仕事の悩み

仕事で頼られるのが辛い!ストレスを感じたときの逃げ道

仕事で頼られるのが辛い!

「仕事を頼られるのは嬉しいけど、忙しくて辛い」

「断りたいけど断れず、ストレスを感じている」

仕事で頼られる頻度が多いと、自分の仕事が進まず辛いですよね。

できないことは素直に無理と主張しないと、他人に貴重な時間を奪われてしまいます。

他人の仕事を引き受けたストレスから、自分の仕事で本来のパフォーマンスが出せなくなるリスクもあるでしょう。

スケジュールや体調面で辛い時には、素直に断ったりSOSを出すことが大切といえます。

本記事を読めば、仕事で頼られやすい人が、周囲とどのように関わればよいか理解できます。

頼られるすぎて辛い状況を少しでも軽減できよう、ぜひ参考にしてみてください。

仕事を頼られる人の特徴6選

仕事で頼られやすい人は、優秀な人だけではありません。

頼みを断ったら嫌われるのではないか?

評価を落とさないだろうか?

このように、周囲との関係性や評価を過度に気にしてしまう人も該当します。

頼めば何でも応えてくれそうなオーラを感じるからこそ、頼む側は頼みやすくなりますよね。

仕事を頼られる人の特徴6選について具体的に紹介します。

責任感が強い

周囲から頼られると「自分が何とかしなければいけない」と、常に責任を1人で背負い込む人も頼られやすいといえます。

楽をすることしか考えていない人は、この人に相談さえすれば断られるケースはないと決めつけ、どんどん利用してくるでしょう。

次から次へと仕事を引き受けると、本来の仕事がおろそかになります。

大切なのは責任の範囲を明確にすること。

スケジュールと体力面から逆算し、やるべき仕事と頼られた時に手伝える範囲を可視化してみましょう。

自分が対応できる業務とできない業務を、きっちり線引きすることが必要といえます。

仕事が早い

仕事量に対して人員が足りない時などは、仕事が早い人は周囲に頼られるでしょう。

手が空いた社員が周りの仕事を手伝うと、社内全体の業務がスムーズに進みます。

周囲より仕事が早い場合は、サポートを求められるのは仕方がないといえるでしょう。

しかし、仕事の忙しさに限らず、仕事が早いという理由だけで何度も頼ってくる人もいます。

本人の成長のためにも、仕事が早くできるコツだけを教えて、あえて引き離すことも必要でしょう。

断れない性格

そもそも、日本人は断れない性格の人が多い傾向にあります。

皆さんも覚えがあると思いますが、両親なり教師なりから、人様に迷惑をかけてはいけないという考えを幼い時からすりこまれますよね。

迷惑=悪という考えが根底にあるので、迷惑=働いている以上は避けられないと割り切った考えができません。

「断ることで嫌われるのではないか?」

日本人であれば、多かれ少なかれこのような考えが頭をよぎるので、気にする必要はありません。

ただし、過度にYESマンすぎると話は別。

行き過ぎた親切心を利用してくる人は、職場に1人2人は確実にいます。

断れないことに付け込まれないためにも、一定の距離感を置くことは大切にしてください。

仕事ができないと思われたくない

仕事を上司や他の社員からの評価を軸に考える人は、頼まれた仕事を断ることに抵抗感があります。

  • 断ることで、仕事の意欲がないと判断される
  • 冷たい人間だと思われる
  • スキルがないと勘違いされたくない

周囲の評価ばかりを意識すると、真っ先にこのようなネガティブな考えが浮かぶでしょう。

会社への貢献を軸に考え、自分に与えられた仕事に全力で取り組む意識を持てば、普段の仕事の取組み方も変わります。

