仕事の悩み

潰れる会社の雰囲気や前兆を察したらどうするべき?社員の特徴も解説

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もしもあなたの勤めている会社が1ヶ月後に倒産すると決まったら、そこからどのような行動に出ますか?

実は潰れる会社や社員の雰囲気には、いくつかの共通点があり、あなたが今勤めている会社の特徴と一致していたら、かなり危険です。

世界中を襲っているコロナウイルスの大打撃もあり、あらゆる会社が倒産の危機と戦っています。

「もしかしたら自分の会社もいつか倒産してしまうのではないか」と不安に思う人もいますよね。

会社の倒産に巻き込まれないためには、潰れる前兆を見抜いて早い段階の準備が大切です。

そこで今回の記事では潰れる会社の雰囲気や前兆と、会社が潰れる前に備えるべきことについて詳しく解説していきます。

潰れる会社の特徴を知識にしておくと、万が一の時に今後のキャリアをどのように組み立てていくべきかもわかるようになるでしょう。

今の会社に不安がある人や、転職を考えている人はぜひ参考にしてくださいね!

潰れる会社の雰囲気や前兆10選

モノクロのビル

潰れてしまう会社には、特有の雰囲気や前兆が共通して現れます。

まずは潰れる会社の特徴10選をそれぞれ確認していきましょう!

①毎月の売り上げ目標が急に上がる

潰れる会社は、なぜか毎月の売り上げ目標が急激に上がります。

なぜ目標が上がるのかというと経営者にアイデアがなく、営業力のある社員も育っていないので「とにかく売り上げろ」という単純な指示しかできないからです。

会社の売り上げを挽回するため、大きなプロジェクトを掲げ始める会社もありますね。

ですが練られていないプランで大きく賭けに出たところで、それが成功するほどビジネスの世界は甘くありません。

プロジェクトに掛けた費用が無駄になり、余計に状況が悪化していきます。

社員に高いノルマを設定しますが、そもそも会社にお金の余裕がないため、ボーナスや昇給はほとんど期待できないでしょう。

ノルマを達成した社員だけを優遇し、それ以下の社員は八つ当たりするかのように辛く当たられたりします。

ですが本来、会社を立て直すアイデアを出すのが経営者の仕事ですよね。

会社の業績を伸ばすアイデアを出せない社長が社員のせいにし始めたら、その会社は終わったも同然でしょう。

②ボーナスカット

会社の業績が傾き始めると、社員に支払うお金を出し惜しみするようになります。

無駄遣いを減らすようなコストカットは必要ですが、社員への給料やボーナス、設備投資へのお金をケチりはじめた会社は長くありません。

社員がモチベーションを失う行動に出ているわけですから、生産性もガタ落ちです。

自分から辞めるよう仕向けるためにボーナスをカットするような会社もあるので、社員を大事にしない会社はどのみち倒産するでしょう。

ボーナス払いで大きな買い物をしている人にとっては死刑宣告のようなものです。

③希望退職を募る

会社の業績が傾いてくると、人件費のコストカットが始まり希望退職を募るようになります。

まずは派遣やアルバイトの人たちが切られていき、それでも会社が立て直せないとなると今度は正社員の希望退職を募るところまで追い込まれていくのです。

この兆候を見逃さない「デキる社員」ほど、早々に見切りをつけて転職してしまいます。

さらに希望退職を募るのは、終身雇用するだけの安定性がないと判断でき、将来有望な若手たちも会社を辞めはじめます。

若い社員を失った会社に未来はないので、会社が希望退職を募り始めたら、若手の動向にも注目しておいてください。

会社に染まりきっていない若い世代のほうが中立的・客観的に会社の価値を見定めているので、若手の退職は会社の価値を見極めるひとつの指標になります。

あなたが以前から転職を考えていたのなら、希望退職に手を上げても良いのではないでしょうか。

④社長の言動がおかしい

潰れる会社の社長は発言と行動が矛盾していたり、明らかに常識はずれな発言をしたりと、いろいろな面でおかしな言動が多いです。

たとえばワンマン社長は過去の栄光や成功体験にしがみついており、時代に適応したり変化しようという考えがありません。

「今の現場や業界」を全く分かっていないトップだと、明らかに時代遅れな発言をしたり、現場の仕事を知らなすぎるがゆえの素っ頓狂な発言が多くなります。

潰れる会社の社長の言動

  • 周囲を能力のないイエスマンで固める
  • 「俺が正しい」と本気で思っている
  • 上層部のミスを社員になすりつける
  • 仕事中にゴルフや接待に出かけてばかり

