「〇〇やっておいて。」
「これお願いします。」
自分の役割を超えた仕事を押し付けてくる上司。
押し付けに対して、あなたは断れずに仕事をこなしてしまうのではないでしょうか?
本記事では、仕事の押し付けで悩んで退職した経験がある私が、仕事を押し付けられる人の辞めたい気持ちや、退職について体験を交えながら紹介します。
まずはあなたの気持ちを理解し、そのあとに対策方法などを確認してほしいです。
嫌な仕事を押し付けられる人の辞めたい気持ち
「仕事を押し付けられる」という状況が嫌だと感じている人は多く、上司の嫌いな理由にも繋がっています。
上司からの押し付けなので断るのも難しく、不満やストレスを溜め込んでしまい「辞めたい」と感じます。
「辞めたい」と退職を考える特徴として下記の4つが多いです。
- 真面目な性格で断れない
- 自分の仕事で手一杯なのに引き受けてしまう
- 時間外労働が増える
- 評価が上がるわけでもない
ツイートと共に紹介します。
「今すぐ退職したい!」という人は「こちら」をみてください。
1.真面目な性格で断れない
真面目すぎるが故に断れないという人は、性格的に「任されたものはきっちりしてしまう」ことが特徴です。
真面目な人はきっちり仕事をしてくれ、任せる側の人も安心して任せてしまいます。
全部請け負っちゃううちも悪いけど真面目にやればやるほど仕事押し付けられるから適度にサボるの大事やなって
— ヒカチュウ (@hikapika911) April 27, 2022
- 真面目だから
- 仕事が早いから
- 断らないから
上記の理由で仕事が押しつけられます。
経験を積んで効率も上がり、こなせる仕事量が増えていく時に起こる「押し付け」ですね。
「断れない」は一般的ですし、仕事を押し付けられるあなたは「任せられる人材」と認識されています。
2.自分の仕事で手一杯なのに引き受けてしまう
仕事を断れないために、手一杯でも引き受けてしまう人もいるでしょう。
どんなに頑張ったって認めてくれないわ、手一杯なのに「ヒマでしょ?」とか言われて仕事押し付けられるわ、ミスがあると全部私のせいにされるわ、理不尽で空しくて悲しくもなるわ。
— けい(・8・)ろく (@k6_0w0) April 25, 2013
自分の仕事で手一杯なのにさらに仕事押し付けられるし。納期も短いし。
給料安いのにこんなにやりたくねぇよ。— あっし。 (@jojox0530) November 16, 2016
- 手一杯でも仕事を押し付けられる
- ミスは自分のせいにされる
- 仕事と成果が見合っていない
手一杯な状況を無視して仕事を押し付けてくる人は、無責任な場合が多いです。
追い込まれてしまい余裕がなくなってしまうとモチベーションも当たり前のように下がります。
現状はとても辛いですが、退職して別の会社に入ると「自分ってこんなに余裕があったんだ!」と時間の使い方が上手になっている自分に気づきます。
3.時間外労働が増える
仕事を押し付けられると、時間外労働が増えますよね。
通勤時間つまんないし、ボスとペアだったからペコペコしながら全部仕事押し付けられるのこなしてサービス残業だし、ゲームは多分できないし、明日から3連休だっていうのに気分がどんより😮💨
— ちゃんたくん (@chanta8686) November 26, 2021
タイムカード押す直前に仕事押し付けられるってどー言うこと???