周囲の見方が変われば、不必要に仕事を頼まれる機会も減るでしょう。

面倒見がいい聞きやすい雰囲気

普段から仏頂面で、何を考えているか分からない人には頼りたくありませんよね。

  • 普段から何を聞かれても嫌な顔をせずニコニコ
  • 何も言わなくても世話してしまう人

面倒見がよく、親切心オーラが出てしまう人の周りに、人が集まりやすいのは当然といえます。

聞きやすい雰囲気は決してマイナスではありません。

しかし、会社は愛想をふりまく場ではなく、仕事で成果を出す場です。

多少イメージを崩しても、自分の仕事を優先させる場面は必要でしょう。

断ったときの上司の目が気になる

普段から上司の顔色ばかり気にしていると、いざ断わるべきタイミングで断れないでしょう。

周りは見ていないようで見ているもの。

常に頼みを引き受けていると、依存心むき出しの社員のターゲットになります。

他人の仕事を助けるだけでは、誰のプラスにもなりません。

まずは自分の仕事で結果を出すことが基本です。

その後で、できる範囲の手助けをしてこそ、本当の意味で頼ってきた社員の力になれます。

仕事が辛いけど頼られるメリット

仕事を引き寄せる男性

他の社員から頼られると、仕事が進まず辛い部分もありますが、頼られるメリットもあります。

自分がサポートできる範囲であれば、積極的に手助けしてもよいでしょう。

上司や周囲からの評価が上がる

日本の会社は、たとえ残業しても、会社のために懸命に働ける人材を評価する風潮があります。

忙しくても、他の社員を手助けする人間性と仕事に取り組む姿勢は、評価されるポイントでしょう。

他人をサポートできるということは、仕事に余裕があると捉えられます。

スキルの取得度はもちろんですが、業務遂行力の点でも評価は上がるでしょう。

責任感ある仕事を任される

評価が上がれば、裁量がある仕事を任される機会も増えるでしょう。

ただし責任が多い分、ストレスも溜まります。

仕事で頼られる特徴を持った人は、他人にSOSを出せず問題を抱え込がち。

精神的に辛い時は、素直に少し休みたい旨を周囲に打ち明けましょう。

適度な休息とストレス解消が、仕事を続ける土台です。

SOSを出して評価を下げられた場合、社員の健康を考えられない、それだけの会社というだけ。

体調が悪ければ、遠慮なく心身を休めましょう。

昇進やボーナスアップに

評価制度は会社によっても異なりますが、人事評価基準を満たせば、昇進やボーナスアップにつながる可能性もあります。

人事評価基準について

行動指針
社員が目標達成に向けてどのように行動すべきかを表す基準

等級
人事評価は、企業や組織で求められる役割や社員の等級を示すものです。
この指針にしたがって会社が社員に求める能力やスキル、役割や業績を示し、かつ序列化するのが等級制度。

報酬
評価や等級の各制度を総合し、結果や役割、地位に基づいて給料を決めます。

引用元 : あしたの人事Online

上司の指示通り業務を遂行できる最初の段階から脱し、他人のサポートや指導もおこなえれば等級的には1ランク上がると考えるのが妥当。

頼られた時にしっかり対応できれば、報酬アップにつながるケースは多いでしょう。

仕事で頼られるデメリット

頼られることと、利用されること根本的に違います。

純粋に頼っている人と単に利用している人の見分け方は、主に以下の通り。

頼っている人  利用している人
質問方法 自分で調べた上で、分からない部分だけ聞く 最初から答えだけ聞く
質問の頻度 必要最低限の頻度 仕事に支障が出る頻度
接し方の特徴 メモを取り、知識を覚えようとする 答えが分かると、早々に引き上げようとする

