仕事の悩み

新人で仕事できないはいつまで許される?できない理由は自分か会社にあり

「会社に入社したばかりの新人で、まだまだ仕事できない。いつまで新人として許されるかな」と不安を感じていませんか?

  • 新入社員扱いされるのはいつまで?
  • 新人なら仕事ができなくても許される?
  • 仕事ができない新人はいつまでOK?
  • 自分だけ仕事できないのが辛い…

こんなふうに気になってしまいますよね。

結論、入社1年目で覚えるべき基本的な業務は、1年以内にできるように努力すべきです。

本記事では、一般的に新人で仕事できないと許されるのはいつまでか、なぜ自分だけ仕事ができないのか、について解説します。

  • 新人が仕事をできなくても許される経験年数
  • 新人がいつまでも仕事できない原因
  • 仕事ができるようになるポイント

新人のあなたがいつまでも仕事を覚えられないのは、会社に原因がある場合もあります。

1日でも早く自信を持って仕事ができるよに、一緒に対策を立てていきましょう。

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新入社員扱いはいつまで?仕事できないが許される許容範囲は1年まで

基本的に「新入社員」として仕事ができないで通用する許容範囲は入社1年までです。

ここでは、新人に抱くイメージを入社年月別に紹介し、新人がいつまで仕事できなくても許されるかを解説します。

  • 【入社1ヶ月】できないのは当たり前
  • 【入社3ヶ月】できなきなくても普通・できない人がまだ多い
  • 【入社半年】徐々に慣れてくるころ・仕事ができる新人もチラホラ
  • 【入社10ヶ月】新人が覚える基本業務をこなせていれば大丈夫
  • 【2年目以降】新人の仕事ができないのは問題視される