また残業かよ…
ここ数ヶ月定時で上がってない気がする😑😑😑— りゃん (@mikepo_ryan) April 13, 2022
- 退社前に仕事を押し付けられる
- 上司が楽するために押し付けられる
- 残業代がもらえない
サービス残業といったブラック体質な会社もまだまだ存在しています。
「仕事の押し付け→残業が増加→体力精神力の疲弊」といった悪循環が生まれます。
最も断るのが難しく、環境を変えないと解放されません。
4.評価が上がるわけでもない
仕事を頑張っても、評価や給料は上がりません。
どんなに仕事したって評価もされんし、余計な仕事押し付けられるだけなら自分の割当以外しないほうがマシよねって思っちゃう
— Emily*♎ (@7_e_m_7) September 10, 2021
頑張っても評価されないし、嫌な仕事押し付けられるだけ
— 小岩井 (@bluerose_aoiro) January 18, 2017
- 常に得るもの以上に仕事をしている
- 評価は平均
- 給料も上がらない
私の場合は上記に該当したので退職しました。
口だけは上司以上の仕事をしていると言われても、正式な評価は平均以下だった経験があり「退職しよ…」となったのを覚えています。
嫌な仕事を押し付けられるときの対策や断り方
仕事を押し付けられるときの対策は下記の6つです。
- 同情は一切なしでハッキリと断る
- 自分の仕事量を見せる
- 話しかける隙を与えない
- 自分の身を守ためにも嘘も必要
- 上司の上司に相談
- 嫌なことから逃げることも必要
退職や転職は時間がかかります。あなたを守るために、すぐ出来る6つの対策をぜひ参考にしてください。
同情は一切なしでハッキリと断る
大切なのは「ハッキリ断る」ことです。
仕事を押し付けてくる人は色々な理由をつけて押し付けてきます。
そんな理由に対しても「一切同情はしない」ようにしましょう。
ちょっとでも同情しながらやんわりと断ってしまうと、その隙を狙ってどんどん押し付けてくる可能性も。
さらに具体的にな理由をつけて論理的に断ることでさらに効果的になります。
自分の仕事量を知ってもらう
押し付けてくる人はあなたの仕事量を知らない可能性もあります。
そのために、周りに自分の仕事量を見せて知らせておくようにするのは効果的な対策です。
他人に仕事量を知らせる方法として、下記3つの方法があります。
- 社内共有カレンダーがあれば書き込む
- 卓上カレンダーに書き込む
- ミーティングで仕事状況をやんわり伝える
「仕事が多い」ことを周りに知らせることで相手側も押し付けにくい状況を作れます。
また、仕事量を可視化しておくことで、具体的にハッキリ断る時に活用できるのもポイントです。
しかし、それでも押し付けてくる場合は、「今これだけやることがあるので、依頼の仕事はできません。」とハッキリ伝えましょう。
話しかける隙を与えない
仕事を押し付けられる人のポイントとしては「話かけやすい雰囲気や隙がある」場合もあります。
仕事を押し付けてくる人に対しては、話しかけてくる隙(タイミング)を見せないようにしましょう。
「あまり近くに行かない」というのも効果的。
また、何でも許してしまう優しすぎる性格の人は特に注意してください。
自分の身を守るために嘘も必要
自分の身を守るためにも時には嘘も必要です。
仕事が多くなりすぎて体調を崩してしまっては本末転倒。
- 体調が悪い
- 仕事後に大事な予定が入って残れない
- 自分の仕事が終わらない
状況によっては嘘も必要です。
明らかにバレてしまう嘘には注意してください。
上司の上司に相談
仕事を押し付けるタイプの人は上司からの圧力に弱いパターンが多いです。
嫌な思いが続く場合、上司の上司に相談して一喝してもらいましょう。
しかし、自分が言ったことがバレてしまうと嫌がらせをされたり、面倒なことになりかねません。
そこはうまく対応してもらえるように伝えましょう。
また、上司の上司も問題がある場合は、相談しても全く効果がないので違う対応策を実行する必要があります。
そのような場合は、異動や退職を本格的に検討するべきです。
嫌なことから逃げることも必要
嫌なことや辛いことから逃げることは悪ことではありません。
嫌な環境からは早く逃げましょう。
