「念願の内定を勝ち取り、晴れて新入社員…!」とワクワクする気持ちもつかの間、このように悩んでいませんか?
- 環境の変化に慣れない
- 仕事や覚えることが想像以上に多い
- 頭がパンクしそう
初めてで慣れないことばかり、仕事が遅くなったり上司に怒られたり散々ですよね。
結論を言うと、新人は「右も左もわからない、使えないのが当たり前」です。
怒られて辛いのも、社会人として成長していくための通過儀礼です。
- 新人の仕事がパンクする理由
- 新人の仕事が遅い原因
- 遅いと怒られる前にやるべきこと
- 仕事が遅くて辛いときの対処法
仕事量が異常に多くてキツイ、怒られることが続いて精神的に辛い時の対処法も紹介しています。
パンク寸前で悩む新人さんは、ぜひ最後までご覧ください。
「仕事がパンクして辛い・・・もう辞めたい」と本当は悩んでいませんか?
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新人で仕事がパンクする6つの理由
どのような業界・職種であっても、新人さんはパンクしやすいもの。
新人が仕事でパンクしやすいのには、主に6つの理由があります。
それぞれの理由を詳しく見ていきましょう!
新入社員が仕事できず怒られるのは当たり前
そもそも、新人は仕事ができなくて当たり前です。
ほんの数ヶ月前までは学生で、急に社会のルールやマナーと仕事のやり方を叩き込まれるため、最初はついていけないと感じるのが当然だからです。
なんとか頑張ろうにも、何がわからないかすらわからない状態。
覚えなければいけない仕事は容赦なくやってくるわけですから、頭がパンクするのも仕方ありません。
仕事のできなさに自己嫌悪に陥ってしまうかもしれませんが、新人であれば誰もが通る道と割り切り、日々できるようになったことにフォーカスして前向きに取り組みましょう!
不慣れな業務でいっぱいいっぱい
入社直後は覚えなければならないことが山のように押し寄せてきて、慣れるまでいっぱいいっぱいになってしまいます。
- 新人の雑務全般
- コピー機の使い方
- 業務に使うPCソフトの使い方
- 仕事の流れの確認
- 各部署との連携
メモに書ききれないほどの細かい業務を含め、すべてが不慣れで脳がオーバーヒートしそうになりますよね。
新しい人間関係の中で不慣れな業務をこなすのはかなり心細いですし、パンクしてしまうのも無理はありません。
人間関係も慣れていないので、質問するのにもかなり勇気が入ります。
気軽に質問ができないので、気がつくと仕事を大量に抱え込んで身動きがとれなくなる新人はとても多いです。
毎日怒られると余裕がなくなる
新入社員としてこれから頑張るぞと意気込む反面、最初はわからないことばかりでミスを連発してしまいがちです。
毎日怒られることを繰り返し、だんだんと心の余裕がなくなっていきます。
仕事やらかしまくって辛い
新人だから仕方ないけどさぁ…もうちょっとどうにかならん?って言われて心の底からごめんなさい土下座してる— 理事長 (@Rizityousama) April 9, 2022
その結果「また怒られたらどうしよう」と恐怖が先に来て、失敗しないように慎重にと、仕事のスピードが遅くなっていきます。
もちろん新人のあなたにも責任がないわけではありませんが、仕事に支障がでるほど萎縮させる上司の指導の仕方にも問題が。
怒られて気持ちがめげそうになるものですが、仕事に食らいついていく姿勢が新人には求められるため、成長痛だと思って乗り越えましょう。
仕事が遅いと迷惑をかける罪悪感
真面目で頑張り屋さんの新入社員は、自分の仕事が遅いせいで迷惑をかけていると罪悪感を感じやすいです。
真面目すぎるあまり、上司のちょっとした発言を真に受けすぎてしまい、「新人で仕事に慣れていないから、スピードが遅くなっても仕方ない」と柔軟に考えられないからです。
中には「厳しく注意して急がせば仕事が早くできるようになる」と間違った指導をする上司も。
しかし、これはあなただけでなく、会社員として一人前になるためにすべての人が通る道です。
少しでも早く仕事が遅いと怒られる立場から脱出したい新人は、下記の記事を参考にしてみてください!