今あなたがどのあたりの段階にいるかを把握し、どのくらい仕事に取り組めている必要があるかと目安にしていきましょう。

入社1ヶ月:新人1ヶ月目から仕事はできない

会社に入社して1ヶ月の方は仕事ができなくて当たり前なので、この時期に仕事ができないと悩む必要はありません。

なぜなら、入社したばかりの頃は右も左も分からず、職場に慣れず出勤するだけで疲れてしまいますよね。

まずは、職場のメンバーにあなたの人柄を知ってもらうことも大切です。
  • 仕事より周囲に馴染む方が大切
  • 先輩や上司の顔と名前を覚える

また、下記のコメントのように「新人は仕事ができないのは仕方がない」との内容がありました。

このように、入社1ヶ月では仕事ができないのは当たり前なので、焦らなくて大丈夫です。

入社3ヶ月:仕事ができない新人が多い

会社に入社して3ヶ月の段階では、仕事ができない新人もまだまだ多い状況なので焦りは禁物です。

飲み込みが早い同期がいると「自分は仕事ができない」と悩んでしまうかもしれませんが、まだ上司も入社3ヵ月の新人に期待はしていません。

仕事にやっと慣れてくる時期なので、できなくても落ち込まないようにしましょう。

入社3ヶ月は会社の雰囲気にやっと慣れ始め、徐々に基本的な業務にも慣れてくるころでしょう。

ミスばかりで使えないダメ人間と思わずに、一生懸命にやり切ってください。

他人と比べるのではなく、自分らしく仕事に慣れて進めていくようにしましょう。

入社たった3ヶ月で仕事を完璧に覚え業務をこなしていける人ばかりではありません。

今あなたがやるべきことは、わからないことは上司や先輩に確認しながら、ひとつひとつ確実に覚えていくことです。

入社半年:仕事できなくてもまだ無能ではない

入社して半年経過すれば環境にも慣れてくるので、容量よく業務をこなせる新入社員も出てきます。

例えば下記のような新人は、先輩や上司からの信頼が厚い傾向にあります。

  • 素直で謙虚な性格
  • 自分の意見をはっきり言える
  • 頼んだ仕事を確実にこなす

入社半年になると、少しずつ頭角を表す新人も出てきますが、できる新人と自分を比べる必要はありません。

できる新人は業務に対応できるスキルを持っていたり、ポテンシャルが高い人と言えます。

しかし、ここで焦ってはいけません。

入社半年で仕事がまだできなくても、1年後2年後はしっかり業務をこなせる先輩社員になっている人もたくさんいるのです。

また、仕事に慣れてくるころは大きなミスを起こしやすいので、初心に帰って確実に仕事をこなしましょう。

入社8ヶ月:仕事ができなくても基本スキルを身につけていれば大丈夫

入社1年未満の社員は、仕事がまだできなくても、社会人として求められる基本的なスキルを身に付けておけば徐々に業務をこなす力も付いてきます。

最低限の仕事を一人でこなせるようになれば、あなたも戦力の一員になっています。

また「1年目に学んでおくとよいスキル」は下記の通りです。

出典:マイナビニュース「入社1年目に学んでおくとよいスキル」

マイナビニュースによると下記3つのスキルを学んでおくと良いとなっています。

  1. 社内間でのコミュニケーションスキル
  2. 問題解決能力
  3. 時間・タスク管理

上記で、もっとも習得すると良いスキルは「社内間でのコミュニケーションスキル」です

例え仕事がまだ遅くても、しっかりとしたコミュニケーションが取れることは立派な武器になります。

  • 報連相をしっかり行っている
  • 説明がわかりやすい
  • 自分の部署だけではなく他部署との連携も意識できている

コミュニケーション能力が高い社員は、社内でも重宝されるため自信をもって仕事に取り組みましょう

また、任された業務を確実にこなしていけば、積み重ねで仕事もできるようになるので大丈夫です。

このように入社8ヶ月目の新人は、基本的な業務や社内間でのコミュニケーションスキルを習得していれば、問題なく仕事ができていると言えます。

2年目以降:基本レベルの仕事ができないのは問題

入社2年目以降にもなって1年目に覚えるべき業務ができないのは問題です。

「新人」の肩書きで許されるのはせいぜい1年であり、2年目以降は新人扱いされなくなるからです。

新入社員が入ってくる職場なら2年目の社員は教える立場となり、気軽に質問や相談ができなくなる人も出てきます。

教育で忙しくなるし、仕事ができない先輩の言うことは聞いてもらいにくいです。

2年目以降に新入社員のうちにおさえておくべき業務ができていないなら、何かしらの原因があると考えて問題点を探していきましょう。

入社してから仕事ができないと悩んでいる人へ

「新人で仕事がうまくいかず辛い。いつまでも仕事ができるようにならないのではと不安…」と悩んでいませんか?

もしかしたら、今の仕事があなたの能力に合っていないかもしれません。

向いてない仕事の場合、一生懸命努力していても中々結果に結びつかないこともあるからです。

できない仕事を無理に続けて自己嫌悪になるより、できる仕事につき自分が輝ける場所を探すのがおすすめ。

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仕事ができない新人【自分に問題があるケース】

新人だとしても基本業務を覚えられない、いつまでも仕事ができないのは、自分の働き方に問題がないか考えてみましょう。

  • いつまでもバイト気分が抜けない
  • 1年目だからといって責任感が全くない
  • 仕事の復習をしない
  • わかったふりをして返事をしている
  • できない仕事も引き受けている

入社して半年以上たつと口には出さないけど会社によっては「仕事ができる新人」と「仕事があまりできない新人」として認識されている可能性があります。

ですが、1年目の新人であればこれから挽回するチャンスは十分ありますので、仕事に対する姿勢は問題ないのか確認していきましょう。

いつまでもバイト気分が抜けない

新人のあなたが仕事ができない理由は、学生気分が抜けていなく、バイト感覚で仕事をしている可能性もあるでしょう。

例えば下記3つに心当たりはないでしょうか。

  • 仕事の期日が守れていない
  • 指示がないとっ全く動けない
  • 言葉遣いがおかしい

社会人になると「いつまでも学生じゃないんだから」と注意される人も多いはず。

遅刻クセがついていたり、指示を受けないと動けない人は、バイト気分が抜けていない傾向にあります。

下記のように、社会人のあなたには「責任感を持って働いてほしい」とのコメントもあります。

でも、どうしたら学生気分が抜けるのかな!?
社会人としてのマナーを身につけて謙虚な心を持ちましょう。

新人で仕事ができない人は、学生のバイト感覚で仕事をしていないか今一度考えてみましょう。

1年目だからといって仕事に対する責任感がない

新人で仕事ができないのは「まだ1年目だから」という理由で、責任感を持たず仕事をしている人もいるのではないでしょうか?