真面目な人は仕事を「休む」こと自体に抵抗感があるかもしれませんが、思い切って休むことも重要です。
「休み=悪」ではありません。
- 休んでリフレッシュする
- 今の状況をゆっくり考える時間ができる
- 今の会社にこだわる必要があるのか考える
我慢しているだけでは、自身の体に影響が出てしまうだけです。
それが一番良くないので、ストレスが限界になる前に早めに行動しましょう。
仕事を押し付けられるなら退職を検討する
「対策をしてもダメだった」や「辞めたい気持ちが大きい」となってしまった場合、退職をおすすめします。
私の場合は辞めたい気持ちが大きくなってしまい、抱えている不満が日々大きくなるのを感じていました。
この目次では、あなたが退職を検討する段階なのか、断れない人の退職方法を記載しています。
- 断っても押し付けれるなら逃げるべき
- 会社に問題がある
- 引き止められたら退職代行を使おう
退職に対してネガティブなイメージの人もいますが、そのイメージは全く間違っています。
自分自身を守るためにも、転職や退職はとても有効な手段と言えます。
断っても押し付けられるなら逃げるべき
断っても仕事を押し付けられるのはパワハラです。
相手が嫌がって負担になって困っているのに押し付けてくるのは常識的に考えても容認できないです。
- 相手にするだけ無駄
- 一生関わりたくない
- 上司の上司が注意してくれなかった
もし、上記のような状況であれば、逃げるべきです。
「転職・退職」を選択することは、自分自身のためといえます。
転職を検討していたなら、下記の記事を参考にしてみてください。
→押し付けからの解放|実際に使って良かった転職サービスを紹介
初めての転職でも使いやすい安心して利用できるサービスを年齢や性別など、さまざまな視点でランキング化。
あなたにマッチした転職サービスが見つかります。
時間のないあなたをサポートしてくれる転職サービスもありますよ。
会社に問題あり
下記に当てはまる場合、会社に問題があります。
- ワンマン上司が仕切っている会社
- 昔ながらの根性論で仕事をしている会社
- 部下に仕事を押し付けるのは当たり前の会社
当てはまる場合、上司の上司に相談しても解決しません。
また「こいつは好きだから評価上げてやろう」などが行われる場合が多く、仕事を頑張っているだけでは評価は上がらないことも。
仕事を押し付けられるあなたの中に「自分は仕事できるな!」と思っているところがあると思います。
その自信と多いタスクをこなしてきた経験は、転職で有利に働きます。
引き止められたら退職代行を使おう
仕事を断れない人は「退職を引き止められたら応じてしまう」可能性があります。
- 辞めさせてくれない
- 引き止められる
- 辞めたあとの仕事を心配してしまう
仕事を引き受けてしまう人は責任感が強い場合が多く、辞めたあとの仕事を心配してしまい、引き止めに応じてしまいがちです。
上記のような状態の時は「退職代行」を活用しましょう。
- 退職代行が手続きなど全てしてくれる
- スムーズに退職できる
- 弁護士が運営している退職代行もある
退職と聞くと「人間関係が気まずくなるのでは…」と不安な人もいますし、ブラック企業だった場合、有給や残業代を踏み倒される場合があります。
もしあなたが上記に当てはまるのであれば、下記の記事をご覧ください。
→退職代行とは?選ぶポイントとおすすめランキングTOP10を紹介
「退職のストレスを回避したい!」と思うのは当然ですし、退職代行を利用する人は増えています。
記事を読んでもらうと、あなたの退職に関する考えが良い方向に変わります。
まとめ:仕事を押し付けるのは普通ではない
「仕事を押し付けること」は普通ではありません。
- 上司がパワハラ気味
- そもそも会社に問題がある
- 評価が正当に受けられない
上記に当てはまる人は「転職・退職」をおすすめします。
大量のタスクをこなせるあなたは「仕事ができる人材」ですし、成長意欲が少しでもあるのではないでしょうか。
私も転職して救われたように、あなたを成長させてくれる仕事を割り振ってくれたり、正当に評価できる環境に行ってもらいたいです。
一番大切なのは、自分自身です。
そして、自分を守れるのも自分自身。
明るい未来のために勇気を持って行動しましょう!