時間配分ができない要領が悪い
仕事の優先順位がつけられなかったり、各仕事の時間配分がうまく設定できない新人さんもいますよね。
- 容量が悪く先輩に呆れられる
- 1時間で終わる作業に2時間,3時間かかる
- あっちもこっちも手をつけて結局何も終わってない
1時間以内で終わるような作業に2時間も3時間も掛けていたら、当然その他の仕事が終わるのも遅くなります。
しかし、これは慣れも必要です。
仕事に慣れてきたら、少しずつ自分が目の前の仕事を終わらせるのにどれくらいの時間が必要なのか分かってきます。
仕事の優先順位と時間配分がうまくなれば、少しずつ要領も良くなっていくでしょう。
新人の頃は、自分が各仕事にかけた時間を記録するのもおすすめです!
仕事がわからないことだらけなのに人に聞けない
新人が仕事でパンクする理由の大きな1つに、わからないことを上司や先輩に聞けず仕事が理解できないまま業務量が増えていくといったケースがあります。
特に、新人からは先輩や上司がみんな忙しそうに見え、「自分が質問しに行って邪魔になったら申し訳ない…」と思ってしまうのです。
しかし先輩や上司からすれば、わからないまま何も相談されず仕事が進まないほうが問題。
「自分で完璧を出さなきゃいけない」とブラック思考が抜けず「わからない」と言えなかったんやけど
先輩に
「わからないと思ったらすぐ調べるか人に聞くように。正解も知らなければ自分では出せないから。まず自分で考えてほしい時はちゃんと説明するから」
と言われもっと素直に頼ろうと思った
— Taishi@84日でブラックからホワイト転職成功の元精神病み20代 (@usohontodayo) December 6, 2021
上司や先輩の忙しさに配慮しつつ、わからないことはなるべく早く聞いてしまいましょう。
わからないことをすぐ聞く姿勢は、仕事に意欲的で好印象になるはずです。
新人は仕事遅いのが当たり前な理由
やることの多さで頭がパンクして仕事が遅くなる新人には、いくつか共通点があります。
これらの理由を具体的に見ていきましょう!
仕事ができないのに話を聞かない
「自分はデキる」とアピールしがちな新人に多いのが、自分のやり方にこだわるあまり先輩のアドバイスをほとんど聞いていないということです。
仕事でデカいミスをしてしまった
結果にこだわりすぎて他が疎かになったことによるもので先輩には「わいくんは自分が強すぎて、人の意見も10のうちの自分が欲しい1しか見てない。やるべきことではなく、やりたいことしかやれてない」と言われた
仕事以外もそうだと急に色々と気づいて危機感
— Taishi@84日でブラックからホワイト転職成功の元精神病み20代 (@usohontodayo) December 15, 2021
その仕事を実際に経験してきた上司や先輩のほうが、生きた知識や知恵を持っていることは間違いありません。
余計なプライドは捨てて、「まずは全部を取り入れる」くらいの気持ちで上司のアドバイスを聞いたほうが、何倍も早く成長できますよ。
メモを取る習慣がない
学生の頃はあまり使わないけど、社会人になると重要になるのがメモの存在です。
若い新人さんが入ってきて仕事を頑張ってくれているけど、他の職員さんから教えてもメモを取らない、挨拶をしないと苦情がきた。
メモについては覚えていなかったら取るように話すけど、挨拶については出勤したら職員さんに挨拶しようね!って話しをするのも指導係の役目なのか、、、— くるり (@kakr07) April 6, 2022
メモを取る習慣がないことで依頼された仕事を忘れたり、一度指摘されたミスを繰り返してしまう新人は多いです。
スマホが当り前なので、いちいちメモに書き留める人も少なくなってきました。
スマホでスクショを撮っても脳にインプットはされていません。
メモを習慣づけると、「忘れない」だけでなく脳のパフォーマンスを最大限に発揮できるというメリットがあります。
仕事専用のノートを自分で作り、大事なことをメモしたり書き留めることはとても重要です。
メモには様々な効果・メリットがあるので武器として活用しましょう!
