになります。
- 注意力が散漫になる
- 記憶力が低下する
- 考えることや集中することが困難
ただでさえ長時間通勤でストレスを感じているのに、上司から怒られるストレスが重なるのは耐えがたいことです。
うつにつながるリスクがあることも納得できますね。
天候に左右され帰宅までにもっと時間がかかるから
電車通勤や車通勤では、天候により通勤時間が左右されやすいという弊害があります。
たとえば台風時は、約半数が「通勤時間がいつもの2倍かかった」という調査結果が出ています。
参考:ITmediaビジネス
台風のせいで電車動かんから通勤時間いつもの2倍かかんんのほんまクソ
— VWP_なっつ (@Zakinatsu_LL) September 19, 2022
通勤に2時間かかっている人は、悪天候の際は自宅につく頃には深夜という事態も。
特に平日の場合、前日の疲れも取れないまま出勤することになり、疲労が蓄積されてうつになりやすくなります。
通勤2時間がきつい!うつになる前に辞めるべき理由
通勤2時間が辛く、うつになる前に辞めた方がよい理由は以下の5つです。
- 社会復帰に時間がかかる
- 仕事のための人生ではない
- 自分の身は自分で守る
- 若いうちの転職が有利
- 時間だけは取り戻せない
「通勤時間が心身に与える影響は分かったけど、まだ頑張れるし辞める決心がつかない…」と思っている方もいるはずです。
以下を参考に、早めに行動をおこして自分の心身を守りましょう。
うつ病になってしまうと社会復帰まで時間がかかるから
うつ病の症状が安定し「寛解」を迎えるまで、少なくとも1年以上の時間が必要です。
ここから、社会復帰や出勤に向けたリハビリを始めることになります。
具体的なリハビリ内容は以下の通りです。
- 生活リズムを戻す
- 復職サポートを利用する
- 短時間出勤から心身を慣らす
休養して少し良くなった感じがしても、無理な社会復帰は再発を招くため、慎重なステップが必要です。
寛解までに10年以上苦しんでいる方も多くおり、うつ病になると社会復帰までの道のりは長く険しいものとなります。
仕事のための人生ではないから
「仕事のための人生」ではなく、「仕事は人生の一部にすぎない」ということを再認識しましょう。
あなたは何のために仕事をしていますか?
- 趣味に使うお金のため
- やりがいのため
- 家族のため
大事なものを守るための手段が仕事のはずです。
仕事が大好きという方は、仕事を通して得られる達成感や、自己肯定感に喜びを感じているはずです。
仕事=人生と錯覚し、心身の健康を損ねることは避けてください。
自分の身は自分で守るしかないから
仕事を辞めることは自分の身を守る手段の1つであり、決して逃げではありません。
無理な生活が続くと、心身に大きなストレスを及ぼします。
そう気付いた時点で仕事を辞めることは、逃げではなく賢い方向転換です。
自分の健康以上に大事な仕事はありません。
真面目で責任感の強い人は自分に厳しくなりがちですが、それが最後の大仕事だと思って、うつになる前に仕事を辞める決意をしましょう。
転職するなら若いうちの方が有利になるから
転職は若ければ若いほど有利です。
若いうちの転職には以下のようなメリットがあるからです。
- 求人数が多く転職しやすい
- 失敗してもやり直しが効く
- ポテンシャルを買ってもらえる
視野を広げてみると、あなたを求めている仕事はたくさんあるはず。
若いうちに色々な仕事を経験し自分の強みを作っていきましょう。
時間だけは取り戻せないから
満員電車や渋滞で消耗している時間は、もう二度と戻ってきません。
通勤時間2時間の人は、年間約1,000間を通勤に費やしています。
通勤に割いている4時間で、もっと他にできることがあると思いませんか?
- 家族と過ごす
- 趣味を楽しむ
- 資格試験の勉強をする
通勤によるストレスを感じ続けうつ状態に陥るか、有意義に使える時間を増やすか、あなたが決めることができます。
限られた時間を有効活用し、自分が本当にやりたいことに時間を使ってください。
まとめ
今回は、つらい通勤時間を見直しうつになる前に仕事を辞めることの必要性について解説しました。
- 仕事は人生の一部に過ぎない
- 仕事を辞めることは逃げではない
- 自分の健康以上に大事な仕事はない
- 転職経験を自分の強みにする
- 二度と戻らない時間を有効活用する
勤務時間外までストレスで苦しむのは心身にとって悪影響にしかなりません。
うつになる前に仕事をやめ、健康的な働き方へと方向転換していきましょう。