「もしかしたら自分の会社は潰れるかもしれない」
- いつの間にか社員の人数が減っている
- 給料の支払いが遅れている
- 社長の言動がおかしい
- 倒産寸前の雰囲気かもしれない
こんな不安を抱えながら毎日仕事をするのはキツイですよね。
実は潰れる会社の社長や社員の雰囲気には、いくつかの共通点があります。
本記事で紹介している「特徴15選」が今勤めている会社の特徴と一致していたら、危険な前兆と言えるでしょう。
会社の倒産に巻き込まれないためには、潰れる前兆を見抜いて早い段階の準備が大切です。
潰れる会社の特徴を把握しておけば、万が一の時でも冷静に対応できるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
いずれ潰れる会社の特徴と雰囲気15選
倒産寸前の会社は特有の雰囲気や前兆が共通して現れます。
経営が危うくなると、会社は以下のような対策を行うことがあります。
①不測の事態に対応できているのか
不測の事態が起きた後に対応できていないと、潰れてしまう可能性が出てきます。
- 災害の発生
- 新型ウイルスによる緊急事態
- 新事業の失敗
ここ数年は、コロナにより経営難で倒産してしまう会社も非常に多くなっています。
画像出典:帝国データバンク
②事業の一部を売却
会社の売り上げ確保が厳しくなると、事業の一部を売却し事業の立て直しをする会社も出てくるでしょう。
もちろん事業の一部を売却しただけでは、会社が潰れるわけではありませんが、理由もなく売却はしません。
従業員として、なぜ売却しているのか前後の動きはしっかり把握しておきましょう。
③人手不足なのに従業員を入れない
人手不足なのに求人応募しない会社は、いずれ潰れる可能性があります。
やはり人件費は会社にとって大きなコストの1つだからです。
明らかに人手不足でも入れないということは、人件費を押させて今の状態をキープしている状態と言えるでしょう。
また、人手不足の会社で働き続けるとざまあみろと憎い感情を抱いてしまう従業員が多いのも事実。
このような会社で働いていたら、心身がすり減るばかりなので倒産前に早めに転職した方が良いと言えるでしょう。
④新入社員が入ってこない
こちらも人手不足ど同様になりますが、新入社員が数年入ってこない会社も何らかの問題があると言えるでしょう。
新卒採用も会社にとって大きなコストになるため、会社の売り上げ状況によっては採用を見送る企業も出てきます。
しかし新卒募集をしない企業は多くあるため、1年募集しなかっただけでは潰れる会社とは言えません。
ポイントは、これまで新卒募集していたにも関わらず、何年経っても一向に新卒募集を再開しない会社です。
人件費の捻出が難しいのはもちろん、会社として経営方針を変えている可能性も出てきます。
新卒が入らないと自分がいつまでも一番下っ端になり、やはりいい状況とは言えないでしょう。
⑤売り上げ目標が急に上がる
いずれ潰れる会社は、なぜか毎月の売り上げ目標が急激に上がります。
なぜ目標が上がるのかというと経営者にアイデアがなく、営業力のある社員も育っていないので「とにかく売り上げろ」という単純な指示しかできないからです。
会社の売り上げを挽回するため、大きなプロジェクトを掲げ始める会社もありますね。
ですが練られていないプランで大きく賭けに出たところで、それが成功するほどビジネスの世界は甘くありません。
プロジェクトに掛けた費用が無駄になり、余計に状況が悪化していきます。
社員に高いノルマを設定しますが、そもそも会社にお金の余裕がないため、ボーナスや昇給はほとんど期待できないでしょう。
ノルマを達成した社員だけを優遇し、それ以下の社員は八つ当たりするかのように辛く当たられたりします。
ですが本来、会社を立て直すアイデアを出すのが経営者の仕事ですよね。
会社の業績を伸ばすアイデアを出せない社長が社員のせいにし始めたら、その会社は終わったも同然でしょう。
⑥ボーナスや賃金カット
会社の業績が傾き始めると、社員に支払うお金を出し惜しみするようになります。
- 減給された
- ボーナスも支給されない
- 交通費の支給がカット
無駄遣いを減らすようなコストカットは必要ですが、社員への給料やボーナス、設備投資へのお金をケチりはじめた会社は長くありません。
社員がモチベーションを失う行動に出ているわけですから、生産性もガタ落ちです。
自分から辞めるよう仕向けるためにボーナスをカットするような会社もあるので、社員を大事にしない会社はどのみち倒産するでしょう。
⑦希望退職を募る
会社の業績が傾いてくると、人件費のコストカットが始まり希望退職を募るようになります。
コロナウイルスの影響による業績悪化は深刻である。