例えば下記のような行動です。

  • 仕事が中途半端
  • 納期・タスク管理ができない
  • ミスしても反省しない

入社したばかりとはいえ、しっかり納期を守り、自分の仕事を確実にこなす姿勢が大切です。

どうしたら責任感があると思ってもらえるのかな?
1年目でも、周りに迷惑をかけない姿勢が大切です。「報告・連絡・相談」を意識して最後まで仕事をやり遂げましょう。

このように、入社したばかりとは言え適当に仕事をこなしてしまうと「責任感がなくて信用できない」と思われてしまいます。

自分の仕事を確実にこなし、周囲の社員から信頼される人間を目指しましょう。

仕事の復習をしない

仕事の復習や勉強をしないと、覚えるスピードは遅くなってしまうでしょう。

学生の頃を思い出してみてください。

学校の授業で習ったことを、ノートに書きまとめて予習復習していた人も多いのではないでしょうか?

会社では、業務を覚えたかのテストはいちいち行いませんが、教えてもらった業務の復習は大切です。

教えてもらった仕事はノートにまとめて、分からないところは確認しながら仕事を進めるといいですよ!

わかったふりをして返事をしてしまう

わかったふりをして仕事を進めてしまうと、いつまでも仕事を覚えられません。

例えば下記のような行動です。

  • わからなくても適当に進めてしまう
  • 質問しない
  • 仕事ができると思われたい

入社したばかりの新人は、仕事ができなくて当たり前です。

わからない仕事を放置してしまうと、大きなミスを引き起こしてしまうので絶対にやめましょう。

でも、せっかく教えてもらったのに今さら聞きにくいな
仕事がわかるまで、どんどん質問しても大丈夫です!

職場の先輩は「1日でも早くあなたに戦力となって欲しい」と思っています。

少しでも早く一人前になるには「質問力」を身につけて、わかったふりをしないで聞きましょう。

雑務だからと言って適当にやってしまう

新人の仕事は、ときには雑務も多くなりますが、与えられた仕事をしっかりこなせるのかを上司は見ています。

会社の業務は、自分のやりたい仕事ばかりではありません。

誰でもできる雑務を適当にこなしてしまうと「普段の仕事も手を抜いて仕事をするのでは!?」と思われてしまいます。

雑務でも全力でこなせば評価は上がります。

雑務でも立派な仕事の一部なので、コツコツとこなすことで周りから信頼されます。

できない仕事も引き受けてパンクする

新人で仕事ができない理由に、自分ができいない仕事も引き受けてしまうことがあります。

  • 期待に応えようとする
  • 断り方を知らない
  • 自分の力量を理解していない

仕事を覚えたてのころは、先輩の期待に答えようとするあまり、無理な仕事を受けてしまうときがあります。

また仕事を頼まれても断り方もわからないので、素直な人ほどパンクしやすい傾向にあります。

あなたは期待されている証し。できない仕事は断る勇気も大切です。

このように、新人は仕事を受けすぎてパンクすることがあるので注意が必要です。

下記の記事では、新人が仕事を受けすぎない対策をまとめてありますので、参考にしてください。

【今日からできる!】新人で仕事がパンクしない7つの対策

仕事ができない新人【会社に問題があるケース】

自分なり努力しているのに、いつまでも仕事ができないのであれば、会社に問題があると考えましょう。

  • 仕事をまともに教えてもらえない(パワハラ)
  • 業務マニュアルが整っていない
  • 気軽に質問できる職場環境じゃない
  • 教育係りの教え方が上手くない
  • 業務内容が求人内容と全然違った
頑張っているのに認められないのは、会社の教育制度や教育係に問題があるかもしれません。

「仕事ができない…」と悩む前に、周囲の環境を見直すことで、仕事ができるようになる人もいるので、ぜひ参考にしてください。

仕事をまともに教えてもらえない(パワハラ)

新人のあなたが仕事をできない理由に、教育係が仕事を教えてくれないケースがあります。

下記の内容にあるように、教育係が仕事を教えない行為はパワハラです。

  1. 身体的な攻撃
  2. 精神的な攻撃
  3. 人間関係からの切り離し
  4. 過少な要求(能力の低い仕事を命じること)
  5. 過大な要求(肉体的・精神的に苦痛を伴う労働)
  6. 個の侵害