分かったふりをする
ちょっとプライドの高い新人に起こりがちなのが、分からないことをそのままにして、分かったふりを続けてしまうことです。
つまり「分からない」と言うことに抵抗があるので、必要以上に時間を掛けて悩みすぎるのです。
自分の力だけでは仕事が進まないと自覚したときは、「ここが分からなくて悩んでいます」と伝えて、素直に先輩や上司の力を頼ってみましょう。
彼らはすでに「仕事というゲーム」を攻略したことがある「歩く攻略本」みたいなものですから、これを活用しない手はありません。
そして不明点がわかったら、忘れないようにメモしてくださいね。
非効率なやり方をしている
仕事のスピードが遅い人は、非効率なやり方をしていることに気づいていない人多いです。
気分や思いつきで仕事に手をつけてしまうと段取りが悪くなるため、仕事全体の進みにも時間がかかります。
そして緊急性の高いものから番号を振っていき、完了したら線を引いて消していきます。
ほかにもメールでよく使う言葉をパソコンの辞書に登録したり、パソコンのショートカットコマンドを覚えるなど、効率化できる部分はたくさんあるはず。
タイムアタックだと思って、遊び感覚で効率化の発想を広げていくのも楽しいですね。
デスク周りが整理整頓されてない
仕事が遅い人は、ほぼ共通して自分のデスクが汚いです。
なぜなら、必要な資料を探すという手間がいちいち発生するからです。
数秒のロスも、繰り返せば何分、何時間のタイムロスに繋がります。
何より「また資料が見つからない…」と自分にとってもストレスが増えるだけです。
探す手間やストレスを減らすため、デスク周りの整理整頓は必須事項と言えます。
たとえばファイルごとに付箋を貼っておいたり、色や場所で分けるなど、自分なりにわかりやすい配置にするとストレスなく仕事ができます。
言い訳したり責任感ゼロ
任された仕事を納期までに仕上げない新人は、責任感を持っていなかったり指摘されると言い訳をすることが多いです。
つまり、自分の不手際で他の人にどれくらい迷惑がかかるのか想像できていないということ。
会社は組織で動いているので、あなたの仕事を受け取ったあとに仕事を始める人がいることを忘れてはいけません。
自分の仕事が遅れることによって、「先輩が仕事に取り掛かるのも遅れてしまう」など周囲のことも考えて仕事をしてくださいね。
新人くん言い訳しか言わないから話してて疲れる😇
— たまぞー。 (@tamazooo0607) April 14, 2022
言い訳をしたり責任感のない人は、反省をせず同じミスを繰り返すので、いつまでたっても成長しません。
責任感のなさは自分の仕事のスピードだけでなく、他の社員からの信用にも悪影響を及ぼしてしまいます。
細かいこと気にしている
仕事の進みが遅い新人さんの中には、細かいことを気にしている人も多いです。
たとえば、資料を作る時は最初から完璧を目指すのではなく、まず全体的なアウトラインをざっくりと作り、徐々に肉付けをして見直しながら、最終的に仕上げるのが基本です。
「大枠を完了させてから詳細を見直す」というように、仕事のやり方においても優先順位をつけなければなりません。
まずは100%のクオリティで納期ギリギリに提出するよりも、修正を前提に80%のクオリティで納期の前日までに提出することを心がけてみてください。
「質」は「量」をこなすことで自然と磨かれていきますので、納期前提出をクセづけていきましょう!
新人は怒られるのが当たり前?怒られる前にやってほしい7つの対策
新人が仕事で遅いと怒られてしまうのは、仕事のやり方に改善点があるからです。
これは、下記の7項目を意識することで改善が可能です。
なぜパンクしているのか行動を分析する
たまたま仕事が上手くいくことはありますが、失敗には必ず原因があります。
仕事でパンクしているのなら改善すべき原因が必ずあります。
自分の行動を振り返って何が悪いのか分析しましょう
自分なりの「仕事でパンクしてしまう理由」をメモなどに書き出してみて、改善できる部分を洗い出したり、具体的な解決策を考えてみてください。
自分なりに分析できたら、一つずつ実際にやってみて、どんどんブラッシュアップしていきましょう!
仕事が早い人の行動やスケジュールを真似する
仕事を上達させるにはできる人のマネをするのが一番です。
仕事が速い上司や先輩の「行動・スケジュール」の組み方を観察して取り入れてみましょう。
あなたの周りにもテキパキと仕事をこなす有能な人がいるはずなので、その人の動き方やスケジュールの組み方を参考にしてみてください。
自分のパフォーマンスも考慮しながら、どうすれば効率よく仕事をこなせるのかを考えて、一日のスケジュールを組み立てていきましょう。
先輩に相談する
仕事がどうしても遅くなったり量が多くて捌ききれないなら、先輩に相談してみましょう。
特に新人のころは我慢して頑張りがちですが、キャパオーバーになってから言うよりも事前に相談してくれたほうが先輩も助かります。
先輩側も「自分から声をかけすぎると仕事がやり辛いかもな」とあなたに気を使ってくれている可能性があるので、質問されたほうが答えやすいのです。
ただ、「先輩も仕事に忙しくて聞けるような状況じゃない人」は、直接上司に相談しましょう。
上司に聞くのは勇気が必要ですが、上司に直接聞ける人は度胸がある新人だと思われますよ。
上司から見ても印象に残る新人になるので頑張りましょう。
少し早く出社して仕事の準備をする
もしあなたがライバルとかけっこをするとして、どんな手を使ってでも勝ちたいと思ったらどのような方法を使いますか?