社員への福利厚生やボーナスをカットしながら、接待に高級店を利用して大金を使うなど、お金の使い方にも矛盾が現れるのも特徴ですね。

社長の言動で社員のモチベーションがどんどん下がっていくので、業績も比例するように低下していきます。

「社長にこの先何年もついていけるか?」と考えてみて、自分の出した答えを大切にしてください。

⑤社内が汚い

潰れる会社は、なぜか社内が汚いという共通点があります。

これは憶測に過ぎませんが、「会社を大切にしよう」と思っている社員がいないのではないでしょうか。

ホコリが散乱していたり社員のデスクが散らかっていたり、トイレが汚かったりと「とにかく清掃が行き届いていない」という印象です。

「みんなで会社を良くしよう」と思えない環境になってしまったから、誰も会社をキレイにしようと思わない。

社内の汚さには、社員全体のモチベーションや忠誠心の低さがモロに現れているので、あまりキレイな未来はイメージできませんね。

実際、めちゃくちゃ汚い会社が成功・成長していると聞きません。

⑥光熱費を節約している

会社の業績が低下していくに連れて、光熱費など必要経費まで節約し始めるようになります。

わかりやすい例で言えば会社でレンタルしていたウォーターサーバーが解約されたり、夏場なのにエアコンを使わないように指示されたりします。

これは家計に例えるなら、携帯のプランを変更するレベルの細々とした支出を減らさないと生活ができない状況に似ています。

人件費に比べれば微々たる金額の光熱費すらカットしなければならないのは、かなり「マズい」状況かと・・・。

社員への福利厚生にお金を出している余裕がないと言っているようなものです。

会社があまりに細かく厳しいコストカットを命じ始めたら、赤信号に変わりかけの黄色信号です。

いずれ会社がお金の面で行き詰まり、引き返せないところまで悪化するのは時間の問題だと言えるでしょう。

⑦顧客との取引がなくなる

主要な取引先が不景気によって倒産し取引がなくなると、その影響をあなたの会社がモロに受けてしまうというパターンも考えられます。

安定している会社は複数の顧客と取引をしていますが、危険な会社ほど売り上げの大半を主要な取引先に依存していますよね。

倒産の連鎖に巻き込まれてしまうケースは今の時代、非常に多いです。

ニュースやSNSから情報収集して、世の中で起きている事件や災害が自分たちの業界にどのような影響を与えているのか、動向を逐一チェックしておいてください。

日頃からニュースをチェックしておくと、自分を守る行動にもつながります。

⑧謎の会議が多くなる

上司がやけに離席して目的不明の会議に出ている現象も危険信号のひとつです。

会社の売り上げが低下している件や、さらなるコストカットを求められている件で上層部と打ち合わせをしている可能性があります。

また、自分の仕事を管理できない上層部がいると、なぜか全体での会議が増えます。

上の人間に「会議がある」と言われて断れる社員はいませんので、「無駄な時間だ」と思いながら生産性のない会議に巻き込まれていくのです。

不必要な会議が増えてくると、仕事をする時間が少なくなるので生産性が下がります。

会議の多さは上層部の決断力のなさや仕事の管理不足が原因なので、潰れる前兆、危険信号のひとつと言えるでしょう。

どこの会社にもなぜか「会議が好きな上司」が一人はいますよね。

⑨仕事ができるエース社員が退職

仕事ができるエース社員が退職したら、要注意です。

潰れる会社では結果を出した人が報われず、仕事と責任だけが増えていく一方で、仕事のデキない社員はサボっているという現象が起こりやすいです。

このような状況に優秀な社員が不満を覚えないはずがないので、早々に愛想を尽かして会社を出ていってしまいます。

会社はデキる社員に頼り切りで、それなのに軽視しているフシがあります・・・。

また、仕事ができる人は状況や物事の流れの読みに長けている人が多く、今の会社が置かれている状況もある程度把握しています。

会社の将来性や勤め続けるメリットを見出だせなくなり、デキる人から会社を見限って早々に転職するのです。

優秀な社員が抜けていけば、そこそこの仕事をする人と仕事ができない人だけが会社に残るわけですから、会社の業績もどんどん低下していくでしょう。

仕事ができる人は貴重な存在なのに、それを引き止められない社長の度量や熱量では、会社の未来は暗いと言わざるを得ません。

あなたの会社のエースが抜けた時、残った社員でその穴を埋められそうですか?

