東京に憧れはあるけど、「東京就職はやめとけ」と言われて迷っていませんか?
- 東京就職はやめとけって言う理由は?
- 東京就職に憧れるけど不安
- メリット・デメリットが知りたい
東京就職は勢いに任せるだけでなく、不安要素を払拭した上での決断が大切です。
本記事では、東京就職を迷っているあなたに、メリット・デメリットや口コミ、おすすめできる人とできない人を紹介します。
- 東京への就職はやめといたほうがいい理由
- 東京で就職するメリット
- 良かった・悪かった口コミ
- おすすめの人
- おすすめできない人
メリット・デメリットを理解すれば、自分が東京就職に向いているか分かるはずです。
この記事を読んで、やりたい仕事への一歩を踏み出しましょう。
東京に就職はやめとけの理由
東京での就職はなぜやめといたほうがいいのか、4つの理由を紹介します。
- 物価が高く生活が苦しい
- 通勤ラッシュがしんどい
- 人が多すぎて疲れる
- ホームシックになる
東京に憧れて就職を考えているときに、やめとけと言われると不安になりますよね。
やめとけというのはなぜなのか、4つの理由を順番に解説します。
物価が高く生活が苦しい
東京は地方に比べ物価が高いので生活が苦しくなります。
地方の時と同じ生活をしても物価が高い分、生活費が高くなってしまうからです。
全国平均家賃(2023年5月調査) | ||
順位 | 地域 | 1部屋当たりの家賃平均 |
1位 | 東京都 | 68,187円 |
2位 | 神奈川県 | 59,514円 |
3位 | 大阪府 | 56,902円 |
参考:全国賃貸管理ビジネス協会 |
例として1部屋あたりの家賃平均を比較しても、東京が高いことが分かります。
家賃が高ければ、当然部屋を借りてサービス提供している飲食店やスーパーの価格も上がるため、東京は物価が高くなってしまうのです。
物価が高く生活が苦しくなると、生活のために仕事をしているように感じてしまいそうですね。
東京就職する場合に、会社の寮に入ってしまえば家賃をかなり抑えることができます。
しかし会社の寮生活って、実際どうなのか真相が気になる人も多いのではないでいしょうか
下記記事では、会社の寮生活の実態について詳しく解説していますのでぜひ参考にしてくださいね!
通勤ラッシュがしんどい
通勤ラッシュがしんどいのも、東京での就職をやめとけという理由の1つです。
東京の通勤ラッシュは混雑率が異常というのをご存じでしょうか?
コロナ前(2019年度)の鉄道混雑率平均 | ||
東京 | 大阪 | 名古屋 |
163% | 126% | 132% |
参考:国土交通省サイト |
毎年国土交通省が都市鉄道の混雑率を調査しており、コロナ前2019年の東京の混雑平均は163%でした。
ただ、163%は平均であり、路線によっては190%を超える路線もあります。
混雑率が200%に近いと、「体がふれあい相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める。」状態になるそうです。(参考:国土交通省サイト)
一方、地方の場合は100%を超えないところも多くあり、九州では60%程度の路線もあります。
数字でもわかるように、東京の通勤ラッシュ時の混雑率は多いところで200%近くもあり、地方よりつらいのが分かります。
人が多すぎて疲れる
東京の人の多さには、疲れてしまいますよね。
東京の人混みは、他の都市に比べて疲れやすいのが特徴です。
- 多くの人の顔が情報として入ってくる
- ビルの看板や広告など情報が多い
情報量が多く目を普段よりも使うため、疲労感を感じてしまうのです。
さらに東京は日本の中心のため、人が集まりやすい!