製造業や飲食業、観光業、宿泊業などのコロナ解雇は特に深刻で、中小規模の企業は次々と倒産している。
大手企業ですら、社内で希望退職者を募集する程の大打撃を受けている。
新卒入社して半年で希望退職を迫られたケースもある。— 🍜S-MASA/ラーメンが大好き🍜 (@genesisredempt1) November 25, 2020
まずは派遣やアルバイトの人たちが切られていき、それでも会社が立て直せないとなると今度は正社員の希望退職を募るところまで追い込まれていくのです。
この兆候を見逃さない「デキる優秀な社員」ほど早々に見切りをつけて転職してしまいます。
さらに希望退職を募るのは、終身雇用するだけの安定性がないと判断でき、将来有望な若手たちも会社を辞めはじめます。
若い社員を失った会社に未来はないので、会社が希望退職を募り始めたら、若手の動向にも注目しておいてください。
会社に染まりきっていない若い世代のほうが中立的・客観的に会社の価値を見定めているので、若手の退職は会社の価値を見極めるひとつの指標になります。
仕事ができる社員を見習い、あなたも適切な場面で見切りをつけていきましょう。
⑧社長の言動がおかしい
潰れる会社の社長は発言と行動が矛盾していたり、明らかに常識はずれな発言をしたりと、いろいろな面でおかしな言動が多いです。
たとえばワンマン社長は過去の栄光や成功体験にしがみついており、時代に適応したり変化しようという考えがありません。
「今の現場や業界」を全く分かっていないトップだと、明らかに時代遅れな発言をしたり、現場の仕事を知らなすぎるがゆえの素っ頓狂な発言が多くなります。
- 周囲を能力のないイエスマンで固める
- 「俺が正しい」と本気で思っている
- 上層部のミスを社員になすりつける
- 仕事中にゴルフや接待に出かけてばかり
社員への福利厚生やボーナスをカットしながら、接待に高級店を利用して大金を使うなど、お金の使い方にも矛盾が現れるのも特徴ですね。
社長の言動で社員のモチベーションがどんどん下がっていくので、業績も比例するように低下していきます。
⑨社内やトイレが汚い
潰れる会社は、なぜか社内が汚いという共通点があります。
これは憶測に過ぎませんが、「会社を大切にしよう」と思っている社員がいないのではないでしょうか。
- トイレが汚い会社
- 整理整頓ができていない会社
- ゴミの処理がされていない会社
ホコリが散乱していたり社員のデスクが散らかっていたり、トイレが汚かったりと「とにかく清掃が行き届いていない」印象を受けますよね。
「みんなで会社を良くしよう」と思えない環境になってしまうと、誰も会社のためにキレイにしようと思わなくなるでしょう。
社内の汚さには、社員全体のモチベーションや忠誠心の低さがモロに現れているので、あまりキレイな未来はイメージできません。
実際、めちゃくちゃ汚い会社が成功・成長していると聞きません。
⑩光熱費を節約している
会社の業績が低下していくに連れて、光熱費など必要経費まで節約し始めるようになります。
- オフィス照明の節約
- エアコンも使えない
- レンタルしていたウォーターサーバーの解約
これは家計に例えるなら、携帯のプランを変更するレベルの細々とした支出を減らさないと生活ができない状況に似ています。
人件費に比べれば微々たる金額の光熱費すらカットしなければならないのは、かなり「マズい」状況。
社員への福利厚生にお金を出している余裕がないと言っているようなものです。
⑪顧客との取引がなくなる
主要な取引先が不景気によって倒産し取引がなくなると、その影響をあなたの会社がモロに受けてしまうというパターンも考えられます。
安定している会社は複数の顧客と取引をしていますが、危険な会社ほど売り上げの大半を主要な取引先に依存していますよね。
ニュースやSNSから情報収集して、世の中で起きている事件や災害が自分たちの業界にどのような影響を与えているのか、動向を逐一チェックしておいてください。
⑫謎の会議が多くなる
上司がやけに離席して目的不明の会議に出ている現象も危険信号のひとつです。
会社の売り上げが低下している件や、さらなるコストカットを求められている件で上層部と打ち合わせをしている可能性があります。
また、自分の仕事を管理できない上層部がいると、なぜか全体での会議が増えます。
上の人間に「会議がある」と言われて断れる社員はいませんので、「無駄な時間だ」と思いながら生産性のない会議に巻き込まれていくのです。
不必要な会議が増えてくると、仕事をする時間が少なくなるので生産性が下がります。
会議の多さは上層部が無能で決断力がない証拠です。
仕事の管理不足が原因なので、潰れる前兆、危険信号のひとつと言えるでしょう。
