「職場の人間関係でやらかした」と落ち込んでいませんか?
- 悪口を本人に聞かれてしまった
- イライラをぶつけてしまった
- うっかり余分な一言を口にしてしまった
ただし、一人で悶々と悩んでいても解決しません。
この記事を読んで、職場の人間関係でやらかしてしまった場合にどのように対処すればいいのかハッキリさせましょう。
最初は小さかったはずの人間関係の問題が、気づいたら大きなトラブルになってしまう可能性もあります。
早い段階で対処するためのヒントを手に入れて、職場の人間関係を修復させましょう。
人間関係はやらかすこともある!職場の人間関係やらかした人の声
実際、職場の人間関係でやらかした体験をしている人は、かなりいます。
あなただけがやらかしているのではないので、安心してください。
ちょっとしたきっかけで職場の人間関係でやらかした実例は以下の通りです。
- 失礼なことを言って相手を怒らせてしまった
- 余裕がなくてやらかした
- 酒の席でやらかした
- 悪口が聞こえていた
失礼なことを言って相手を怒らせてしまった
相手を怒らせるつもりはないのに、つい発した一言によって信頼関係が揺らいでしまうケースが挙げられます。
職場の人怒らせたというか嫌な思いさせたかも…
軽はずみな行動は駄目だね
自分が悪いとはいえ凹むわぁ
明日行きたくないなぁ— ねこ (@nekodaisuki1986) February 17, 2021
悪気はなかったとしても、相手にとっての深刻な悩みに触れてしまう場合があります。
- 外見的な特徴を指摘(チビ・ハゲ・デブなど)
- 親しみを込めた悪口(バカ・アホなど)
- 仕事に関する指摘(作業遅い・ミス多いなど)
怒りを感じるポイントは人それぞれなので、言葉の使い方は気を付けるべきでしょう。
余裕がなくてやらかした
私たちは余裕がないと、相手に対する配慮も薄くなり、余計な一言を発してしまう可能性があります。
2022年、ほーーんとに苦しい1年で、結果も出せず、年末年始は私がいっぱいいっぱいになって、上司に余計な一言を言ってしまった結果、12月からついこの前まで、週の半分以上は自分のダメなとこ言われすぎて、占い動画とか見始めた。
— りえ(ココリ) (@gb2nsv) January 24, 2023
私たちは、以下のような状況の時に余裕がなくなりやすいと言えます。
- 仕事が忙しい
- 睡眠時間が足りていない
- トラブルを抱えている
自分だけではなく、職場の上司や同僚にも余裕がない場合は、普段よりも深刻な行き違いが発生する可能性が高まります。
余裕がない状況なのであれば、行動や発言に気をつけましょう。
酒の席でやらかした
職場の人間関係でトラブルが起きやすいのが酒の席です。
学生時代のノリで酔って失言を繰り返すと、あっという間に信頼関係が崩れます。
酒の席で何か失言したらしくて
上司が臍曲げて帰ったけど
どうしよう……、まぁいっか放っとけ????? (^◇^;)
— JAMANEKO (@JAMANEKO) November 25, 2011
職場の上司や先輩に「今夜は無礼講だ!」と言われ、本当に無礼な振る舞いをして、人間関係にヒビを入れてしまう人がいます。
職場の酒の席で無礼講はないと心しておきましょう。
悪口が聞こえていた
職場の人間関係でありがちなのが、悪口を聞かれてしまうパターンです。
本人に直接聞かれなかったとしても、他の人を経由して本人の耳に入る可能性もあります。
本日は修羅場(?)に遭遇。
ある人が仕事中に上司への不平不満+ちょい悪口をこぼす
→実は上司に丸聞こえ
→あれはどういうことなの?的な言及私は悪口中も我関せずで仕事してたから何のお咎めもなかったけど、職場が最悪の雰囲気を醸していたので嫌ーな気持ちが続いている。
— noein (@noein11) April 25, 2019
悪口は、軽いウワサ話からイジメレベルの重い内容まで様々です。
会社では、以下のような時間や場所で同僚とコミュニケーションをとる中で悪口を言いやすくなります。
- 昼休み中(食堂・デスクまわり)
- 休憩中(自販機の周辺・トイレ)
- 立ち話中(給湯室・廊下)
小さな声で話しているつもりでも、意外と周囲に聞こえているので注意しましょう。
職場の人間関係やらかした!信頼関係が壊れたときの対処法
職場の人間関係では、ちょっとしたきっかけで信頼を無くしてしまう恐れがあります。
同じ会社で働き続けたいのであれば、問題が小さなうちに対処するのが賢明だといえます。
具体的な対処法は以下の通りです。
- 早い段階で上司に相談し業務に支障がでないようにする
- 上司を交えて相手に謝罪する
- 信頼回復するまでやらかした相手に今後も誠意をもって接する
- がむしゃらに仕事をして貢献できるように頑張る
①早い段階で上司に相談し業務に支障がでないようにする
問題が小さく、業務に支障がでないタイミングであれば、まずは上司に相談すべきです。
職場で人間関係が悪化すると、働きにくい環境になってしまいます。
下の表は人間関係と労働時間の関係を表したグラフですが、人間関係が悪い職場は働きにくく、労働時間も増える傾向があります。
自分の失言や、軽率な行動などで相手を不快にさせてしまった結果、業務が滞ってしまう場合は上司に相談しましょう。
仕事に大きな影響が出ていなくても、労働効率が下がるのはマイナスでしかありません。
必要であれば、業務内容の変更や、配置転換など職場環境を整えてもらうよう、相談するといいですね。
②上司を交えて相手に謝罪する
上司と相談してもトラブルが収まらない場合は、上司を交えて相手に謝罪しましょう。
頼れる上司がいる場合、上司にお願いして間に入ってもらいましょう。
当事者同士で解決するのは難しいため、第三者の介入をきっかけにスムーズに解決する可能性があります。
上司にお願いするのは気が引ける…同僚に間に入ってもらえばいいのでは?