引用:厚生労働省 職場におけるハラスメント

教育係が仕事を教えない行為は、新人に孤独感を与え、社会から切り離す行為になります。

  • 人間関係からの切り離し
  • 過少な要求(能力の低い仕事を命じること)
  • 過大な要求(肉体的・精神的に苦痛を伴う労働)

また、あなたの能力以上の仕事を与え、仕事ができないレッテルを貼るのもパワハラです。

パワハラを受けた社員は、自己肯定感が下がってしまいミスをしやすい傾向にあります。

このように、教育係が仕事を教えない行為はパワハラであり、あなたが成長する機会を失う原因にもなるので注意してください。

業務マニュアルが整っていない

新人で仕事ができない理由に、業務のマニュアルがないので、教育係の話に一貫性がないことが見られます。

下記の画像では「業務マニュアルを作成しない会社は56%」とあります。

出典:マニュアル作成関与

業務マニュアルがないと、教育係によって教える内容が変わってしまうので、教育を受ける側は混乱してしまいますよね。

また下記のように、マニュアルがなければ仕事が覚えられないとのコメントもありました。

このように、仕事が複雑化している会社ほど、新人は仕事を覚えるまで時間がかかる原因に繋がっています。

気軽に質問できる職場環境じゃない

気軽に質問できない職場で勤務している人は、分からない業務も聞けないため仕事を覚えられなくても仕方ありません。

下記のような職場環境は、気軽に質問できない状況と言えるでしょう。

  • 教育係が高圧的
  • 質問すると怒られる
  • 周りの社員が忙しすぎる

質問したい内容があっても「忙しいから後にしてくれる」と言い返されてしまうと、次いつ聞けばいいのかわからなくなってしまいますよね。

このように、忙しくてピリピリした職場環境で仕事をスムーズに覚えるのは難しく、会社に問題があるでしょう。

教育係の教え方が上手くない

新人で仕事ができない理由に、教育係の教え方が上手くないことが挙げられます。

例えば下記のような教育を受けている場合です。

  • 説明が曖昧
  • 言うことが毎回ちがう
  • 一方的に話される(質問できない)

教育係の説明が曖昧だと、何が正しいのか分からなくなってしまいますよね。

一方的に教育係の意見を押し付ける行為も、仕事を教えるのが下手な教育係の特徴です。

教育係に恵まれないと、新人の成長スピードが大きく低下するので、仕事が出来ないのも仕方がありません。

業務内容が求人内容と全然違った

新人で仕事が出来ない理由に、業務内容が違っていたので、本来の力が出せていない場合があります。

下記のグラフでは入社前よりもギャップを感じた割合が65.6%となっており、半数以上の人が入社してからの違和感を感じています。

出典:入社1〜3年目社員の入社後のギャップ

このように、入社後に違和感を感じてしまい、そのまま働いてしまうと、後悔する人が多いです。

求人内容と業務内容が異なり、悩んでいる人は下記の記事を参考に今後の対策を考えていきましょう。

求人内容と業務内容が異なる場合の対処法

想像してた仕事と違い辛い新人さんへ

「新人だけど、仕事が思ってたのと違って嫌々ながら向き合う毎日が辛い…」と悩んでいませんか?

仕事へのモチベーションがなければ、頑張るに頑張れませんよね。

情が湧いて辞めにくくなる前に、新人のうちに次のキャリアを考えるのがおすすめ。

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新人で若い20代の人は、ぜひ自分の可能性を探ってみてください。

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まとめ:仕事がうまくいかないのは新人が超えるべき壁

本記事では、新人で仕事が出来ない理由をまとめました。

  • 入社したばかりは仕事が出来なくて当たり前
  • 入社1年以内で基本業務は覚えましょう
  • 仕事が出来ない理由は、自分か会社に問題がある

会社に入ったばかりでも、仕事が出来なくて悩んでいる方は大勢います。

「自分は仕事が出来ない人間だ…」と悩むまえに、本記事で紹介した内容を参考にすれば、会社の戦力になることは可能です。

自分がいま、どんなポジションにいるのかを理解して、やるべき仕事に全力で取り組んでいきましょう。