⑬仕事ができるエース・キーマン社員が退職
仕事ができるエース社員が退職したら、要注意です。
- 会社が置かれている状況をしっかり把握している
- 結果を出しても報われない
- 業績も伸びないため愛想を尽かす
- 会社に将来性を感じていない
このような状況に優秀な社員が不満を覚えないはずがないので、早々に愛想を尽かして会社を出ていってしまいます。
会社はデキる社員に頼り切りで、それなのに軽視しているフシがあります。
前任校で、若手のエースだった賢くて優秀な先生が『退職』しました😢
あ、賢くて優秀だから、辞めたのか。
— ray (@ray99131855) March 25, 2022
会社の将来性や勤め続けるメリットを見出だせなくなり、デキる人から会社を見限って早々に転職するのです。
優秀な社員が抜けていけば、そこそこの仕事をする人と仕事ができない人だけが会社に残るわけですから、会社の業績もどんどん低下していくでしょう。
優秀なエース社員は突然会社を辞めていなくなりますので、注意して周囲を観察しておきましょう。
⑭派遣やパートがいなくなる
会社の業績が傾き始めると、大幅なコストカットが始まります。
- 派遣の人がいなくなっている
- パートさんが消えた
会社にとって一番コストがかかるのは「人件費」ですから、経営状況が芳しくなければ会社から社員を減らさなければなりません。
潰れる会社は「いつのまにか派遣社員やパートが居なくなっている」という現象が起こりやすいのです。
それでも解決しなかった時に正社員へ希望退職を募りはじめるので、派遣社員やパートがいなくなるのは潰れる前兆といえます。
⑮社長と連絡が取れなくなる
いよいよ、いつ潰れてもおかしくない状態になると社長と突然連絡が取れなくなる可能性も出てきます。
昨日まで普通に会社に来ていた社長が、突然出社しなくなり電話しても連絡が取れないのは何かが起こっている証拠です。
さらに上層部や役員の行動が慌ただしかったり、会社が物々しい雰囲気だったら、あなたも覚悟しておいた方がいいかもしれません。
いずれ潰れる会社で働く社員の特徴
潰れる会社では、社員たちが放つ雰囲気やオーラにも特徴が出始めます。
日々疲れていて活気がない
潰れる会社の社員は全体的にどんよりとした雰囲気を放っており、疲れていて活気がなく、仕事に対する情熱やモチベーションを持っていません。
このような社員が大半を占めていると、会社の業績は悪化していく一方でしょう。
たとえば仕事が完了していないのに定時になったらそそくさと帰っていく社員ばかりだと、納期に間に合わずに取引先へ迷惑をかけるといった事例が増えていくはずです。
社員のモチベーションが下がっているのは、複数の原因が積み重なった結果なので、そう簡単に解決する問題ではありません。
社長から無茶な指示を出されたり、人格を否定されるような発言をされながら働き続け、精神を病んでしまう人が出てくるのも特徴のひとつ。
心身の体調を崩しながら無理して働いている社員もいるので、現場の雰囲気はとにかく暗くて沈んだ空気になっています。
一人の抱え込む仕事量が多すぎる
潰れる寸前の会社からは、退職者が急増します。
その結果、残った社員が負担する仕事量が増えすぎて、自分一人では到底片付けられないような状況に追い込まれがちです。
そして自分の仕事の多さと比べて給与の低さに嫌気が差し、続々と退職者が増えるという負のループできます。
完全に社員のキャパオーバーとなってしまい、それをサポートする人員も確保できないので、全員がパンクします。
休日出勤や残業時間が多くなる
終わりが近付いている会社では、社員全体の残業時間が長くなったり、休日出勤を命じられる頻度が高くなってきます。
- 退職者が増えて仕事が全員に分散されている
- 業績悪化で休む暇もなく仕事を振られる
会社が潰れないように、長時間労働をするのが当たり前という悪い雰囲気になり仕事環境も最悪と言えます。
人間の集中力には限りがあり、長時間働いても仕事の効率は下がる一方でなかなか完了しません。
結果としてだらだらと仕事をするのが当たり前のような社風へ変わってしまい、社員の生産性が著しく低下します。
長い残業と休日出勤で社員がリフレッシュする時間もないため、一人あたりのパフォーマンスも落ちていくでしょう。
社員全体のパフォーマンスと生産性が下がった状態で、傾いた会社の業績の立て直しはほぼ不可能に近いのではないでしょうか。
悪口や不満ばかりもらす
潰れる会社は、社員が会社や上司の悪口や不満ばかり漏らすようになります。
雰囲気は常に殺伐としており、そのような状況でチームワークを発揮しながら顧客を感動させる仕事がデキる様子をイメージできますか?