職場の人間関係をこじらせないためにも、同僚より上司に介入を依頼しましょう。
- 中立的な立場だから
- 部下同士の関係を調整するう役割だから
- 上司を交えて謝罪すると、誠意が伝わりやすくなる
- 上司が介入すれば、目立つ嫌がらせがしにくくなる
ただし、相談する上司は慎重に選びましょう。
また相談する際には、相手が悪いと強調し過ぎて「告げ口された」との勘違いを生まないよう気をつけてください。
あくまでも自分が謝罪するというスタンスは忘れず、きちんと言葉を選びましょう。
③信頼回復するまでやらかした相手に今後も誠意をもって接する
信頼関係が崩れた相手に対して、誠意をもった態度で接し続ける方法もあります。
気まずい相手に誠意を示すのは、かなりの勇気と努力が必要です。
- 無視される
- 嫌がらせを受ける
- キツイ言い方をされる
上記のような対応をされる可能性がありますが、今の職場で今後も働きたいのであれば信頼回復するまであきらめず丁寧に対応するしかありません。
とはいえ、相手に対して無理に仲良くなる、お世辞を言うといった行動は逆効果になるため、控えましょう。
あくまで相手に対して誠意をもって仕事をするという姿勢が大切です。
④がむしゃらに仕事をして貢献できるように頑張る
失った信頼を回復させるには、がむしゃらに仕事をして会社に貢献できるよう頑張る方法が挙げられます。
職場での失敗は、仕事で返す、という作戦です。
また職場の人間関係が悪くなったとしても、業務に支障がないのであれば「あまり気にしない!」と割り切って仕事に打ち込むとの考え方もあります。
職場には人によって無視したり悪口を言う感じの悪い人が必ずいるが、法に触れないので改善は見込めない。相手にしない、気にしない、職場を離れたらすぐに忘れることだ。今夜ブルースブラザースを観てスッキリしよう NHKBS 4月8日(土)午前0:15
— coffee603 (@coffee603) April 7, 2017
がむしゃらに仕事に打ち込み、結果を残せば、周囲の人から信頼されやすくなり、トラブルを起こした相手との関係も修復しやすくなります。
直接、仕事の結果につながらなくても、同僚が働きやすいように職場の環境を整える方法も効果的です。
- 備品の補充・資料整理をする
- 共有スペースの掃除をする
- 率先して電話対応をする
職場の同僚が面倒だと思う作業を積極的に引き受けると、信頼回復のきっかけにつながる場合もあります。
職場の人間関係をやらかして辛い|居場所がないなら退職するのも一つの手段
職場の人間関係でやらかした挙句、社内に居場所がなくなってしまった場合は、退職も視野にいれましょう。
あなたがいくら頑張って対処法を実践したとしても、必ず信頼回復がかなうわけではありません。
人間関係が改善される可能性が低いのは、以下の通りです。
- 相手が絶対に許さない!タイプ
- 自分がストレス耐性に弱い
- 信頼できる上司がいない
相手が絶対に許さない!タイプ
相手がガンコな性格で、「あなたのやったことを絶対に許さない!」と頑なになっている場合は、信頼回復は難しいと言えます。
なんとか人間関係を修復しようと頑張っていたとしても、状況がさらに悪化する場合もあるからです。
空回りし続けるのは、精神的にもつらいですよね。
自分との相性が悪かったと考えて、距離を置くのが無難でしょう。
自分がストレスに弱い
職場での人間関係でやらかした記憶を引きずってしまい、ストレスとして抱え込んでしまうタイプは、信頼回復は二の次にした方がいいかもしれません。
ストレス耐性がない方だと自覚しているのであれば、まずは自分の心を整える方を優先させましょう
仕事をしている以上、ストレスゼロにするのは難しいですが、なるべく余分なストレスをかけない工夫が必要です。
- やる気がおきない
- ため息ばかりついている
- 笑わなくなった
以上の状態が続くようであれば、今の職場が合わない可能性が高いため、退職や転職を考えるといいでしょう。
信頼できる上司がいない
あなたの身近に信頼できる上司がいない、上司に相談しても解決する見込みがない場合は、人間関係の修復をあきらめた方がいいかもしれません。
上司には様々なタイプが存在します。
- 職場の人間関係に関わりたくない
- 部下の面倒を見るのが苦手
- 外出ばかりで社内の人間関係に疎い
以上のような上司ばかりで、相談したとしても問題解決が難しそうな場合は、状況改善を期待をするのはやめておきましょう。
会社に居場所がなく孤立しているのであれば、退職という選択肢も考えてみてください。
まとめ
本記事では、職場の人間関係でやらかしたときの対処法をお伝えしました。
- 上司に相談し業務に支障がでないようにする
- 上司を交えて相手に謝罪する
- やらかした相手に今後も誠意をもって接する
- がむしゃらに仕事をする
職場には、相性の合う人、合わない人がいます。
記事内で紹介した対処法を試してもまったく効果が感じられない場合は、今の職場で働き続けたいのかを考えてみるといいかもしれません。
状況が悪化して改善の見込みがない場合は、さっさと職場を変えるという方法が建設的です。
退職を伝えるタイミングについて詳しく知りたい人は下記の記事もぜひ参考にしてください。