- 日本の中心で企業が多く集まる
- 企業が多いため雇用が多い
- 交通網が充実している
東京は人が集まりやすいので、どこに行っても人が多くなるのです。
そのため、人が多くあらゆる方向から情報が入ってくる東京は、疲れやすくなります。
ホームシックになる
地方から東京に移った場合、ホームシックになる可能性があります。
今まで慣れ親しんだ故郷を離れて、東京に慣れようとするため、ストレスがかかりやすくなるのです。
ホームシックになると、うつに近い状態となります。
ホームシックは、今まで実家暮らしなど、知らない土地で一人暮らしが初めてという人がなりやすく、他にも特徴があります。
- ずっと実家暮らし
- 一人暮らしの経験がない
- 一人で行動するのが苦手
- 初めての人となかなか打ち解けられない
- 寂しがり屋
ホームシックになりやすい特徴に当てはまる人は、東京就職を検討する際に注意したほうがよいでしょう。
東京で就職するメリット
東京での就職は、デメリットばかりではありません。
東京に就職する5つのメリットを紹介します。
- 地方より仕事を選べて職種も幅広い
- 地方より基本給が高め
- キャリアの選択肢が広がる
- 娯楽施設が多い
- 仕事を通じて出会う人も多い
東京に就職するのはやめたほうがいい理由を見て、不安になった人もいるでしょう。
東京に就職するのは、もちろんメリットもあります。
順番に解説しますので、1つずつ確認しながら読み進めてください。
地方より仕事を選べて職種も幅広い
東京には仕事も職種も多く、選べる可能性が高いというメリットがあります。
東京は日本の中心で交通網が充実しているので企業が集まりやすく、求人数も多くなるからです。
都道府県別 新規求人数(2022年度) | ||
順位 | 地域 | 新規求人数 |
1位 | 東京都 | 899,855 |
2位 | 大阪府 | 712,992 |
3位 | 愛知県 | 540,357 |
・ ・ |
・ ・ |
・ ・ |
47位 | 高知県 | 67,220 |
参考:e-Stat |
都道府県別の新規求人数を見ても、東京が多いことが分かります。
また、47位の高知県と比べると、東京は80万以上の求人数があり圧倒的な数です。
求人数が多ければ、その分選択できる職種も多くなるので選びやすくなり、東京に就職するメリットになります。
地方より基本給が高め
東京は給料が高いのもメリットと言えます。
人が多い東京はサービスや商品が売れる確率が高く、企業の売り上げも上がりやすくなります。
厚生労働省の都道府県別の賃金の平均調査でも、東京が一番高いことが分かります。
全国平均より約60万円も高いので、東京で就職するメリットと言えますね。
キャリアの選択肢が広がる
キャリアの選択肢が多いのも、東京で働く1つのメリットです。
東京には日本の中心で人も多いため企業が集まりやすく、転職の機会が多くなります。
また、東京には大体の企業の本社があるため、重要な部署やキャリアアップを望める部署が集まりやすいのも特徴です。
- 職種が多いため、経験を活かして転職しやすい
- 企業にとって重要な部署が東京に多い
どちらを選択してもキャリアアップできるので、東京で働くメリットと言えそうです。
娯楽施設が多い
仕事以外にもメリットがあり、その1つが娯楽施設の多さです。
娯楽施設が多い分、休みの日のリフレッシュがしやすく、新しい趣味を見つけるのもぴったりです。
さらに、東京は公園が多いのをご存じでしょうか?