これは社員が目先の利益しか考えなくなっているという証ですので、未来を見据えた良い仕事などできるはずがありません。
お客さんに八つ当たりするような態度を取るなどあり得ないです。
顧客もナメた対応をする社員に対して怒りを覚えますし、口コミで叩かれ、さらなる業績不振になります。
そしてシンプルに、そんな環境で働き続けるのはイヤですよね。
単純にそんな空気の悪い環境で働くのもキツいですし、チームの連携もうまく取れないので仕事のクオリティも悪化していくだけ。
社員の会話の中身がネガティブを占めるようになったら、会社はかなり良くない状態になっている思ってください。
周りと一緒に悪口を言うか、環境を変えるために行動するか、どちらが賢い選択なのかあなたはわかっているはずです。
気が付けば同僚が転職活動
優秀な人ほど潰れそうな会社を真っ先に辞めると解説しましたが、その後に起きるのは同僚の転職活動です。
優秀な人が辞めたのをきっかけになり、辞める決意が固まる社員も出てくるでしょう。
残業の合間にスマホで転職サイトを利用したり、有給休暇を取得しながら面接を受けるなどして、会社が潰れる前に転職先を見つけます。
転職した同僚と話をしたら、職級同じで業務量もまあ同じくらいなのに年収100万くらい差があることを知って絶望した。業務難易度的には大して変わらないのに、部署の給与原資でこんな差がつけられてたらそりゃ退職率も上がるわな…
— UTK (@ponesos) April 16, 2022
うかうかしていると、あなただけが沈みかけの船に取り残されてしまうという事態になりかねません。
あなただけが取り残されたという状況にならないように、早めに次のステップを考えて行動しなければなりません。
潰れる会社の社長の特徴
潰れる会社の社長の特徴は3つあります。
- 自己中心的(ワンマン)
- 数字に弱い
- 売上至上主義
社員同士の不信な行動は目につきやすいですが、社長の行動は中々一般社員までは把握できないのが現状です。
日頃から会社の社長の特徴や言動をよく観察しておきましょう。
自己中心的でワンマン
社長がワンマン気質の会社は、経営がうまくいかなくなります。
- 無理な資金繰りをしている
- なんでも自分の思い通りにしたい
- 人間的にクズで信用できない
自己中心的なワンマン社長の下でまともに働くことは不可能です。
会社は社長のワンマン発言で経営できるほど甘くないため、業績は悪化していくでしょう。
数字に弱い
社長が経営的な視点で数字に弱いのは、非常に危険です。
- キャッシュフローを把握していない
- どの事業を伸ばしていけばいいのか分かっていない
- 人件費や経費をザックリとしか把握していない
社長であれば、誰よりも数字に強く会社として売り上げを適切に伸ばしていくために行動するべきです。
数字に弱い社長の場合、経営も不安定となりいつの間にか業績悪化が深刻になっているかもしれません。
売上至上主義
売り上げ確保ばかり追求する社長の場合、いづれ経営が困難になり倒産してしまう可能性があります。
- 働く意欲の低下
- パワハラが日常的
- 給料も上がらない
- 気に入らない社員は切る
売上至上主義の社長は、従業員なんて捨て駒にしか思っていません。
売り上げが上がれば機嫌が良くなり、ちょっとでも下がるとパワハラや暴言、降格など平気で行います。
また、売り上げが良かったとしても社員に還元されることはないため、従業員のモチベーションは下がり退職者も増えていくでしょう。
売り上げのためなら、なんでもやってしまう社長のため、いづれ従業員から内部告発され世間から見放されてしまうのです。
倒産の雰囲気をキャッチしたら|3つの対処法
経営が傾いていきながらもなんとか持ち堪えるために、さまざまな手を尽くし踏ん張るのが普通です。