利用してくる人は、自分の仕事を終わらせることしか基本的に考えていません。

今後も仕事の進捗が悪ければ、頼られるのは目にみえています。

関わってもデメリットしかないので、静かに距離を置きましょう。

めんどくさい仕事を任される

心を鬼にして断れる部分は断らないと、他人に時間を奪われます。

普段から頼まれても断らない人は、めんどくさい仕事を任される格好のターゲットになります。

少し頼られるならまだしも、気づけば他人の仕事を丸々やっているケースもあるでしょう。

自分の仕事に支障が出るのであれば、断る選択も必要といえます。

冒頭に紹介した、単に利用しているだけの人を見抜ける力が、問われてくるでしょう。

残業が増える

時間を犠牲にして仕事を手伝うわけなので、残業時間が増えるのは当然の成り行きです。

かりに頼られた仕事が緊急のものである場合、自分の仕事は完全に後回しになってしまいます。

自分のスケジュールに影響するなら、正直に理由を話して断らないと、助ける以前に自分自身が潰れてしまうでしょう。

いいように使われてしまう

頼みを何度も引き受ければ、よい意味でも悪い意味でも「この人は頼みやすい」というイメージができます。

仕事を頼まれるということは信頼されている証拠でもあります。

実力を認め、この人になら任せても大丈夫だと思われているイメージです。

自分が忙しくても、仕事ができない人に頼りたくありませんよね。

逆に、悪い意味で考えれば、頼みやすい人柄と仕事の実力をいいように利用されている可能性もあります。

  • 実力を信頼しているからこそ、今回に限り何とかお願いしたい
  • 単純に自分が楽をしたいから、仕事を丸投げする

仕事を頼むという観点では同じですが、両者はニュアンスが全く異なります。

後者は単純に、人を利用しようとしているだけです。

いいように使われないためには、人の本質を見極め、距離感を使い分けられるようになる必要があります。

仕事で頼られて辛いストレスを感じたときの解決策

アイディアを考える女性

人に頼られやすい真面目で責任感が強い人は、多少無理してでも仕事を1人で抱えてしまいがち。

真面目であることは長所であるように見えて、行き過ぎるとマイナスになってしまいます。

  • イライラして、周囲にあたることが増えた
  • 何げないことで落ち込む
  • 体調が悪い

これらの症状が出たら、明らかにストレスの溜まりすぎでしょう。

健康は仕事を長く続ける土台。

時には、仕事を頼まれても応じない姿勢を見せることも大切といえます。

自分を守るためにも、仕事を頼んできた社員の成長のためにも、必要なことでしょう。

具体的な解決策を紹介します。

ハッキリと断る

「本当は疲れているから、頼みを断りたい・・・」

人から頼られやすいタイプは、本音を隠して無理してしまう傾向があります。

そうならないためにも、対応できる仕事量の基準を作りましょう。

ただし、高すぎる基準は設定しないようにしてください。

達成できないことで、自己嫌悪に陥るだけではなく、自分に過度のプレッシャーをかけ心身の疲労を加速させてしまうからです。

自分の体力や仕事の力量で対応できる、限界の70%~80%が基準としては適切でしょう。

オーバーワークだと思ったら、ハッキリ断りましょう。

自分の考えや感情を全く伝えない人は、本音が見えない分、周りから距離を置かれることもあります。

何を考えているか分からない人よりも、正直に伝えた方が人としてよっぽど信頼されます。

本音を隠して苦労するよりも、時と場合によっては、ハッキリ断った方が状況は好転するでしょう。

仕事を教えるマニュアルを整える

仕事で頼られると、多少なりとも時間を奪われます。

本来の仕事に影響が出ないように、指導マニュアルを作っておくと便利でしょう。

想定される質問に対する答え方を、あらかじめ用意しておくだけでも相当な時間短縮になります。

就活の面接対策と同様。

想定質問に対する答えを整理しておけば、本番でスムーズに答えられますよね。

場合によっては「このマニュアルを見て、分からないところだけ聞いてください」といえます。

時間短縮の効果だけではなく、聞いてきたきた人の成長にとっても有効でしょう。

他の人に聞いてもらうようにする

簡単に他人の仕事を引き受けるからこそ、常に周囲から頼られてしまいます。