順位 | 地域 | 公園数 |
1位 | 東京都 | 15,229 |
2位 | 神奈川県 | 14,567 |
3位 | 北海道 | 14,248 |
参考:統計ダッシュボード |
都会で公園が少なそうですが、意外と多いんです。
娯楽施設で遊んだり、公園でのんびりしたりとリフレッシュできるのも、東京で就職するメリットですね。
仕事を通じて出会う人も多い
東京で就職すると、仕事を通じて出会う人が多いのもメリットです。
東京には大企業が多く従業員も多いので、地方とは出会う数が違います。
また、東京には地方から来る人も多いので、出会って意気投合しやすいのが特徴です。
さらに、地方の支店や取引先の人も打ち合わせなどで東京に集まります。
東京では職場内外問わず、出会える人が多くなります。
実際はどう?地方から東京就職(上京)した人の口コミ
ここからは、実際に地方から東京に就職した人の良かった口コミと悪かった口コミを4つ紹介します。
良かった口コミ | 悪かった口コミ |
|
|
ここまで紹介したメリット、デメリットだけでなく、実際に東京に就職した人の口コミも知りたいですよね。
それぞれの口コミを順番に紹介します。
良かった① 新しいことに挑戦できる
東京に就職した結果、何かにチャレンジできたり、新しい趣味ができたという口コミが多くありました。
改めて、上京してよかったと思いました。
地元の合わない人間関係をすっぱり切れて、東京で気の合う友人がいっぱい出来て、色々周り気にせずチャレンジできる自分と出会えて、
当時上京する決断をした18の自分のチャレンジ精神にありがとうです。— GPS📶(たけのこ) (@takenoco119gps) August 8, 2021
今までずーっと活字が大っ嫌いだったのに、東京きてどういうわけか休憩中や空き時間に新聞と本を読むのがちょっとした癒しになっている
東京きて良い方向に変わったことがたくさんあって、上京してよかったと心底思う— にっちー@ひつじの工房 (@h_2087) July 26, 2021
東京に就職して、良い方向に変化している人が多いようです。
良かった② 東京にしかないイベントに行ける
東京でしか開催しないイベントやライブなどに行けるため、東京に就職してよかったという人もたくさんいます。
うおおおお!!エピソード展とは!!!なんたるサプライズ……!!東京に就職して良かったーーーー!!!!!!!
— るいこ (@t7s_Ruico) February 17, 2020
平日夜にイベント入ると本当に東京に就職して良かったと思う
— よよよー (@tsc_756) September 14, 2018
好きなアーティストのイベントやライブが、東京でしか開催されないケースも多いですよね。
東京にいれば仕事終わりでも参加できるので、東京に就職してよかったと感じるようです。
悪かった① 家賃が高い
やはり家賃の高さに関する口コミは多くありました。
やっぱり、東京圏って家賃高いなぁ。
家賃だけ考えたら移住したい。
大阪でも十分安いし。— かぴら │ 会社を辞める@2023/8 (@kapira_fire) June 23, 2023
先ほどもお伝えしたように、東京は1番家賃が高い街です。
家賃を考えたら他の場所に引っ越したいと思う人が多いようです。
悪かった② 人が多い
悪かった口コミの中には、人が多すぎて田舎に帰りたいと感じている人もいました。
とりあえず田舎に帰りたい。
東京はもう満足です。
この家が密集してるのとか
人の多さとかストレス🥹— ぱや (@kerorin55555) June 17, 2023
東京人多すぎ。田舎に帰りたい
— 酒飲みマイメロディ (@anecha_xxx) May 21, 2023
田舎の生活に慣れている人は、東京の人の多さがつらくなってしまうのでしょう。
東京就職に迷う!都会で働くのがおすすめな人
東京に就職するのがおすすめな人4選を紹介します。
- 日本の中心で仕事がしたい
- 東京でやってみたいことがある
- 20代
- キャリアアップしていきたい
やはり誰しも一度は東京への就職を考えるのではないでしょうか。
ここまで紹介したメリット、デメリット、口コミをもとにおすすめな人を紹介します。
東京に就職するのを迷っている人は、自分はどうなのかを考えながら読み進めてください。
日本の中心で仕事がしたい
日本の中心で仕事がしたい人には、東京での就職はぴったりです。
首都である東京は、日本の中心です。
さらに東京は産業の中心でもあるので仕事が集まりやすく、仕事も選択肢が多いでしょう。
希望の職種などはないけど、日本の中心で働きたい方は、東京での就職をおすすめします。
東京でやってみたいことがある