⑩派遣やパートがいなくなる

会社の業績が傾き始めると、大幅なコストカットが始まります。

会社にとって一番コストがかかるのは「人件費」ですから、経営状況が芳しくなければ会社から社員を減らさなければなりません。

その時に対象になるのは、正社員ではありませんよね。

まず、派遣やパートといった非正規雇用の従業員から切られていきます。

潰れる会社は「いつのまにか派遣社員やパートが居なくなっている」という現象が起こりやすいのです。

それでも解決しなかった時に正社員へ希望退職を募りはじめるので、派遣社員やパートがいなくなるのは潰れる前兆といえます。

実際に目の当たりにすると、一歩一歩崩壊が近付いてくる静かな恐怖感に襲われます・・・。

潰れる会社の社員の特徴

潰れる会社では、社員たちが放つ雰囲気やオーラにも特徴が出始めます。

ここからは潰れる会社の社員の特徴を5つに分けて確認していきましょう!

日々疲れていて活気がない

潰れる会社の社員は全体的にどんよりとした雰囲気を放っており、疲れていて活気がなく、仕事に対する情熱やモチベーションを持っていません。

このような社員が大半を占めていると、会社の業績は悪化していく一方でしょう。

たとえば仕事が完了していないのに定時になったらそそくさと帰っていく社員ばかりだと、納期に間に合わずに取引先へ迷惑をかけるといった事例が増えていくはずです。

社員のモチベーションが下がっているのは、複数の原因が積み重なった結果なので、そう簡単に解決する問題ではありません。

社長から無茶な指示を出されたり、人格を否定されるような発言をされながら働き続け、精神を病んでしまう人が出てくるのも特徴のひとつ。

心身の体調を崩しながら無理して働いている社員もいるので、現場の雰囲気はとにかく暗くて沈んだ空気になっています。

人は雰囲気に影響されやすいので、いつのまにか自分も活気がない社員のひとりに・・・。

一人の抱え込む仕事量が多すぎる

潰れる寸前の会社からは、退職者が急増します。

その結果、残った社員が負担する仕事量が増えすぎて、自分一人では到底片付けられないような状況に追い込まれがちです。

そして自分の仕事の多さと比べて給与の低さに嫌気が差し、続々と退職者が増えるという負のループできます。

完全に社員のキャパオーバーとなってしまい、それをサポートする人員も確保できないので、全員がパンクします。

いつまでたっても終わらない仕事の山を見るたびにため息が出ますよね・・・。

休日出勤や残業時間が多くなる

終わりが近付いている会社では、社員全体の残業時間が長くなったり、休日出勤を命じられる頻度が高くなってきます。

考えられる理由の一つは、退職者が増えて仕事が全員に分散されている可能性です。

そして残業時間が多くなると、長時間労働をするのが当たり前という悪い雰囲気になります。

人間の集中力には限りがあり、長時間働いても仕事の効率は下がる一方でなかなか完了しません。

わざとダラけているというより、自然にそうなってしまうものです。

 

結果としてだらだらと仕事をするのが当たり前のような社風へ変わってしまい、社員の生産性が著しく低下します。

長い残業と休日出勤で社員がリフレッシュする時間もないため、一人あたりのパフォーマンスも落ちていくでしょう。

社員全体のパフォーマンスと生産性が下がった状態で、傾いた会社の業績の立て直しはほぼ不可能に近いのではないでしょうか。

悪口や不満ばかりもらす

潰れる会社は、社員が会社や上司の悪口や不満ばかり漏らすようになります。

雰囲気は常に殺伐としており、そのような状況でチームワークを発揮しながら顧客を感動させる仕事がデキる様子をイメージできますか?

社内だけでなく、顧客の悪口を言い始めたりしたらもう最悪です。

これは社員が目先の利益しか考えなくなっているという証ですので、未来を見据えた良い仕事などできるはずがありません。

お客さんに八つ当たりするような態度を取るなどあり得ないです!

顧客もナメた対応をする社員に対して怒りを覚えますし、口コミで叩かれ、さらなる業績不振になります。

そしてシンプルに、そんな環境で働き続けるのはイヤですよね。

単純にそんな空気の悪い環境で働くのもキツいですし、チームの連携もうまく取れないので仕事のクオリティも悪化していくだけ。

社員の会話の中身がネガティブを占めるようになったら、会社はかなり良くない状態になっている思ってください。

周りと一緒に悪口を言うか、環境を変えるために行動するか、どちらが賢い選択になるでしょう?