私なら「スタートの合図を待たずにフライング」して走り始めます。
人より仕事のスピードが遅いなと感じているのなら、すこし早めに出社してフライングで仕事の準備を始める意識が大事。
時間に追い詰められると頭が真っ白になったりパニックになって余計に仕事が遅くなったり、ミスが増えてしまいますよね。
仕事の準備を早めに行うことは自分の精神に余裕を持たせてくれるので、少し早めの出社がおすすめです。
得意なスキルを身につけて伸ばす
自分の能力不足で仕事が回らないと感じているなら、スキルアップに時間をかけましょう。
たとえば私の場合、プレゼンの前に自分のトークを録音したりビデオで撮影して、気になる点や話し方を改善するといった時間を作っていました。
頑張って習得したスキルは、これからの社会人生活で必ず役に立ってくれます。
仕事が遅くてもミスを減らし業務を覚える
新人が仕事のスピードを上げる方法のひとつは、ミスを減らして仕事の質を高めることです。
慣れていない業務は、どうしてもミスが多くなってしまいがち。
しかし失敗したことを反省して同じ場面でミスをしなければ、仕事は少しずつ早くなっていきます。
過去の失敗から学んだ改善策はなるべくメモしておき、同じミスを繰り返さないようにしましょう。
失敗をメモして改善を繰り返すと、徐々に失敗が財産であることを実感できるようになります。
なぜこの会社に入社したのかしっかり考えて目標設定
仕事のやり方で迷いが生じたときは、自分がどのような思いでこの会社に入社したのかを思い返しましょう。
目標を見失って足元ばかりを見ながら歩いていたら、どこにもたどり着けなくなってしまいます。
社会人生活は40年以上の長距離走。
自分の目標を確認しながら仕事するのがおすすめですよ。
【新人で仕事がパンク中】怒られて辛いときの対処法3つ
新人が仕事でパンクしてしまい辛くなってしまったときの対処法は3つあります。
それぞれ具体的に解説するので、怒られるのが辛くて限界な新人さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
精神的・体調的に辛いなら休むべき
仕事で上司や先輩から怒られ続けて心身が辛いなら、休職したり有給を取るなどして休む時間をとるべきです。
2ヶ月ほど休職して持ち直すことが出来ましたが、あの時休職する決断をしていなければ、さらに重い状態になって復帰にも時間がかかっていたでしょう。
新人でも仕事のストレスは溜まります。
うつ病などになってしまうと大変なので、身体に出るストレス限界サインはチェックしておきましょう。
自分に合っていない業務の可能性を考える
あまりにもうまくいかない場合は、仕事があなたに合っていない可能性があります。
人間には、向き不向きや得意不得意があるからです。
1人で黙々と作業をこなすのが好きな人もいれば、仲間とコミュニケーションをとりながら仕事を進めるのが得意な人もいますよね。
向いていない仕事を続けた結果、ストレスで体調を崩したりキャリアを見直すチャンスを逃すリスクがあります。
誰よりも時間をかけているのに成果が出ていない場合は、自分の得意・苦手なことについて考え、本当に今の仕事でいいの?とキャリアを見直してみましょう。
転職を検討する
新人なのに任される仕事量が多すぎたり、残業が続きまともに休めず辛い場合は、転職を考えましょう。
そもそも、あなたが想像していた条件や待遇と実情が大きく異なっている可能性があるからです。
しかし、なんとなく転職活動をするだけでは、また同じような状況に陥るだけ。
もっと楽しめる仕事を探すために、まずは自己分析から始めてみましょう!
「新人で仕事がままならず怒られる。慣れるために仕方ないのはわかるけど、正直もう辛くて限界」と思い詰めていませんか?
今の仕事に限界を感じているなら、第二新卒枠を狙って転職を目指しましょう!
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まとめ
今回は、新人が仕事でパンクしてしまう理由や、慣れない中でもうまく立ち回る具体的な対処法を解説しました。
- 新人は仕事できなくてナンボ
- 最初は何もわからなくて当たり前
- 新人だからと手を抜くのはNG
- 怒られて落ち込む前に相談
- どうしても辛ければ転職を検討
新人だから何もわからないのが当然でも、仕事でミスをしたら罪悪感を抱きますし、怒られたら辛いですよね。
先輩や上司の指導法と相性が合わない可能性もあるため、この場合は思い切って転職するのがおすすめです。
第二新卒の特権で一般的な社会人よりも転職しやすいため、早めのキャリア転換で自分に合った仕事を見つけましょう!