東京でチャレンジしたい仕事がある人は、東京で就職するしかありません。
東京にしかない仕事を地方で見つけるのは不可能です。
東京には人も仕事も集まりやすいので、刺激も多くなります。
東京でやってみたいことがある人は、東京に行きましょう。
20代の人
東京への就職を迷っている20代の人は、迷わず東京に行くのをおすすめします。
若いうちに東京に行って挑戦すれば、後で後悔しません。
やっぱり東京に行けばよかったと思った頃には、家族がいて挑戦できないとなってしまう可能性もあります。
後から行けばよかったと後悔しないためにも、20代で迷っている人は東京で就職することをオススメします。
キャリアアップしていきたい人
自分のキャリアをもっと積みたいと考えている人にも、東京での就職はおすすめです。
大企業が多く、仕事の選択肢も多い東京では、キャリアアップの可能性が高いからです。
キャリアアップで転職を考えている人にとっても、東京は仕事の幅が広く職種も豊富なので、メリットだと言えます。
もっとキャリアを積みたいという方は、東京の部署への異動や転職を検討してみてはいかかでしょうか。
東京就職はやめとけ!おすすめできない人
東京に就職するのはやめといたほうがいい人3選を紹介します。
- なんとなく東京で働いてみたい
- ストレス耐性が弱い
- 自然豊かな場所で生活したい
東京に就職するのを迷っている人は、なにかしらの不安要素があるからです。
その不安要素が紹介する3つに当てはまっているか、考えながら読み進めてください。
なんとなく東京で働いてみたい
東京で働きたい理由や目標がなく、なんとなく東京に行きたいという人には、東京就職はおすすめしません。
企業は人が集まりやすい東京は、競争も高くなります。
そこで目標や強い意志がない人は負けてしまいます。
また、通勤ラッシュはつらく人が多い、さらに物価も高い東京です。
目標もなく、なんとなくで東京にいった場合、仕事が続かない可能性が高くなるためおすすめできません。
ストレス耐性が弱い人
ストレスに弱い人は、東京での就職は難しいでしょう。
東京にはストレスになる要素が多くあります。
- 通勤ラッシュ時の満員電車
- どこに行っても人混み
- 広告など情報量が多い
- 地方から来ると友達がいない
- 人見知りだと初対面の人と打ち解けられない
- 物価が高く、生活のために仕事をしているように感じる
ストレス耐性が弱い人が東京に就職すると、今まで以上にストレスを感じる可能性があります。
場合によっては、うつになる確率も高まるため、ストレス耐性が弱い人に東京での就職はおすすめしません。
自然豊かな場所で生活したい人
自然か多く豊かな場所で生活していきたい人には、東京就職はおすすめしません。
東京は都会の代表と言っても良いほどビルが多く、自然が少ない街です。
また、人も多く豊かに生活するには難しい環境と言えます。
のんびりと自然に囲まれながらの生活したいと考えている人は、東京就職は向いていないでしょう。
場所で決めるよりやりたい仕事に挑戦しよう
仕事は場所で決めるより、やりたい内容で決めましょう!
やりたい内容で仕事を決めたほうが、後悔や大きな壁にぶつかったときに対処できます。
- やりたい内容で仕事を選んだ場合
⇒自分の努力で状況を変えられる可能性がある - 場所で仕事を選んだ場合
⇒住む場所の物価など環境そのものを変えるのは難しい
特に東京はメリットもありますがストレスの多い街です。
東京に就職したいというだけで仕事を選んでしまうと、後悔するリスクが高まります。
仕事は生活には欠かせず、これから先も続きます。
ぜひ、自分のやりたい仕事を見つけてください。
まとめ
本記事では、東京就職のメリット・デメリットや口コミ、おすすめできる人できない人を解説しました。
- 東京は物価が高く通勤ラッシュがつらい
- 人が多くて疲れやすくホームシックになる可能性も
- 東京就職のメリットは求人も職種も多くて選べる
- さらに基本給が高めでキャリアの選択肢も広い
- 娯楽施設や出会う人も多いためリフレッシュしやすい
- 良い口コミ:挑戦しやすい、東京だけのイベントに参加できる
- 悪い口コミ:家賃が高い、人が多い
- 日本の中心で仕事がしたい、東京でやりたいことがある、20代、キャリアアップしたい人にはおすすめ
- なんとなくで東京就職、ストレスに弱い、自然豊かな場所にいたい人にはおすすめしない
- 場所よりもやりたい仕事を見つけるのが大切
東京就職には憧れるけど迷っている人は、何か不安要素があるからです。
不安要素を見つけ払拭できれば、迷いがなくなり新しい一歩が踏み出せます。
東京就職だけではなく、ぜひ自分のやりたい仕事は何かを考えてみてください。