職場の悩み

仕事ができない部下は見切りをつけていいの?ストレスを感じたときの適切な対処法!

仕事ができない部下は見切りをつけていいの?ストレスを感じたときの適切な対処法!

職場に仕事ができない部下がいて、見切りをつけるべきか悩んでいませんか?

  • 見切りをつける代償はないの?
  • 見切りをつけるのは上司失格?
  • 見切りをつけたくても対処法がわからない

仕事ができない部下に見切りをつける場合、見切りをつけた後を考えた決断が重要です。

本記事では、仕事ができない部下に見切りをつけるか迷っているあなたに、見切りをつける前の注意点や対処法を紹介します。

  • 見切りをつける場合のリスク
  • 見切りをつける前にするべき行動
  • 見切りをつける際の対処法

リスクや対処法を理解した上で、見切りをつけるか判断できれば、ストレスを減らせます。

ぜひこの記事を読んで、あなたと部下のより良い関係を見つけてください

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仕事ができない部下に見切りをつけるのは最終手段!まずは慎重に

仕事ができない部下に見切りをつけるのは慎重にするべき、3つの理由を紹介します。

  • パワハラといわれる可能性がある
  • 会社が風評被害を受ける可能性がある
  • 職場の雰囲気が悪くなる

あなたは仕事ができない部下にストレスを感じ、見切りをつけたいと考えているかもしれませんが、見切りは慎重に行うべきです。

なぜ慎重に行うべきか、3つの理由をそれぞれ解説します。

パワハラと言われる可能性がある

仕事ができない部下に見切りをつけて放置すると、部下からパワハラと言われる可能性があります。

見切りをつけられた部下が、放置されている状況に精神的苦痛を感じる場合があるからです。

  1. 自分だけ仕事量が少ない
  2. 必要最低限の会話しかしない
  3. 簡単な仕事だけ振られる
  4. モチベーションが下がる

部下を見切る前に、あなたの行為が厚生労働省が示しているパワハラ6類型に当てはまっていないか、しっかり確認しておきましょう。

パワハラ6類型とは
  1. 身体的な苦痛
  2. 精神的な苦痛
  3. 人間関係の切り離し
  4. 過大な要求
  5. 過少な要求
  6. 個人の侵害

参考:厚生労働省パワーハラスメントの定義

部下を見切る前に、パワハラの定義をしっかり理解しておかないと、あなた自身の立場も危うくなってしまいます。

上司である以上、知らなかったでは済まされませんし、部下に対して厳しい言葉を投げていたら危険です。

部下は上司に言われた酷い言葉をずっと覚えています。

同じ職場にいる以上、見切りをつけても部下との関係は変わらないため、パワハラと言われるリスクがあることも覚えておきましょう。

上司に言われて嫌な言葉
上司に言われて傷ついた嫌な言葉ランキングTOP15上司に普段から傷つく言葉を投げかけられている人は実は多いです。 「自分だけがこんな酷いこと言われているのかなぁ?」 「他の人...