頼られないためには、安易に仕事を引き受けないことが大切といえます。

頼られた内容を吟味して、本当に自分が対応する必要があるか都度検討しましょう。

頼まれて即OKを出すのではなく、ワンクッションおいて考えれば簡単には仕事を引き受けない人」と他の社員に印象づけられます。

検討した結果、明らかに自分の役目ではないと判断したら他の人に聞いてもらいましょう。

分からないふりをする

【分からないふりの例】

Aさん:「Bさん!この仕事得意ですよね。できればお願いしたいのですが。」

Bさん:「確かに仕事内容だけでいえば得意ですが、この分野の知識はまだまだ不足していまして、調べながらおこなう必要があるので時間がかかってしまいます。」

上記の「この分野の知識はまだまだ不足していまして」のように、会話の中で自分が本当は少しだけ苦手な部分を多少おおげさに表現する程度であれば、明らかなウソにはなりませんよね。
このように「この人に聞けば何でも解決する」という周囲の思い込みを、少し減らすようにすれば常に頼られるケースはなくなるでしょう。

以前 : (よく頼られる人)に相談すれば、とりあえず何とかなるだろう。

変化後 : この内容は、〇さんに頼んだ方がいいかなぁ?

時と場合によっては、ウソも方便の場合もあります。

「他人が困っていたら常に自分が助けるべき」という強い固定概念を捨てましょう。

「必ず~しなければならない」という想いを断ち、完璧主義を捨てることを意識してみてください。

仕事を頼られて辛いのは職場環境が悪いことも

仕事を頼りすぎる社員も悪いかもしれません。

しかし、頼らざるを得ない状況を作ってしまう、職場環境にも問題があるでしょう。

他の社員への依存が発生しやすい職場環境が、どのような特徴があるか説明していきます。

そもそも人員不足

仕事量に対して適切なヒューマン・リソースがない会社は、特定の社員の負担が大きくなる特徴があります。

ヒューマン・リソース(人的資源)
HRは人間を単なるWork Force(労働力)という視点ではなく、会社が持つ資源であるという考え方。引用元 : コトバンク

明らかな人員不足の場合、しわ寄せがいくのは真面目で優秀な社員。

しかし、そうでもしないと仕事を納期までに完結できないのが、会社側が常に頭を悩ませている点。

人員不足のハンデを解消するためには、適切な人員配置が有効ですが、社員の実力に差があるので中々上手くいかないのが現状です。

仕事量が常に多い

人員不足に限らず、毎日のように残業が必要なレベルの仕事量を抱えている職場もあります。

仕事が遅い人は、確実にキャパオーバーになってしまうケースが多いでしょう。

常に仕事に追われているので、体調を崩したり、仕事自体が嫌になるリスクもあります。

過酷な職場環境は、社員が転職したい理由の常にトップクラスです。

職場を離れたくても簡単に決断できないからこそ、他の社員へ依存する気持ちが生まれてしまいます。

新人が入ってもすぐに辞めてしまう

職場の人間関係は、社員の精神的な余裕によって左右されます。

経験上、労働時間の多さに比例して、人間関係がギクシャクしている職場は多いですね。

精神的な余裕がないからこそ、新人への当たりが厳しくなる

新人は仕事の能力をコツコツ上げるよりも、上司に気に入られることに意識を注ぐ

早く仕事をこなせば評価は上がるので、他の社員に頼ることを考える

このような流れを繰り返せば、新人はいつまでも成長せず会社に定着しません。

新人がすぐ辞める会社=他人に依存する社員が多いという法則は、ある程度当たっているでしょう。

ブラック企業だった僕の経験から、人間関係が悪い職場の特徴もまとめたので、こちらも是非参考にしてくださいね。

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まとめ

そもそも、スケジュールがいっぱいであることを理由に、仕事を断るのは何も悪いことではありません。

無理に仕事を手伝えば、自分だけ大変な想いをして終了です。

対応が難しければ、理由を伝えて断っても問題ありません。

ただし、本当に忙しくてどうしょうもない人や仕事のやり方を聞きたいだけの人もいるでしょう。

頼られたらすぐに断るのではなく、背景をしっかり察してあげる気持ちも必要といえます。

その上で、自分ができる範囲で手助けすることを心がけましょう。