しかし、いくら頑張ったとしても倒産寸前ともなれば、いつもと違う雰囲気や前兆は職場でも感じるようになってきます。
画像出典:株式会社YKプランニング
上記データからも分かるように、倒産の前兆は早くて1年も前から出ていることがわかります。
潰れる半年前、3ヶ月前は明らかにおかしいと感じる人が多いので、自分の会社が明らかにこれまでと違いおかしいと感じたらその直感は間違っていません。
会社の危険な前兆が見えてきたときにあなたが取るべき行動について解説します。
社内の情報収集
「もしかしたらこの会社マズいんじゃないか」と雰囲気を察知したら、まず行うべきは社内の情報収集です。
あなたが今後のキャリアをどうするかを考えるにあたり、会社に留まるべきか転職すべきかを判断するためにも情報は欠かせません。
- 同僚や部下と雑談する
- 社内の事情通に話を聞く
- 上司たちの会話に聞き耳を立てる
同僚や部下と「今の会社を見てどう思うか」という話題で何気ない雑談をしてみると、思わぬ情報が手に入る可能性があります。
社内の事情通に話を聞いたり、上司たちの話に聞き耳を立ててみると会社を取り巻く問題の全体像が見てくるでしょう。
社会を生き延びるには兎にも角にも情報収集が大切なので、まずは自社の状況を把握するところから始めてみましょう。
早めに資格取得やスキルアップ
兆候があれば、転職に向けて早めに資格取得やスキルアップをしておきましょう。
資格取得しておくと、転職がスムーズに決まる可能性があります。
すぐに転職先をイメージできなくても、興味のある資格を探した行動がきっかけで、自分が挑戦したいと思える分野が見えてくる場合もあります。
ただし、潰れかけている会社は残業や休日出勤など自分の時間が取りにくくなるのが難点です。
だからこそ早めに前兆を察知して、情報収集も転職活動も早めに取り掛かる必要があります。
スキルさえ身に付けておけば、たとえ潰れてしまってもスキルを活かした転職活動ができるので何もないよりかは全然マシです。
当サイトがおすすめしているスキルはITスキルです。
プログラミングやWEB系、エンジニアなどITスキルと言っても種類は豊富にあります。
AI時代が到来している今、対応できるITスキルを身に付けておくことで市場価値が高い人材となり、転職活動の選択肢も広がるでしょう。
いずれ潰れる前に収入源を増やす
経営が少しでも傾いているかもしれないと思ったら、まだ時間があるうちに会社の給料以外に収入源を作っておきましょう。
- 副業をする
- バイトをする
- 家族に協力してもらう
他にも収入源があれば、倒産という万が一の事態が起こっても安心感があります。
副収入のため、転職先が決まるまでは不測の事態と言えますが、給料全く無しの状態を想像すると恐怖しかないですよね。
倒産した直後に冷静な状態で転職先を探すのは大変です。
また家族や配偶者には、会社の状況を相談し協力を得られないか早めに相談して不測の事態を乗り切るためにも、今から少しでも収入源を複数作っておきましょう。
副業などが難しい場合は、3ヶ月収入がなくても生活できるくらいの貯金をしておくと安心です。
在宅でできる副業はクラウドソーシングサービスに複数登録して、あなたができそうな案件から実践してみましょう。
初心者におすすめのクラウドソーシングをまとめているので、ぜひご覧ください。
まとめ
今回の記事では、潰れる会社や社員の雰囲気を詳しく解説しました。
どれだけあなたが優秀な社員だったとしても、一人の力だけで倒産寸前の会社は救えません。
明らかにネガティブな未来しか見えない会社で自分の時間を使うよりも、気持ちよく能力を活かせる職場で働くほうがずっと有意義ではないでしょうか?
会社が潰れる雰囲気を察知したら、早急に転職活動の準備を始めておきましょう。
あなたのキャリアの転換期だと思って会社に見切りをつけ、新しく活躍できる職場を探してみてください!