気が付けば同僚が転職活動

優秀な人ほど潰れそうな会社を真っ先に辞めると解説しましたが、その後に起きるのは同僚の転職活動です。

優秀な人が辞めたのをきっかけになり、辞める決意が固まる社員も出てくるでしょう。

残業の合間にスマホで転職サイトを利用したり、有給休暇を取得しながら面接を受けるなどして、会社が潰れる前に転職先を見つけます。

うかうかしていると、あなただけが沈みかけの船に取り残されてしまうという事態になりかねません。

あなただけが取り残されたという状況にならないように、早めに次のステップを考えて行動しなければなりません。

会社の未来を嘆く暇があったら、早く転職活動を始めたほうが良いです!

潰れる会社の雰囲気を察したらするべきこと

3つの矢印

「自分の会社はもうダメかもしれない」と感じていながら働き続けるのはリスクがあります。

会社の危険な前兆が見えてきたときにあなたが取るべき行動について解説します!

社内の情報収集

もしかしたらこの会社マズいんじゃないか」と雰囲気を察知したら、まず行うべきは社内の情報収集でしょう。

あなたが今後のキャリアをどうするかを考えるにあたり、会社に留まるべきか転職すべきかを判断する材料になるからです。

社内で情報収集する方法

  • 同僚や部下と雑談する
  • 社内の事情通に話を聞く
  • 上司たちの会話に聞き耳を立てる

同僚や部下と「今の会社を見てどう思うか」という話題で何気ない雑談をしてみると、思わぬ情報が手に入る可能性があります。

社内の事情通に話を聞いたり、上司たちの話に聞き耳を立ててみると会社を取り巻く問題の全体像が見てくるでしょう。

社会を生き延びるには兎にも角にも情報収集が大切なので、まずは自社の状況を把握するところから始めてみましょう。

会社の雰囲気と情報を照らし合わせると、深刻度が分かります。

早めに資格取得やスキルアップ

ここまで解説してきた特徴に当てはまるほど会社が倒産する可能性が高いので、兆候があれば早めに資格取得やスキルアップをしておきましょう。

資格取得しておくと、転職がスムーズに決まる可能性があります。

今は転職先をイメージできなくても、興味のある資格を探した行動がきっかけで、自分が挑戦したいと思える分野が見えてくる場合もあります。

ただし、潰れかけている会社は残業や休日出勤など自分の時間が取りにくくなるのが難点です。

だからこそ早めに前兆を察知して、情報収集も転職活動も早めに取り掛かる必要があります。

とはいえ、どのような資格が自分の転職を有利にしてくれるのか、どこから手をつければ良いのか分からないという方もいますよね。

潰れる前に転職活動し退職

「潰れる会社の特長が当てはまるとは言え、すぐに潰れないだろう」と油断するのは危険です。

潰れるときはあっという間に倒産します。

そうなれば何の準備も出来ていないまま無職となり、有給も使えない状態で転職活動を余儀なくされます。

そのような状態でなかなか転職先が決まらない場合、日々貯蓄が減っていく不安と戦いながら転職活動を続けなければなりません。

潰れる会社で頑張るのは時間がもったいないです。いずれ潰れる職場に居続けたい理由がありますか?

自分の会社がいずれ潰れそうだと感じているのなら、早いうちに転職活動を始めたり、情報収集を始めましょう。

転職サイトは無料で利用できるので、ひとまず登録だけしていつでも使えるようにしておくのがおすすめです。

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まとめ:潰れる会社の雰囲気を察したら転職の準備

今回の記事では、潰れる会社や社員の雰囲気を詳しく解説しました。

どれだけあなたが優秀な社員だったとしても、一人の力だけで倒産寸前の会社は救えません。

明らかにネガティブな未来しか見えない会社で自分の時間を使うよりも、気持ちよく能力を活かせる職場で働くほうがずっと有意義ではないでしょうか?

あなたがもっと個性と才能を発揮できる場所はきっと見つかります!

 

会社が潰れる雰囲気を察知したら、早急に転職活動の準備を始めておきましょう。

あなたのキャリアの転換期だと思って会社に見切りをつけ、新しく活躍できる職場を探してみてください!