会社が風評被害を受ける可能性もある

見切りをつけられた部下が、SNSに会社の悪口を書き込み拡散され、会社が風評被害を受ける可能性があります。

SNSは匿名で投稿できるので、会社の不満を言いやすいのが特徴です。

見切りをつけられた部下が、SNSに上司や会社へのクレームを書き込む可能性は高いといえます。

部下がSNSに書き込む場合、自分に非はないと書きますよね。

第三者が部下の投稿を見て、部下を見捨てる上司がいる会社なんて最低と拡散すれば、会社が風評被害を受けます。

今はSNSで本当か嘘かわからない情報が素早く拡散される時代です。

見切りをつけられた部下がSNSに会社の悪口を書き込んだ結果、真実とは異なっていても会社が風評被害を受ける可能性は高いといえます。

職場の雰囲気も悪くなる

仕事ができない部下に見切りをつけた結果、職場全体の雰囲気が悪くなってしまうおそれがあります。

雰囲気が悪くなる理由は3つです。

  • 部下のモチベーション低下が他の社員に伝染する
  • 他の社員も雰囲気の悪さに気づき居心地が悪くなる
  • 周囲も2人に気を遣いながら仕事をする羽目になる

気を遣いながら仕事をするのは、普段より労力を使います。

職場全体のモチベーションが低下した状態で、皆の気力もすり減ってしまっては、雰囲気が悪くなるのは避けられないでしょう。

仕事ができない部下に見切りをつける前にやるべき4つの行動

あなたは仕事ができない部下にストレスを感じ、今すぐ見切りをつけたいかもしれませんが、見切りをつける前にするべき行動が4つあります。

  • 仕事ができない理由を分析する
  • 価値観の押し付をしてないか
  • できない部下でもしっかり褒める
  • 部下との信頼関係を築く

仕事ができない部下に見切りをつけるのは簡単ですが、大きなリスクがあります。

見切りをつける前に、上司として改善すべきところがないか考えてみましょう

仕事ができない理由を徹底分析する

まずは、部下はなぜ仕事ができないのかをしっかり分析しましょう。

仕事ができない原因が分かれば解決策が見つかり、仕事ができるようになる可能性があります。

分析する方法は2つです。

  • あなたが細かく行動分析をする
  • 仕事ができない部下に自己分析させる

あなたが原因と解決策を伝えるより、本人も分析したほうが理解しやすくなります。

また、あなたが分析した内容は、部下にとっては押し付けになってしまいます。

2人で仕事ができない理由を分析しすり合わせれば、お互いが原因を理解できるので、より改善に近づけるでしょう。

自分の価値観を押し付けていないか考える

部下を思って指導している内容が、結果として考えや言動を押し付けている場合があります。

一方的に上司が指示を出し、言われただけの仕事をこなし従うのが部下ではありません。

  1. 部下なりの考えがあり仕事をしている
  2. 自分ができても部下ができるとは限らない
  3. 一方的に自分の価値観を押し付けている

仕事ができない部下でも、少なからず仕事に対して考えや思いを持っています。

一度、部下に対して自分の考えを押し付けていないか、行動を振り返りましょう。

できない部下でもしっかり褒めてあげる

仕事ができない部下でも、簡単な内容でいいので良いところを見つけて、褒めましょう。

褒める理由は、3つあります。

  • モチベーションが上がる
  • パフォーマンスが向上する
  • 小さな成功体験を経験できる
  • 自信につながる

仕事ができないから褒めるところがないと感じても、本当に些細な内容で良いので褒めましょう。

「資料の色使いが見やすい」などで大丈夫です。

部下は褒められて自信がつくので、少しずつ仕事ができるようになる可能性があります。

仕事ができない部下に何て言えばいいのか悩んでしまう上司は、仕事が遅い人にかける言葉をインプットして、しっかりフォローしていきましょう。

部下とコミュニケーションを取り信頼関係を作る

仕事を円滑に進めるためにも、部下に対して適切なコミュニケーションを取り、信頼関係を築くことは重要です。

上司と部下の間で、意思の疎通がうまく図れていないと仕事にもミスが生じます。

また、仕事ができない部下は疑問を解決せずに仕事を進めてしまい、仕事ができていないケースもあります。

  • 疑問を自分から発信するのが苦手
  • 上司に質問しづらい環境
  • 仕事ができないので疑問を解決する手段を持っていない

あなたが仕事ができない部下に対して、相談や質問してこないと感じているのであれば、相談しやすい環境を作りましょう。

日々の挨拶などでコミュニケーションをとり、少しずつ信頼関係を築ければ、部下は相談しやすくなります。

【限界】仕事ができない部下にストレス!見切りをつけたいときの対処法

仕事ができない部下との関係に限界を感じ見切りをつけたいときには、2つの対処法を実践してください。

  • 自分の上司や管理職に相談
  • 部下が得意な分野に部署異動

仕事ができない部下に対してこちらが行動を改めても、部下に改善が見られなければお手上げです。

こちらがいつまでも我慢していてはストレスですし、時間も労力も無駄になります。

見切りをつける決断をした際は、ぜひ対処法を実践してみてください。

管理職に相談する

仕事ができない部下に見切りをつけたい旨を、管理職や人事に相談しましょう。

あなたが見切りをつけたいと思っていても、最終的に判断するのは管理職や人事になるでしょう。

人事権を持っている人に相談すれば、職場環境の改善を進めてくれる可能性もあるからです。

直接の上司に相談する方法もありますが、3つの懸念点があります。

  • 上司と部下も接点があり情報漏れが心配される
  • 上司は客観的に判断できない
  • 上司によっては見当違いの解決策を提示してくる

その点、管理職や人事は相談内容を客観的に判断できるので、見切りをつける場合の解決策を提示してくれるでしょう。

仕事ができない部下に見切りをつける決断をした際は、ぜひ人事権を持っている管理職や人事に相談してください。

自分一人でどうにか対応しようとすると、パワハラと言われてしまう可能性もあるため、管理職に任せるのが得策です。

【適材適所】部下が得意な分野に部署異動させる

仕事ができない部下の得意分野を見つけ、能力が活かせる部署に異動させるのも1つの方法です。

仕事ができない部下には今の仕事内容が合っていないため、仕事ができていない可能性があるからです。

もし得意分野を見つけられない場合は、本人に聞いてみるのも良いでしょう。

今とまったく関係のない仕事や意外な内容を、やってみたいと思っている場合があります。

適材適所に人を配置できれば、会社にもメリットですね。

部下の持っている可能性を広げるためにも、別の部署で違う経験をさせるのも1つの対処法です。

まとめ

今回は、仕事ができない部下に対して見切りをつける前の注意点や対処法を紹介しました。

  • 見切りをつけるのは慎重に
  • パワハラや風評被害の可能性もあり
  • 職場の雰囲気悪化につながる可能性も
  • 見切りをつける前に、部下の行動を振り返る
  • 相談相手は人事権のある人
  • 得意な分野に異動させるのもアリ

仕事ができない部下に見切りをつけるのは簡単ですが、見切りをつけた代償も少なからずあります。

どうしても仕事ができない部下にイライラしてしまう場合は、下記の記事も併せてご覧ください。

仕事ができない部下にイライラ!優しくできない時の対処法

今回紹介した内容も踏まえて、見切りをつける前にお互いの今後の関係がより良くなる方法を考えてみましょう。